MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
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2017年を振り返って

2017-12-31 | Weblog

皆様、いつも「MAKIKYUのページ」へアクセス頂きありがとうございます。

今年2017年も今日で終わりとなりますが、皆様はどの様な1年を過ごされたでしょうか?

   
MAKIKYUは横浜市から伊勢原市への転居などもあり、例年より国内旅行は少なめの年となりましたが、今年初めて東南アジア(ベトナム・ラオス・カンボジア・タイ・マレーシア・シンガポール)へ足を運ぶ機会もあり、個人的には転居と東南アジア訪問が今年の大イベントだったと感じています。

 
海外関連はこの他にも韓国・中国両国にも足を運んでおり、今後も関連記事を順次取り上げて行きたいと思っています。

 
日本国内は大手私鉄関連の話題が目立ち、特に東武日光線関連の新型特急車「リバティ」運行開始と区間快速などの廃止、南栗橋以北の急行・区間急行設定が大きな動きと感じたものでした。

  
東武以外でも西武や京王のロング・クロス可変座席車両導入、京阪のプレミムカー運行開始なども大きな話題だったと感じています。

JRは可部線廃止区間の部分復活ともいえる可部~あき亀山間の延伸が大きな話題、また災害による不通線区が目立つ年だった気もします。

 
また10月から第2期放送も行われた沼津を舞台にしたアニメ「 ラブライブ! サンシャイン!!」関連のラッピング車両が随分増え、沼津市内やその周辺の盛況ぶりの一端が現れている様にも感じたものでした。


来年は永年の懸案だった小田急線複々線化事業が完成、今年は動きが比較的少なかった小田急線の大飛躍が大イベントになるのでは…と感じていますが、大災害などのない平穏な年になる事を願い、今年最後の記事を締め括りたいと思います。

なお新年は管理人の都合により正月期間中(1日~7日)、「MAKIKYUのページ」更新を休ませて頂きます。

更新は正月明けからの予定ですが、来年も引続き「MAKIKYUのページ」を宜しくお願い致します。

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ベトナム・トーヤモットバスターミナルと運行車両

2017-12-27 | バス[東南アジア]

先日「MAKIKYUのページ」では、ベトナム・ホーチミン北郊に位置するビンズン(Binh Duong)省内を走る「ベカメックス東急バス(Becamex Tokyu Bus)」に関して取り上げましたが、MAKIKYUがベカメックス東急バスの走るビンズン省へ向かう際には、ホーチミン市内からビンズン省内にあるトゥーヤモット(Thu Dau Mot)のバスターミナルへ向かい、ここでベカメックス東急バスに乗り継いだものでした。

ホーチミン市内~トゥーヤモットバスターミナル(Ben Xi Thu Dau Mot)間は、幾つかの路線バスが走っていますが、MAKIKYUが乗車したのはホーチミン市内の北郊に位置する北東ターミナル(Ben Xi Mien Duong)~トゥーヤモットバスターミナルを結ぶ01番の路線。

北東ターミナルはホーチミン市内にある長距離バスターミナルの中でも大規模な部類、ここを起終点とする市内バスも多く、ホーチミン市内~トゥーヤモットバスターミナルを移動する際には、北東ターミナル乗継が最も無難で便利な選択肢になると思います。

ターミナル間を結ぶ01番の路線は全線乗車で片道1時間弱(道路状況などにより延着の可能性あり)、13000VND(約65円)という市内線バスに比べるとやや割高な運賃を徴収しています。


そのため観光タイプの上級車使用と言いたい所ですが、実態は韓国の広域急行バスなどを連想する大型観光タイプ前中扉車ながらエアコン未使用で窓全開状態、快適とは言い難いのは残念な所です。


トゥーヤモットバスターミナルはターミナル内で適当に降ろされ、ターミナル外との間で人の往来も絶えない状況、ターミナル内に停車中のバス撮影も比較的容易な雰囲気でしたが、ベカメックス東急バスはターミナル内には入らず脇の路上にある停留所での乗降となりますので要注意です。


