去る22日、日本一有名な駅長とも言われ、和歌山電鐵・貴志駅の駅長として勤務、後に社長代理ウルトラ駅長にまで昇格した「たま駅長」が16歳で急逝されました。
猫にしては高齢という事もあり、近年はたま駅長に代わりニタマ駅長が勤務している事も案内される状況でしたので、寿命故に致し方ない面もあるものの、和歌山電鐵HPのトップにも訃報と今後の社葬日程などが大きく掲載されています。
MAKIKYUとしても謹んでお悔やみ申し上げると共に、この場より冥福を祈りたいと思います。
一時期は廃線も危惧された貴志川線を、和歌山電鐵移管後は全国的に有名な路線にまで成長させた生前の功績は極めて大きく、その功績を忘れずに記憶の片隅に留めておきたいものです。
ちなみにMAKIKYUは和歌山電鐵には、同社営業開始前の南海貴志川線時代も含めて何度か乗車、終点の貴志駅も何度か利用した事があり、同駅は和歌山電鐵への移管後に建て替えも実施、以前とは見違える姿に変身しています。
駅長室にて勤務している生前のたま駅長を訪問した事もあり、写真はブレていて余り綺麗に撮影できていませんが、駅長室と5年程前に駅長室にて執務中のたま駅長です。
また和歌山電鐵をはじめ、その他の両備グループでもたま駅長をデザインした電車やバスなどが活躍し、それどころか和歌山電鐵の社用車でもたま駅長をデザインした車両を目撃する程でした。
和歌山電鐵貴志川線で活躍する「たま電車」や、類似デザインを施した岡山電気軌道の「たま電車」に関しては、「MAKIKYUのページ」でも取り上げた事がありますが、興味のある方はこちらもご覧頂けると幸いです。
(該当列車名部分をクリックすると、該当列車を取り上げた既公開記事へリンクします)
「MAMIKYUのページ」をご覧の皆様方の中で、生前のたま駅長との思い出をはじめ、関連する電車・バスなどに関する感想などありましたら、コメントもどうぞ。