MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

「RailSearch」とリンク開始致しました

2006-06-20 | Weblog

皆様、本日も「MAKIKYUのページ」をご覧頂きましてありがとうございます。


本日より、「RailSearch」(UNO!様)とリンクを開始致しましたのでご案内致します。

「RailSearch」は鉄道・電車好き必見のHPを集めた検索エンジン型のリンク集です。

鉄道関連のサイトがこの「MAKIKYUのページ」を含め2000以上登録されており、鉄道関連の検索をされる方には非常に便利なサイトです。

URLは以下の通りです。
http://ok.vis.ne.jp/cgi/search/rank.cgi?mode=r_link&id=2198


また同時に、「RailSearch」を管理されているUNO!様のHP「INTERNET総合鉄道部」にもリンクを開始致しました。

こちらのサイトは鉄道写真を中心に、列車の走行音なども扱われています。

URLは以下の通りです
http://ok.vis.ne.jp/cgi/search/rank.cgi?mode=r_link&j_opt=1&id=2198



画像は管理人のUNO!氏が現在茨城県に在住との事で…
それにちなんで、茨城各地の電化線区(といっても常磐線と水戸線だけですが・・・)で走る415系列(先頭車はクハ401・日立駅にて)、これも新車代替(E531系導入)で近い将来見られなくなります。


阪神5500形

2006-06-20 | 鉄道[近畿・スルッとKANSAI加盟社局]
最近某ファンドによる阪神株問題が連日騒がれ、それもあって「MAKIKYUのページ」でも以前に1度阪急電車(9300系)を取り上げましたが、どうやらTOB成立との事で…10月には「阪急阪神ホールディングス」が発足し、戦後初の大手私鉄再編が実現する模様です。

という事で、今度は阪神電車を取り上げたいと思います。

阪神電気鉄道はその名の通り、大阪と神戸を結ぶ電車で、梅田~元町の本線と他に西大阪線・武庫川[Mukogawa]線の2支線で成り立っており、他に沿線で路線バスも運行しています。

また沿線の甲子園[Koshien]には有名な甲子園球場があり、ここは阪神Tigersの本拠地になっている事でも有名です。

阪神電車は急行用の車両を赤胴車、普通用の車両を青胴車と下半分の塗装を分けているのも特徴で、青胴車は駅間の短い区間で高加減速運転を行う為に非常に加速が高く設定され、加速時に体が倒れそうになる程です。

ただ最近は急行用が赤系統、普通用が青系統の塗装である事は変わりないものの、白胴車とでも言った感じの上部をそれぞれの塗装にしたものが導入されており、以前の車両に比べてスマートなイメージを受けます。

今日紹介する5500形は普通用の新型車両で、上半分がブルーで胴が白(正確にはシルキーグレーと呼ばれる淡いグレー:MAKIKYUは勝手に白胴と呼んでいます)ですが、近年のVVVFインバーター制御車にしては珍しく、高加速性能を確保する為に全電動車(全ての車がモーター付)となっています。

また内装も寒色系でありながら高級な感じで、旧来の青胴車と異なり座席のモケットもブルー系のモノが使われているのも特徴です。

この車両は時々西大阪線にも出没し、ここでも乗車した事がありますが、主に本線の普通で使用されています。(写真は西大阪線・西九条[Nishi-Kujo]駅にて)

普通列車専用なので、主に優等列車を利用する他所の人間にはあまり縁のない電車かもしれませんが、MAKIKYUは阪神で一番気に入っている車両で、阪神に乗車する時は敢えてこの車両を選んで乗る事もあります。

阪神間をこの車両の普通で乗り通した事も2回あり、内1回は何度も優等列車に抜かれながらの道程でしたが、それでも以外に時間が経つのが早かった気が…

こんなMAKIKYUですので、今度はそのうち更に時間がかかる三宮~阪神尼崎間の阪神電鉄バス乗り通しでも、と思っています。

皆様も時間に余裕のある時は青胴車、ならぬ白胴車に揺られて阪神間をのんびり移動されては如何でしょうか?