ターミナル内で見かけたバスの中でも、613番のバスはホーチミン市内にあるバスターミナル(Ben Xi An Suong)~トゥーヤモットバスターミナルを結ぶ路線、MAKIKYUは時間の関係などもありこの路線には乗車していませんが、ホーチミン市内とトゥーヤモットの往復でルートを変えたい時などは、利用価値のある路線なのでは…と感じたものでした。


他の路線も白と緑の濃淡という装いの車両が主体、これはトゥーヤモットバスターミナルだけに限らずホーチミン都市圏全般に言える事で、トゥーヤモットバスターミナルでは中型やマイクロといった小さめの車両が割合多いと感じたものでした。

 
ただ中には緑系以外の装いを纏った車両も存在、その中には非常に状態が悪いのでは…と見受けられる車両も散見される状況でした。


ターミナルの奥には1台だけながら、大宇製古参大型車の姿もあり、こちらも車体の随所に錆が見受けられるなど余り芳しくない状況、車両の当たり外れがかなり激しい印象を受けたものでした。

 
また郊外一般路線が中心のターミナルながらも、都市間バスと思われる車両も発着しており、こちらは塗装を除くと韓国辺りで走っている車両と大差ない車種が主体ながら、寝台バス(マトモな写真は撮影できていませんが…)なども散見したものでした。

トゥーヤモットバスターミナル以外にホーチミン市内でもバス乗車・撮影の機会があり、こちらに関しても近日中に別記事で追って取り上げたいと思います。

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今日開業したKTX京江線~運行車両はKTX 平昌?

2017-12-22 | 鉄道[大韓民国・KORAIL列車]

来年2月には韓国・江原道の平昌(Pyongchang)とその周辺で冬季オリンピックが開催、翌3月にはパラリンピックが開催される事が決定しており、ご存知の方も多いと思います。

韓国の中でも江原道は余り交通利便性が芳しくない街が多い地域で、オリンピック開催の中心都市となる平昌も首都・ソウルからの足は高速道路利用の都市間バスや自家用車でのアクセスが一般的な街でしたが、冬季オリンピック・パラリンピックの関係者や観客輸送対策も兼ねて高速鉄道整備が進められ、晴れて今日開業を迎えています。

新たに開業した高速鉄道は京江線と呼ばれる路線、同名路線は既に京畿道内でも一部区間が開通しており、こちらは広域電鉄の通勤電車が運行中ですが、今日開業したのはこの区間とは少々離れた江原道内の西原州(Seo-Weonju)~江陵(Gangneung)間です。
(正式には江陵駅周辺は既存の嶺東線との共用区間ですが、同線は江陵~正東津間が営業休止となっており新線切替も行われていますので、実質的にはこの区間も含め新規開業といっても過言ではないと思います)

起点の西原州では中央線と接続、KTX(高速列車)は全て同駅通過となっており、北海道新幹線開業前のJR津軽海峡線中小国駅を連想させる状況となっており、KTXも西原州以西(ソウル方)は既存の中央線(近年大改良されて複線化されていますが…)などを運行しています。

 
MAKIKYUは江陵→ソウルの片道で乗車しましたが、終点駅となっている江陵駅は立地場所こそ営業休止前と同様で、韓国ではよくある新線移設で不便な寂しい場所に…という状況ではないものの、既存駅舎を解体して新駅舎を建設しています。


以前は地上駅だったものの半地下式に改められており、以前の江陵駅を知る身としては随分変わったな…と感じさせられ、ホームは既存路線(嶺東線)と今日新規開業した京江線(KTX)でそれぞれ島式1面2線、両者併せて2面4線となっています。
(嶺東線の江陵~正東津(Cheongdongjin)間運転再開はオリンピック輸送終了後となる事もあり、今日は嶺東線ホームにKTXの予備車両1編成が待機していました)


駅舎内では京江線の新線区間に関する案内展示やパンフ配布もあり、開業初日らしいと感じたものでしたが、日本に比べると鉄道に対する関心が低い国柄も影響してか、100km以上の新線開業にしては静かなスタートとも感じたものでした。

 
KTX京江線で運行する車両は、既に実績のあるKTX-山川(Sancheon)を小改良した車両で、旅客案内上も「KTX-山川」と案内しているものの、車両表記はKTX-平昌となっており、車両運用も既存の京釜線や湖南線などのKTX-山川とは別になっている事も考慮すると、正式名称をKTX-平昌にしても良かったのでは…と感じたものでした。

