鉄ある記

鉄道写真を中心に、京都の街角の情景なども写真で紹介していきたいと思います

国鉄時代の思い出 保津峡交換

2011-11-20 | 思い出のひとこま

 夕暮れまでもう少し。夕日が稜線を照らすものの谷は一足先に暗さを増していく。国鉄山陰本線・保津峡駅。現在の嵯峨野観光鉄道保津峡駅だが、現在のJR西日本の保津峡駅はまだ影も形もない。

 白金のような保津川の流れに保津峡駅名物の吊り橋がかかっている。この橋を渡ったところに茶店があったなあ。この橋を渡り清滝へ紅葉狩りに行ったり反対方向の水尾の集落から愛宕山にも登ったりもした。しかし、何より思い出は小学生のころ、この橋をわたって保津川沿いに亀岡方面に向い、峡谷を行く梅小路のC57を撮っていたこと。

 この写真はそれからはるかに後、高校時代に撮ったもの。急行「丹後」だろうか。キハ58・28の堂々とした編成が京都に向かう。そして反対側にはDD51牽引の客車列車が停車中だ。元の画像を拡大してみたら、キハ58・28は10両もの長大編成。客レもDD51と客車9両の10両編成だ。

 高校時代に山陰本線を撮った写真は少ない。先日、たまたま古いポジをいくつか見つけたので、デジタル化してみたものの中にあった。市電の写真同様、時折、紹介してみたい。

1970年代後半 国鉄山陰本線保津峡駅俯瞰 アサヒペンタックスSPF

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安土城下を行く3092レ

2011-11-20 | EF510

 1週間前の撮影です。JR西日本琵琶湖線の能登川-安土でオーシャンアロー救援甲種を撮影した後、北陸からの貨物3092レまで撮影しました。
 甲種の後、しばらく晴れていましたが、急に冷たい風は吹き始め空に灰色の雲が広がりました。これはひょっとすると雨が来るか、と思うほどで、新鶴見機関区所属のEF65PF牽引の5087レ通過時などはいわゆる、どん曇りでした。こうなると絵的にはよくありません。曇りは曇りなりに絵になる場所ではないので、記録の世界になります。

 ところが、3092レの接近時刻になると、空が明るくなり始めました。能登川方向のトンネルの手前に陽が差しています。さあ、あの光がこっちまでやって来るか。トンネルの出口にEF510特有のライトが見えました。すると、光もだんだん手前に広がってきます。レッドサンダーEF510の赤は陽光に映えますので、ここはやはり晴れてほしいところです。

 しかし、そううまくは行かないのが世の常。陽光の広がりより列車の速度の方が上回っていました。しかし、全体に明るく、明暗がはっきりしたマンダラ状態は避けることができました。まあ、これなら私的にはOKの世界です。背後の雲の表情にも変化があり、好みですから。

2011-11-13 JR西日本 東海道本線能登川-安土 3092レ EF510-18
Nikon D700,AF-S NIKKOR 70-200mm F2.8G ED VR2,98mm,ISO 400
1/1000秒,f6.3,WB:晴天

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