関東バス

2006-06-19 | バス[首都圏]
MAKIKYUのページでは以前、栃木県の関東自動車や茨城県の関東鉄道を取り上げてきましたが、こうなるとここも忘れては…という事で今日は東京の「関東バス」を取り上げさせて頂きます。

関東バスは東京のJR中央線沿線ではお馴染みで、中野区・杉並区や武蔵野市・三鷹市などを営業エリアとするバス会社ですが、中野[Nakano]や吉祥寺[Kichijoji]辺りでは多数の同社バスを見かけ、また新宿にも乗り入れて来るのでご存知の方は大勢いらっしゃるかと思います。

ちなみにこの関東バスは、以前関東自動車の記事でも触れましたが、栃木で「関東バス」と名乗っている関東自動車とは何の関係もありません。

この関東バスの路線は中野駅~中村橋[Nakamurabashi]や吉祥寺駅~西武柳沢[Seibu-Yagisawa]駅など、この地域を鉄道で移動するには不便な南北方向の路線を多数運行しており、路線によっては1時台まで深夜バスを運行しているのも特徴です。

車両は結構特徴あるモノが多数導入されており、その典型が写真にある富士重工製の車体に日産ディーゼルの下回りを載せた、3ドアで短尺の大型車両で、しかも機械式オートマチック(E-MATIC)を採用した車両が多い事が特徴です。
(富士重工製の車体で日産以外の下回りを載せた車両もありますが、かなり少数派なのでMAKIKYUも乗車したのは1回?…なかなか遭遇できないです)

写真の車両は関東バスの大半の路線で見られますが、最近はバリアフリー対応の関係もあって、一般的な前中扉の国土交通省標準仕様ノンステップ車が多数導入されています。

そのため同社の車両の特徴は大分薄れてきていますが、一方で導入される車両の種類は以前より多く、各メーカーの標準的な車両が次々と姿を現しています。


東野交通(3)

2006-06-18 | バス[北関東]
(この画像は以前、宇都宮営業所内で許可を得て撮影したものです)

今日はもう1台、東野交通の車両を紹介します。

この写真の車両は三菱ふそう製大型路線車のNEW AEROSTARと呼ばれる車両で、東京・神奈川辺りでもお馴染みの車両で、塗装は東野交通ではお馴染みの赤と白の塗装、同社では比較的新しい低床ワンステップ車両です。

栃木県共通カードのデザインにも採用されているので、宇都宮で日頃路線バスを利用される方は東野交通をあまり利用しない方でも、この車両を見た事があると思います。

また東武系列のバス会社はいすゞや日野の車両が多く、三菱ふそう製バスはあまり走っていないのですが、東野交通では三菱製の車両も多く、この車両が走っている姿も宇都宮市内ではよく見かけます。

この車両は前扉のすぐ脇に側面行先表示機が設置されて前乗り前降りの乗降方式に対応した仕様になっていまして、この車両に限らず東野交通の自社発注車両はこの様な車両が多い事も特徴です。

(関東自動車は自社発注車でも、普段使わない後扉近くに行先表示の出ている車両が多いです)

東野交通の車両はまだまだバラエティがあり、他の車両も近日中に追って紹介したいと思います。

東野交通(2)

2006-06-18 | バス[北関東]
今日は以前に一度栃木県民の日(6月15日)に取り上げました、東野交通の車両について取り上げさせて頂きます。

この写真の三菱ふそう中型車(AEROMIDI)は東野交通に割合最近導入された車両と見られ、その事はナンバープレートが物語っていますが、その割には余り新しい感じがしません。

というのも、この車両もどうやらJRバス辺りからやって来た中古車の様で、それでも東武グループの貸切車両と同じ塗装をしています。

同じ栃木県の関東自動車は最近導入される車両の中でも、新型の低床車両のみを新塗装にしているのに対し、こちらは中古車でも最近来た車はこの塗装にしている様で、この車両の場合は中扉部も一部塗装されているのが特徴的です。

またこの車両に限らず東野交通の車両は、「New 108」と書かれたロゴが掲出されているのも特徴で、東京の大手某社の「109」と同じ発想でしょうか?