KTX-平昌はKTX-山川を小改良した車両ですので、紫色のKTX-山川(現在はSRTとして運行)と既存KTX-山川の要素を融合した車両という雰囲気が強く、 運行距離が比較的短い事もあってか、SRTと同様に車内に売店が見当たらなかったのも特徴と感じたものでした。

 
LCDモニターによる案内も見慣れた雰囲気、MAKIKYUが乗車した一般室車は、既存KTX-山川とはカラースキームなどは類似しているものの、 車両自体は余り新鮮味を感じるものではない気もしたものでした。

 
ただモケットの柄や座席下の足元空間などは差異があり、足元空間が広くなった事は大いに評価できる事と感じ、個人的な座席評価(一般室)はSRT>KTX-平昌>KTX-山川>>KTX(論外)という印象です。


ちなみに特室座席は2+1列配置、シートピッチも広く確保されるなど一般室との差別化が図られていますが、一部で競合する優等高速バスに比べると、見劣りが否めない印象でした。


また江陵駅を出発すると、江陵駅周辺は単線区間となっており、名鉄岐阜駅(名鉄本線)や西武本川越駅の周辺を連想させる雰囲気とも感じたものです。

地上に出て嶺東線と分岐してからも暫くは単線区間が続く状況、走行時間で6~7分程度は単線区間を走る状況でしたので、高速鉄道にしてはかなり簡素な設備で運行する路線とも感じたものでした。


東海に面する街・江陵では降雪も日陰などに僅か…という程度だったものの、山間部に入り平昌辺りになると地面も真っ白という状況で、冬季オリンピック開催地らしいとも感じたものでしたが、既存の中央線と合流するまでが1時間強、停車駅の少ない列車なら1時間足らずなのでは…という状況で、新線区間は江陵~ソウル間の移動時間短縮にも大きく貢献していると感じたものでした。

ただ既存の中央線に入ってからは、広域電鉄や貨物列車なども運行する区間を共用する事もあり、時折徐行運転を強いられるなど、新線区間に比べると列車の走りも随分異なるもので、既存路線との直通運転も容易なKTXの特徴を実感するには絶好とも感じたものです。

ソウル市内にある清凉里(Cheongnyangni)では乗客の過半数が下車、その後は漢江沿いをゆっくりと走り、高速鉄道という印象とは程遠い雰囲気のラストスパートとなりソウル駅到着、江陵からは2時間弱の道程は、最後が勿体無い印象を受けたものでした。

ソウル市内~江陵方面のアクセス向上だけなら清凉里発着でも充分な反面、不慣れな外国人旅行者の移動利便性向上や既存高速列車との乗継などを考慮すると、ソウル駅や仁川国際空港(ソウル駅から更に西へ運行)などを発着する列車の設定も必須と感じたものでした。

今後五輪開催時には観客や関係者輸送などに大きく貢献し、その後も江陵など江原道の街とソウルを結ぶ路線として大きな役割を果たす事が期待される路線ですが、KTX-平昌はオリンピック・パラリンピック終了までの期間限定なのか、それともその後もこの名称を使い続ける事になるのかも気になると感じたものでした。

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伊豆箱根バス「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバス

2017-12-17 | バス[東海]

先月「MAKIKYUのページ」では、東海バスオレンジシャトルで運行中の「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバスに関して取り上げましたが、沼津市内やその周辺では伊豆箱根バスでも「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバスを運行しています。

伊豆箱根バスは内浦地区にある三津シーパラダイス~温泉駅(長岡温泉街にあるバスターミナルの停留所名:鉄道駅ではありません)~(伊豆)長岡駅を結ぶ路線をはじめ、沼津駅発着路線なども運行しています。

沼津駅~内浦地区を直結する路線(西浦線)は東海バスオレンジシャトルが運行、「ラブライブ!サンシャイン!!」のアニメ中でも東海バスが時折登場する事もあり、ラブライバー(ラブライブ!シリーズのファン)にとっては東海バス自体が聖地巡礼(アニメで登場した箇所を巡る事を一部でこの様に呼称)の一環となっています。

