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関東鉄道 キハ2400形

2006-06-12 | 鉄道[北関東]
先月MAKIKYUは宇都宮へ(5月17日の記事を参照)出掛けましたが、その帰りには真岡鐵道~関東鉄道常総線という経路を利用しました。

関東鉄道は常総線(取手[Toride]~下館[Shimodate])と龍ヶ崎[Ryugasaki]線(佐貫[Sanuki]~龍ヶ崎)の2路線を運行し、常総線の南側は東京の通勤圏で複線にも関らず、全線が非電化という事でも有名です。

また茨城県南部一帯で路線バスを運行し、高速バスも多数運行している会社ですが、京成グループの一員である事から列車やバスの車体には東京でもお馴染みの「K'SEI GROUP」のマークも付いており、鉄道線の新型車両も、京成グループの貸切バスを意識した塗装が採用されています。
また余談ですが、「関東」と名の付く東京の「関東バス」や栃木の「関東自動車」は関係ない別会社です。

その関東鉄道常総線の最新型車両がキハ2400形で、この車両は主に常総線の水海道~下館[Shimodate]までの閑散区間で、1両ワンマン運転をメインに活躍しています。先月常総線を利用した際は2403に乗車、また2401はMAKIKYUが初めて運転した鉄道車両という記念すべき存在です。(写真は下妻[Shimotsuma]で列車交換時に撮影)

常総線水海道以北の閑散区間では、路線バスと同じ様な整理券方式(後乗り前降り)を行っており、この車両はそれに合わせて造られているので、側面のドア配置に特徴があります。また車内は通勤電車タイプのロングシートでトイレも設置されていませんが、居住性は決して悪くありません。

この他水海道以北の閑散区間では、このキハ2400とほぼ同様でブレーキ方式が異なるキハ2200形(こちらは自動空気ブレーキ)という車両も走っており、この区間を乗車すると大抵このどちらかがやって来ます。

この関東鉄道は地方私鉄という事もあって運賃があまり安くないのが欠点で、下館~守谷[Moriya](昨年開通したつくばエクスプレス<TX>の乗換駅)間で1210円、~取手(常総線の終点でJR乗換駅)間で1430円しますが、この路線と真岡鐵道を乗り継いでのローカル線の旅や、通勤電車にしては異例の高速運転が自慢のTXと乗り継ぎも面白く、これらの路線とセットの割引乗車券も何種類かありますので、これらを利用するのも手です。

またこの車両の運転に興味のある方には、別途記事を用意しましたのでそちらもご覧頂けると幸いです。


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