今日は以前から東野交通ではお馴染みの、白と赤の塗装の車両も1台紹介します。

BOOKMARK(リンク)追加のお知らせ(060617)

2006-06-17 | Weblog

皆様、本日もMAKIKYUのページをご覧頂きありがとうございます。

以下のサイト様へのリンクを開始致しましたのでお知らせ致します。


「おまけ鉄ブログ」(おっとっと様)
MAKIKYUが最も羨む小田急沿線に居を構えられている、おっとっと様のサイトです。
地元の小田急線や近隣の東急などの大手私鉄をはじめ、首都圏とその周辺を走る地方私鉄を多数取り上げているサイトです。
また国内の他地域や、遠く離れた中国の鉄道も取り扱われており、どちらかと言うと最近の新型車両よりも、渋い味わいを醸し出している旧型車や希少車をメインに取り扱われています。
写真の車両に惹かれる様な方には特にオススメのサイトです。
(写真は茨城県を走る日本一古い気動車(?)・鹿島鉄道のキハ600形です)
URLは以下の通りです
http://wind.ap.teacup.com/ottotto/


「red star's Blog」(red star様)
千葉県内に居られ、小田急線や東武をご贔屓にされているred star様のサイトです。
小田急や東武、それに地元のJRや近隣のTX(つくばエクスプレス)をはじめ、各地の鉄道やバスを扱われています。
なおこちらのサイトへのリンクは事情により、現在MAKIKYUのページからの片乗り入れとなっています。
URLは以下の通りです
http://blog.goo.ne.jp/yasunarit2005/


小湊鐵道バス

2006-06-17 | バス[首都圏]
昨日MAKIKYUは仕事で急遽千葉市内へ行く事になったのですが、その際小湊[Kominato]鐵道を利用する事になりました。

鉄道に詳しい方なら何で千葉市内で小湊鐵道?、それなら市原[Ichihara]市では?と思われるかもしれませんが、これは路線バスの話です。

同社は市原市の五井[Goi]を起点にした鉄道があり、首都圏にありながら独特の鄙びたムードが良いものですが、規模は小さくバスの方が主体で、こちらは千葉市内や市原市内、それに外房線沿線の大網[Oami]・茂原[Mobara]・勝浦[Katsuura]など結構広範囲で運行されています。

この小湊鐵道バスは千葉市内に乗り入れていながらも、他社とは異なりバス共通カードが利用できない難点もありますが、国産4メーカー全てを導入しており、なかなか特徴的な車両も結構走っています。

また首都圏では比較的珍しくなった、床が板張りの車両が多数運行されているのも小湊鐵道バスの特徴で、東京都心から容易にアクセスできる千葉駅辺りでも低床車両以外は大抵床が板張りの車両です。

そのため千葉駅で同社のバスを待っていると、行先を選ばなければ大抵は10分も待たずに独特な感触と香りを堪能できるバスに乗車できます。

そのため千葉駅発着の大抵の路線が経由する千葉駅~県庁前間辺りでは乗車も比較的容易で、またこの区間をはじめ千葉駅周辺の一部区間は100円運賃区間(但し現金のみ)となっているのでオススメです。

MAKIKYUも昨日は千葉駅を発着する某系統の100円運賃区間に乗車しましたが、本数が決して多いとは言えないこの系統でやって来た車両は、さほど古くない中型車にも関らず往復共に床が板張りの車両で、最近首都圏ではこの様なバスに乗車する機会が少ないので有り難い限りです。

最近千葉市内では低床車両の導入が進み、既存車両(特に大型車)の長南地区(茂原等)への転属が相次いでおり、また同社エリアは首都圏の排ガス強化地域も走る関係で中古車両の導入もあまり考えられませんが、床が板張りの車両もまだ暫くは千葉市内でも活躍しそうです。

首都圏在住の皆様、たまには床が板張りのバス乗車を狙って小湊鐵道バスに乗車されるのは如何でしょうか?


(写真の車両は昨日MAKIKYUが乗車した車両と同じ日野製中型車レインボーRJ・稲毛海岸駅~千葉駅間の路線で運行されている際のものです)

韓国の交通カード

2006-06-16 | 鉄道[大韓民国・広域電鉄/地下鉄等]
韓国の鉄道・そしてバスも取り上げるなら…という事で、今日は地下鉄や市内バスで通用するICカード乗車券についても取り上げます。


韓国はIT先進国として知られていますが、クレジットカード(韓国では信用カードと言います)やICカードに関しても日本を凌ぐのではと思う程導入が進んでおり、現在韓国を運行する地下鉄は各都市ともICカード対応になっている程です。(但しソウル~仁川Incheonを除き共通利用は不可)