これに比べると伊豆箱根バスはラブライバーの聖地巡礼手段としては分が悪いですが、その気になれば温泉駅などで乗り継ぐ事で、沼津駅~三津シーパラダイス間を伊豆箱根バスのみで移動する事も可能です。

「HAPPY PARTY TRAIN」などが走る駿豆線沿線~三津シーパラダイス間を直結する路線としても、三津シーパラダイス~長岡駅間の路線は非常に有用な存在で、東海バスオレンジシャトル西浦線は夜の上り便(沼津駅方向)の終車時刻が早く、特に土休日は尚更という状況ですので、三津シーパラダイス周辺での滞在時間を長く確保したい場合にも、伊豆箱根バス路線の存在を知っていると便利かと思います。

 
長岡駅や温泉駅なども「ラブライブ!サンシャイン!!」アニメ中に登場している事もあってか、伊豆箱根バスでも「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバスを2台運行しており、その内の1号車は三津シーパラダイス~長岡駅間の路線で運行、ラッピングデザインに関しては東海バスオレンジシャトルと同様に登場キャラクターが側面左側に4名・側面右側に5名描かれたデザインとなっています。

 
MAKIKYUは先月このバスに乗車する機会がありましたが、
車内も「ラブライブ!サンシャイン!!」登場キャラクターの装飾が至る所で見受けられ、この点も東海バスオレンジシャトルの「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング車と同様です。

 
バス自体が聖地巡礼舞台にはならないというハンディに対し、ラブライバー受けを狙って各座席に登場キャラクター9名のアイコンを散りばめたシートカバーを装備する辺りは、よく考えたな…と感じたものでした。

1号車で運行する三津シーパラダイス~長岡駅便の車内放送も、東海バスオレンジシャトルとは異なり登場キャラクター9名全てが登場、一部停留所で主人公(高海千歌)の放送が流れる東海バスオレンジシャトルよりも、ラブライバー受けを狙った車内放送は更に深度化していると感じたものでした。

 
2号車は沼津駅~多比~温泉駅~(伊豆)長岡駅を運行、こちらは沼津駅~多比間で東海バスオレンジシャトル西浦線と並行、また温泉駅~長岡駅間などでは三津シーパラダイス~長岡駅間の路線とも並行する路線で、「ラブライブ!サンシャイン!!」舞台の中でもメインとなる内浦地区には乗入れない路線です。

   
こちらも車内の改装ぶりなどは1号車と同レベルながら、車内放送は通常タイプで近年流行の音声読み上げソフトを用いたものですので、他の「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピング車両に比べるとラブライバー受けはイマイチなのでは…とも感じたものでした。

1・2号車双方共に運行ダイヤは決まっており、伊豆箱根バスHPでも案内されていますが、三津シーパラダイス~温泉駅~(伊豆)長岡駅の路線でも運行便は一部に限られていますので、2台共に三津シーパラダイス~温泉駅~(伊豆)長岡駅での運行にして「ラブライブ!サンシャイン!!」車内放送を流して運行するか、1号車の検査時などは2号車を1号車の所定ダイヤで運行するなどの取り組みがあっても…と感じたものでした。

また伊豆箱根バスは小田原や熱海などを運行する路線では、PASMOなどの全国交通系ICカード各種が使用可能なものの、三津シーパラダイス・沼津駅・伊豆長岡駅などを発着する路線(三島営業所管内)では使用不可能となっています。
(沼津周辺だと富士急グループのバスではPASMOなどが利用可能ですが、東海バスグループ各路線もICカード利用は不可能です)

回数券なども伊豆箱根バスと東海バスでは共通利用できず、それぞれの回数券を用意する必要があり、バスの乗車方式も伊豆箱根バス三島営業所管内(中乗り前降り)と東海バスグループ(前乗り前降り)で異なるなど、遠方から聖地巡礼で三津シーパラダイス周辺(内浦地区)へ足を運ぶ際には、公共交通事情に疎い方にとっては非常に利用し難い状況になっています。

