鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

ポール時代の叡電 デナ21形122

2011-11-21 | 思い出のひとこま

 新緑の季節を行く京福電鉄鞍馬線のデナ21形122号です。まだ、集電装置はポールなんですよ。
 現在は叡山電鉄になっていますが、鞍馬電気鉄道が1928年(昭和3)に開業したときに新製された車両だそうです。

 これも高校時代の撮影だと思います。ぶらっと思いついて鞍馬線の二ノ瀬駅あたりに行き撮ったものだと記憶しています。行き先表示も円板の「出町柳」。窓を通して見える車内は結構な混雑がうかがえます。
 京福時代の叡電の乗務員さんは詰め襟制服が有名でした。出町柳や鞍馬などに到着すると、シングルポールの集電装置を詰め襟の車掌さんがロープを引っ張ってぐるうっと回していました。

 いまや叡山電鉄となってパノラマウインドウが売り物のデオ900形「きらら」が大勢の観光客を乗せて走る鞍馬線。

 かつてはこんな、のどかな姿を見ることができました。


1970年代 京福鞍馬線 二ノ瀬付近 アサヒペンタックスSPF

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コメント (6)
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