MAKIKYUが初めて韓国を訪れたのは4年前ですが、その時には既に釜山BusanやソウルではICカードでの地下鉄利用は可能で、また同じカードで市内を走る大半の路線バスも利用できたので、日本ももっと頑張ってもらわなければ…と思う程です。

その後日本でもICカードの導入が進み、MAKIKYUの手元にもJRや一部の私鉄・路線バスで利用できるICOCAをはじめ、Rapica(かごしま共通カード)などのICバスカードがありますが、皮肉にもMAKIKYUのICカードでのバス初乗車は釜山であり、電車・バス相互利用という意味では随分遅れをとっていると言わざるを得ない状況です。

現在MAKIKYUの手元にある韓国の交通カードは釜山のHANARO CARDとソウル(首都圏)のT-moneyの2種類で、これらの特徴としては日本のICカードの様にデポジット(預かり金)を払うのではなく、カード自体を購入する(MAKIKYUが持っているT-moneyの場合W1500ですが、現在は変わっている模様)のが特徴で、その代わりに地下鉄・バス利用時に運賃が約10%程割引となります。(チャージの際にプレミアは付きません)

普通のカードサイズの他に高級型と呼ばれるキーホルダーの様な形をしたモノ(値段も少し高い)も出回っており、これを携帯電話にストラップ代わりに付けて利用している姿もよく見られますが、初めて見た時は驚かされたものです。

また最近韓国の首都圏(韓国でも首都ソウルとその周辺の仁川・京畿道Gyeonggi-doをこの様に呼ぶ)では電車(ソウル・仁川の地下鉄と韓国鉄道KORAILの首都圏電鉄線)・バスの運賃が一体で計算される画期的な新運賃制度が導入されており、これは利用距離に応じて運賃が差し引かれ、電車を降りてからバスに乗車する場合や、バス同士を短距離で乗り継ぐ際、乗車の度に初乗り運賃が課される事もなく非常に便利です。

ただしこの運賃通算はカード利用時のみ適用となり、現金乗車時には適用されない他、レッドバス(広域急行バス)やソウル市以外を走る大半のバス、それにソウル市内の一部路線(概ね他の市へ直通するもの)等は適用されないので注意が必要です。

またソウルでカード(T-money)を使用してバスに乗車する際は、前乗り中降りの先払い(現金の場合大半が均一運賃)方式ですが、カード利用時は下車時にも降車口付近のカードリーダーにタッチする必要があります。(そうしないと乗継割引が適用されません)

また交通カード機能付き信用カード(恐らくPiTaPa!の様な後払い)で乗車する客が多く見受けられ、青少年カード(日本でも一部のバス会社等で通常より割引率の高い学生回数券・カードを発売しており、MAKIKYUも何度か利用した事があります)が設定されている事も注目です。

皆様も色々なICカードを利用されているかと思いますが、韓国へ行かれた際もICカードの利用は如何でしょうか?


写真:左上がHANARO CARD(釜山)・左下がT-money(ソウル)のICカード
右側は地下鉄の乗車券(上:ソウルの小児券)(下:大邱Daeguの普通券・IC内蔵)です

韓国の路線バス

2006-06-16 | バス[大韓民国]
今日は新カテゴリー、お隣の国・韓国の路線バスについて取り上げさせて頂きます。

韓国は日本から見るとかなり国土が小さく、それでいて人口は4000万人以上という事で人口密度は日本以上、その事もあってか首都圏(韓国でも首都ソウルとその周辺の仁川Incheon・京畿道Gyeonggi-doをこの様に呼びます)をはじめ、地方でも各地で30階建て位のアパート(韓国ではこの呼び方ですが、日本でいう所の高層マンションや団地です)が立ち並ぶ光景が随所で見られます。

そんな状況にも関らず鉄道の整備が遅れており(というより日本の首都圏や京阪神が特別かもしれません)、その反面道路の整備が非常に進んでいる(国土が狭いにも関らず、片側3~4車線程度は当たり前です)という事もあり、都市内・都市間共バス交通が日本とは比べ物にならないほど充実しており、街中を走るバスの数の多さには驚かされます。

案内表示は基本的に韓国語のみ(釜山Busan等では一部に漢字を併記したものも見たことがあります)、停留所の時刻も始発と終車時刻、それに配車(運転)間隔が書かれているだけで詳細な予定時刻が書かれていない等、外国人にはやや使いにくい所もありますが、反面市内バスは全て前乗り前払い(殆どが均一運賃)でそれも大半がW1000以内という運賃の安さは魅力です。