ただJR東海が静岡以東の静岡県内在来線(JR東日本管轄の伊東線以外)をはじめ、「HAPPY PARTY TRAIN」の走る伊豆箱根鉄道駿豆線や、両沿線の一部路線バスが1日乗り放題になる「富士山満喫きっぷ」を設定、この乗車券で乗車可能なバス路線の中には東海バスオレンジシャトル西浦線と伊豆箱根バスの「ラブライブ!サンシャイン!!」ラッピングバス運行2路線も含まれています。

東海バスオレンジシャトル西浦線に関しては、三津シーパラダイス以西(長井崎中学校(裏の星女学院のモデルになった学校]・江梨・大瀬岬など)が通用範囲外となっていますので要注意ですが、「ラブライブ!サンシャイン!!」のラッピング車両各種への乗車を検討している場合、旅程次第ではかなり有用かと思います。
(東京都内などからの内浦地区訪問なら、小田急線で新松田まで出てJR御殿場線に乗換、その際に松田駅で「富士山満喫きっぷ」を購入すると、松田以西の別途乗車券購入区間は松田~駿河小山(片道240円)だけで済みます)

沼津周辺では「HAPPY PARTY TRAIN」や2事業者のラッピング車両以外にも、タクシーや聖地巡回ツアーバスなども運行、「ラブライブ!サンシャイン!!」関連の盛り上がりぶりは相当と感じたものでしたが、MAKIKYUは「ラブライブ!サンシャイン!!」に関しては専門外ですので、「ラブライブ!サンシャイン!!」関連車両に関する記事はこの辺りで一段落にしたいと思います。

また新たなラッピング電車やバスなどが登場するなら、関連記事公開があるかもしれませんが…

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ベトナム・ホーチミン郊外を運行するベカメックス東急バス~日本の東急バスとは様々な面で差異も

2017-12-12 | バス[東南アジア]

今夏MAKIKYUが東南アジア方面へ足を運んだ際には、ベトナム最大の都市・ホーチミンにも宿泊機会があり、その際にはホーチミン北郊のビンズン(Binh Duong)省にも足を運んだものでした。

ホーチミンは市外中心部から北西に向かった所にサイゴン駅が存在、同駅からダナンなどを経てハノイまで至る統一鉄道が走っているものの、長距離列車のみの「列車駅」となっており、大都市ながらも現段階では地下鉄や路面電車などの軌道系交通機関は皆無の状況となっています。

ただ距離的には200㎞強しか離れていない隣国カンボジアの首都・プノンペンとは異なり、市内や近郊を結ぶ路線バスは非常に充実しており、ホーチミン滞在中は何度か路線バスを利用したものでした。

その一つがホーチミン北郊のビンズン省を走る「ベカメックス東急バス(Becamex Tokyu Bus)」で、その名の通り日本の首都圏を中心に交通事業や流通事業、都市開発などを幅広く手掛ける東急グループが運行しています。


多摩田園都市などの都市開発で定評ある東急グループだけに、路線バス運行だけでなくベトナムの大手ディベロッパー・ベカメックスと合弁でビンズン省内の都市開発も行っており、都市開発エリア内にあるバスターミナル名称(写真)は「Hikari」、路線バス名称は「Kaze Shuttle」など、日本語由来の名称を多用しているのも大きな特徴です。


ベカメックス東急バスに関しては、東急線車内広告でも告知されていますので、ベトナムの路線バスというと東急が真っ先に思い浮かぶという方も居られるかと思いますが、日本とは異なる左側通行という事もあってか使用車両は左ハンドル車、日本の東急バスとは異なる車型の車両が用いられています。


東急線車内広告にもイラストが用いられている現代の大型路線車(New Super Aerocity)は、韓国で多数運行している座席型市内路線車と大差ない前中扉配置(中扉引戸)・2段ステップの天然ガス車で、何度かベカメックス東急バスに乗車した際には、この車両にも乗車機会がありました。

MAKIKYUが何度かベカメックス東急バスを利用した際には、たまたま乗務員と共に日本語会話が出来る運行管理者の方(ベトナム人)が乗車しているバスにも乗車、ベカメックス東急バスに関して幾つか話を伺う機会がありましたが、8月時点での車両台数は17台との事でした。