またDynamic KOREA!と銘打って観光PRをしている国だけあるのか、バスの運転も非常にダイナミックで、急発進・急停車、発車後のドア扱いや無理な割り込み、クラクションの連打など、日本とのあまりの違いに驚かされますが、脇に巨大なアパートが乱立する片側4車線以上はある道路(韓国は日本と逆の右側通行です)の右側を疾走するバスに乗車し、韓国語のアナウンス(日本と異なりGPSを使用している様です)やラジオ(運転士が任意で流しています)が流れる車内に身を置くと嫌でも韓国にいる事を実感させられ、MAKIKYUは定番の観光地を見ているよりずっと韓国らしく面白いのでは…と思う程です。

これから先、気が向いた時に韓国のバスについて、鉄道と平行して取り上げて行く予定ですので宜しくお願いします。

皆様も韓国路線バスの旅は如何でしょうか?

今日は栃木県民の日―という事で…東野交通

2006-06-15 | 鉄道[北関東]
今日6月15日は栃木県の「県民の日」という事で…今日から栃木県を代表するバス事業者・東野交通について何度か取り上げて行きたいと思います。


東野交通(「とうや」と入力すると漢字変換できず、読み難いです)は、このページでも何度か取り上げた関東自動車と共に、宇都宮[Utsunomiya]市内やその近郊を運行しているバス会社で、東武グループに属する会社です。

この会社の路線は宇都宮~真岡[Moka]や宇都宮~益子[Mashiko]といった、宇都宮から東側へ向かう路線がメインで、特に1日20本以上が運行される真岡行きはこの会社の大幹線で真岡鐵道に乗り継ぐ際のアクセスとしても活用でき、これらの路線は栃木県共通バスカードも利用できます。

また宇都宮市内の路線や、宇都宮から北側の氏家[Ujiie]・喜連川[Kitsuregawa]・小川[Ogawa]などへ向かう路線、それに県北部の大田原[Otawara]や黒磯[Kuroiso]などでも路線バスを運行しています。

この会社も関東自動車と同じく前乗り前降りの乗降方式を採用しており、中扉は締め切りとなっているのが特徴で、またこちらも新車導入とあわせて首都圏などからの中古車両導入も積極的に行っています。


車両の種類も色々ありますが、今日紹介する車は日野自動車の「レインボーⅡ」と呼ばれる中型バスで、近年のいすゞ製中型バス「ERGAMIO」と同等の車両を日野ブランドで出している車両です。

このタイプの車両は大都市から地方まで各地で見られるポピュラーな車両で、これからも各地で増備が見込まれます。

この車両は東野交通でお馴染みの赤系統の塗装ではなく、東武グループ各社の貸し切りバスと同様の塗装をまとっており、近年の東野交通の車両はこの塗装になっていますが、一般路線でこの塗装のバスが走っていると、違和感を感じるのはMAKIKYUだけでしょうか?


東野交通の車両に関しては、今後も何度か取り上げて行く予定です。

韓国高速鉄道KTX(2)

2006-06-14 | 鉄道[大韓民国・KORAIL列車]
写真は韓国高速鉄道KTXの一般室(日本の普通車相当)車内の様子で、他に一部車両が特室(日本のグリーン車相当)となっています。

この一般室、座席はかなりスマートな感じですが、見た目通り座席は結構狭く、足を組むものなら、さほど大柄でないMAKIKYUでも前の座席に膝が当る程で、残念ながら一般の列車の方が座席に関しては上等な感じです。

その上この座席、後ろに倒れるリクライニング機構は付いておらず、代わりに座席が少し前にせり出すのですが、これを使うとただでさえ狭い座席が尚更狭く感じてしまいます。

またこの座席は回転機能が付いておらず、背もたれも転換式ではないので、約半分の座席は進行方向と逆方向を向く事になり韓国でも不評の様ですが、進行方向の座席から販売し、また逆向き座席には割引を適用するなど、KORAILも苦心している様です。

ただ特室(MAKIKYUは乗車した事がありませんが)は全座席が回転でき、また1+2列の広々とした座席が並んでいる様ですので、多少高くても…という方にはこちらの方が良いかもしれません。

ちなみに釜山Busan~ソウルまで乗車した場合、一般室で45000W(日本円で5000円強)、特室で60000W(同7000円強)となっています。

このKTX、車内(特に一般室の座席)に関しては苦言が目立ってしまいましたが、高速列車だけあり、高速新線区間での速度の面では一般列車より遥かに上を行っており、(韓国の)国内航空に対する権威にもなっている様です。

またTGV相当の車両に、日本のすぐ近くで乗車できると言う意味では、韓国へ行く機会があるなら乗車の価値は充分あると思います。

皆様もKTXへのご乗車は如何でしょうか?

韓国高速鉄道KTX

2006-06-14 | 鉄道[大韓民国・KORAIL列車]
今日はお隣の国、韓国の高速鉄道KTXについて紹介したいと思います。

韓国の高速鉄道KTXは2年前の2004年春、九州新架線開通とほぼ時を同じくして(九州新幹線の方が少し早いです)開通し、MAKIKYUも昨年初めて乗車できました。

この高速鉄道は、フランスのTGVの技術を導入しており、ソウル~釜山Busan間の京釜Gyongbu線をはじめ、全羅道Jeolla-doへ向かう湖南Honam線方面へも運行されています。

ただこの高速鉄道は、日本の新幹線と異なり全線が高速新線ではなく、一部区間のみ高速線を運行し、高速線区間はソウルの南側~大邱Daeguの北側までの間(途中大田Daejeon付近は在来線)に限られ、京釜線の大邱以南の区間や湖南線では在来線に乗り入れて運行します。

その為ソウル~釜山間を運行するKTXでは、現在400㎞強の距離を約2時間半~3時間程度で運行しており、大邱以南の区間での高速線建設が今も進められています。

この様なシステムが実現できるのも、韓国鉄道(KORAIL)の在来線が世界標準軌(1435mm)を採用しているので、本家フランスのTGV同様、高速鉄道と直接乗り入れできるからこそなせる業です。

このKTX、日本・福岡から高速船で僅か3時間足らずの釜山へ行くと乗車でき、運賃もソウルまで乗車しても日本円で5000円程度、日韓共同きっぷやKOREA RAILPASS(韓国鉄道が乗り放題の外国人専用パス)でも乗車できます。

遠くて高い本家フランスのTGVはそう簡単に乗れるものではありませんが、KTXなら比較的容易に乗車でき、他にも韓国には容易に乗車できる魅力的な列車が色々走っています。

MAKIKYUのページでもこれから韓国の鉄道を色々紹介して行く予定です。皆様も是非韓国鉄道の旅は如何でしょうか?
(車内の様子は別記事で紹介します)

関東鉄道の路線バス

2006-06-13 | バス[北関東]
昨日は関東鉄道の新型車両キハ2400形と、同車の体験運転について取り上げましたが、今日はこの関東鉄道の路線バスを取り上げたいと思います。

関東鉄道はバス事業もかなりのウエイトを占めている会社で、高速バスを東京駅辺りで見た事がある方も多いと思いますが、路線バスも茨城県の水戸以南各地で運行しており、土浦やつくばをはじめ、東京から比較的近い取手や龍ヶ崎辺りでも多数の関東鉄道バスを見かける事ができます。

この関東鉄道のバスは国産4メーカー全ての車両を導入しているので車両の種類が豊富で、最近首都圏では乗車する機会が少ない床が板張りの車両が多数走っているのも注目です。

また近年では新型の低床車両と合わせ、首都圏の1都3県(東京・神奈川・埼玉・千葉)では規制によって使用できなくなった中古車両の導入を積極的に進めているのも特徴で、特に最近はグループの京成バスから移籍して来る車両が多く見られます。

写真の車両も京成バスから移籍してきた車両で、東京都内で使用されていた車両は中扉が幅広の4枚折戸となっているのが特徴です。またいすゞ車は写真のキュービック以外に富士重工製の車体を載せた車両も走っており、どちらも関東鉄道バスでは比較的ポピュラーな存在です。

この他にも色々な車両が走っていますので、また機会があればその内紹介したいと思います。

MAKIKYUが運転した事のある列車

2006-06-12 | 鉄道[北関東]
この記事のタイトルは「MAKIKYUが運転した事のある列車」とありますが、MAKIKYUは鉄道会社に勤務している訳ではなく、またかつて勤務していたという訳でもありません。