現時点ではまだまだ小規模な部類、まだこれからという感が強い沿線都市開発と共に今後の事業拡張が期待される事業者と感じたものでしたが、事業開始から日が浅く車両台数も少ないとは言えども、New Super Aerocity以外の車種にも遭遇、乗車機会もありました。


韓国のバスとよく似たデザインながら、SAMCOブランドで中扉が折戸になっている車両は、ホーチミン市内や近郊では他事業者でもよく見かけるものの、現代自動車の本拠地・韓国ではありそうでないタイプの車両。


HYUNDAI THACOブランドの車両は、こちらも中扉折戸で前面形状が異なり、これも現代自動車の本拠地・韓国では見かけない車両。


この車両は前輪タイヤハウス上の座席が横向き配置(ロングシート)となっており、この座席配置はベトナムの隣国でもある中国の路線バスではよく見かける反面、日韓の路線バスではまず見かける機会のない仕様で、つり革形状なども中国の路線バスとよく似ている様に感じたものでした。


またベカメックス東急バスの運賃は、系統別に設定された均一運賃で前払い、運賃箱は簡素な箱で運賃支払時に乗車券(レシート同然ですが…)が発券されるのも大きな特徴となっていますが、メイン路線となっているトゥーヤモット(Thu Dau Mot)~Hikari Terminal間で10000VND(約50円)という運賃は、ベトナムの近隣路線バス運賃と比べるとやや割高な設定となっています。


ただ空調完備でクッションの効いた座席をはじめ、車内にはWi-Fiも装備、車内で「Japanese know-how」と謳った掲示も掲出しているだけあり、各停留所に運行角瓶の時刻を掲出、各停留所到着前にベトナム語と英語の2か国語で停留所名を放送も実施。

乗務員は制帽とマイクを着用、発車時や停車時のマイク案内も実施するなど、日本では当たり前の事ながらも、ホーチミン都市圏を走る他事業者バスよりも進んだ輸送サービスを提供していると感じ、東急バスが一時運行していた「東急コーチ(運賃は他路線と別体系)」を連想したものでした。

乗務員が携行している運行表もベトナム語と日本語の2か国語表記、漢字に混じり「ダイヤ」などのカタカナも見受けられる状況で、日系の東急ならでは…とも感じたものでした。


また車内掲出の乗務員氏名札(許可を得て撮影)を見ると、乗務員はサービス・プロバイダーやサービス・クルーとは呼ばず、LEI XI/DRIVERという一般的な名称となっており、使用車両と共にこの様な所も日本の東急バスとは異なる点と感じたものでした。

ホーチミン周辺ではベカメックス東急バス以外にも幾つかの路線バスに乗車、またバスターミナルで撮影した画像などもありますので、これらに関しても近日中に追って別記事で取り上げたいと思います。

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見切品の「ますの寿し」を購入~駅弁とは少々異なるものでしたが…

2017-12-09 | Weblog

明日(12月10日)から冬の「青春18きっぷ」有効期間に突入、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には、年末年始に青春18きっぷを利用した旅行を計画されている方も居られるかと思います。

その中には青春18きっぷを利用した普通・快速列車乗継移動の道中で駅弁を購入し、車内で味わう事を楽しみにしている方も居られるかと思いますし、普通列車よりも新幹線や在来線特急などの優等列車を志向する方の中にも、駅構内や車内販売などで発売している駅弁を求める方も少なくないと思います。

駅弁も全国的に高い知名度を誇るものが幾つもあり、その一つでもある富山駅「ますのすし」は富山駅以外でも様々な所で発売されていますので、購入して食べた事があるという方も結構居られるかと思います。

駅弁として売られているものは、「源(みなもと)」という会社が調整したもので、一般的な桶入り以外に、小分けされた1折タイプのますのすしを購入して食べた事もあります。

駅弁で有名な「源」以外にも、富山では多数の業者が「ますのすし」を調製しており、MAKIKYUは本場富山で様々な業者の「ますのすし」を食べ比べた事はないものの、首都圏コンビニでよく見かける「昔亭(せきてい)」という会社が調整したますのすしも何度か食した事があります。

また数日前に小田急線某駅直結の系列スーパー「Odakyu OX」に立ち寄った際には、消費期限が迫る「ますの寿し」が半額の見切品として販売されており、半額ならプチ贅沢気分で自宅に持ち帰って食べるのも…と思い購入したものでした。