従って「動力車操縦免許」(鉄道車両の運転免許の事で、日本では電気・内燃<ディーゼルの事>・蒸気と動力別に資格が分れ、更に新幹線や道路交通法に基づいて運行される路面電車は別個。鉄道会社に在籍していないと試験を受験できません)は当然持っていませんが、鉄道車両の運転は1度だけあります。

その訳はと言いますと、勝手に何処かの路線を運転した訳ではなく、関東鉄道で毎月1回・日曜日に実施している「気動車体験運転」に1度参加しているからです。

この体験運転では、水海道[Mitsukaido]車両基地内の短い区間ですが、有料(5000円)で同社の営業線で活躍している新旧2種類のディーゼルカーを運転できます。

その内の1つが今日紹介したキハ2400形で午前中に、もう1つは旧国鉄キハ35形(関鉄での形式はキハ350)を午後に運転です。

中学生以上であれば余程の問題がない限り誰でも参加できますが、予約制で先着20名様限りで、早めに予約の必要があります。

この記事の公開段階ではまだ空きがある様ですので、興味のある方は同社HPへhttp://www.kantetsu.co.jp
参加費は5000円(昼食付)なので決して安い金額ではありませんが、自動車運転免許の教習でも1時間でそれに近い値段を払う事を考えると、鉄道車両に興味のある方や、変わった体験をしてみたい方には充分過ぎる価値があると思います。

ちなみに運転についてですが、体験運転では最高時速15㎞/hに限られるとはいえ、それでもブレーキが結構難しいです。(発進は割合容易です)

またこの様な体験運転は、首都圏では関東鉄道以外に鹿島鉄道や小湊鐵道でも時折実施される様ですので、興味のある方は如何でしょうか?

ちなみに写真は、今日もう1つの記事で紹介したキハ2401の運転台です。

関東鉄道 キハ2400形

2006-06-12 | 鉄道[北関東]
先月MAKIKYUは宇都宮へ(5月17日の記事を参照)出掛けましたが、その帰りには真岡鐵道~関東鉄道常総線という経路を利用しました。

関東鉄道は常総線(取手[Toride]~下館[Shimodate])と龍ヶ崎[Ryugasaki]線(佐貫[Sanuki]~龍ヶ崎)の2路線を運行し、常総線の南側は東京の通勤圏で複線にも関らず、全線が非電化という事でも有名です。

また茨城県南部一帯で路線バスを運行し、高速バスも多数運行している会社ですが、京成グループの一員である事から列車やバスの車体には東京でもお馴染みの「K'SEI GROUP」のマークも付いており、鉄道線の新型車両も、京成グループの貸切バスを意識した塗装が採用されています。
また余談ですが、「関東」と名の付く東京の「関東バス」や栃木の「関東自動車」は関係ない別会社です。

その関東鉄道常総線の最新型車両がキハ2400形で、この車両は主に常総線の水海道~下館[Shimodate]までの閑散区間で、1両ワンマン運転をメインに活躍しています。先月常総線を利用した際は2403に乗車、また2401はMAKIKYUが初めて運転した鉄道車両という記念すべき存在です。(写真は下妻[Shimotsuma]で列車交換時に撮影)

常総線水海道以北の閑散区間では、路線バスと同じ様な整理券方式(後乗り前降り)を行っており、この車両はそれに合わせて造られているので、側面のドア配置に特徴があります。また車内は通勤電車タイプのロングシートでトイレも設置されていませんが、居住性は決して悪くありません。

この他水海道以北の閑散区間では、このキハ2400とほぼ同様でブレーキ方式が異なるキハ2200形(こちらは自動空気ブレーキ)という車両も走っており、この区間を乗車すると大抵このどちらかがやって来ます。

この関東鉄道は地方私鉄という事もあって運賃があまり安くないのが欠点で、下館~守谷[Moriya](昨年開通したつくばエクスプレス<TX>の乗換駅)間で1210円、~取手(常総線の終点でJR乗換駅)間で1430円しますが、この路線と真岡鐵道を乗り継いでのローカル線の旅や、通勤電車にしては異例の高速運転が自慢のTXと乗り継ぎも面白く、これらの路線とセットの割引乗車券も何種類かありますので、これらを利用するのも手です。

またこの車両の運転に興味のある方には、別途記事を用意しましたのでそちらもご覧頂けると幸いです。