この「ますの寿し」のパッケージは駅弁で有名な源の商品と似た様な形状、ますのイラストが描かれているものの、駅弁で有名な「源」の「ますのすし」とは少々異なるものとなっており、「味よし」という会社が調製したものでした。


発売価格も定価だと1100円+消費税でしたので、源が調製している「ますのすし」に比べるとやや割安、そしてパッケージを開き桶の蓋を開けた際に大きな差異を感じたものでした。


というのも、味よしの「ますのすし」は「逆さづくり」という手法を用いており、シャリの下にますを置いているため、笹の葉を展開した際にますではなくシャリが真っ先に目に飛び込むのが特徴で、ネットで調べたら「味よし」以外にも何社かの製造元がこの手法を用いている様です。

肝心の味はMAKIKYUが「ますのすし」としてイメージする一般的な味に比べると、酸味が少ないと感じ、どれも同じ様に見える「ますのすし」も、調製元によって結構味が異なる事を実感させられたものです。

今後機会があれば記事中で名前が挙がった3社以外が調製元になっている「ますのすし」を試してみるのも…と感じたものでした。

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メトロ16000系で小田急線新宿駅へ~今後当たり前の光景になるのか…

2017-12-01 | 小田急グループ

今日MAKIKYUは所用で小田急線を利用し、東京都内へ出向いていましたが、今朝地下鉄千代田線内における車両点検の影響などでダイヤが乱れ、小田急線~千代田線直通列車の運転中止も続出する状況でした。


小田急線は日頃から旅客の多い路線という事もあり、千代田線直通列車運休の影響で一部列車に混雑が集中、遅延が更なる遅延を呼ぶと言っても過言ではない状況になり車両運用の突発変更なども発生、所定なら小田急の車両で運行するダイヤに東京メトロ車両が充当されると言った事もありました。

運用変更自体は平時でも時折ある事ですが、千代田線直通ではなく新宿発着の列車に東京メトロ車両が充当、この列車に乗車する機会もあり、MAKIKYUが東京メトロ車両で小田急線新宿駅まで乗車したのは、以前6000系の多摩急行が千代田線直通→新宿行に変更された時以来となります。

小田急線内に乗り入れる東京メトロ車両が16000系で統一される様になってからは、MAKIKYUが東京メトロ車両に小田急線新宿駅まで乗り通すのは初めて=16000系に小田急線新宿駅まで乗車したのも初めてでした。

 
メトロ16000系が充当された乗車列車も各停経堂行→経堂から準急新宿行という一日に数本しか運行していない列車だけあり、かなり珍しい列車に乗車したな…と感じたものでした。

   
先代の6000系とは異なり車外LED表示や車内LCDモニターによる次駅表示などもきちんと対応している辺りは、6000系に小田急線新宿駅まで乗車した時とは随分違うな…と感じたものでした。

分岐点で自者線に入らず他者線側へ入り、他者線内のみを走行する列車は、首都圏だと都営浅草線と関連する相互直通する線区では結構よくある事(京成佐倉~西馬込間を運行する京急車など)ですが、それ以外だとダイヤ乱れなどが発生した際に限定されている事が多く、現在の小田急線も後者の部類に入ります。

 
そのため小田急線新宿駅で東京メトロ車両の姿を見ようとしても、特定の時間帯を狙っていけば見られるものではなく、珍しい光景という事もあってか、新宿駅地下ホームに入線した16000系の姿を撮影している人物も散見されたものでした。

ちなみに来春に予定されている小田急線ダイヤ改正では複々線化事業完成で大増発が実現、千代田線直通列車も大幅に増発されますので、小田急線内で東京メトロ車両やJR東日本車両の姿を見る機会も、現在より多くなる事はほぼ確実かと思います。

これらの車両を小田急線新宿駅に入線させる事自体は特段の支障はなく、運用を設定すれば定期的に乗り入れる事も差支えないと思いますが、来春以降も小田急線新宿駅乗入はダイヤ乱れ時などに限られるのか、それとも間合い運用などで定期的に乗り入れる列車が設定され、今日の様な光景が当たり前になるのかも気になると感じたものでした。

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