MAKIKYUのページ

MAKIKYUの公共交通を主体とした気紛れなページ。
初めてアクセスされた方はまず「このページについて」をご覧下さい。

関東自動車(8)

2006-06-03 | バス[北関東]
今日は、関東自動車の車両をもう一台紹介します。


このバスは「みやバス」と呼ばれる、主に市内の特定路線で使われる小型の車両で、塗装も一般路線車とは大きく異なる独特のモノが採用されています。

この車両は日野自動車が製造している「Liesse」と呼ばれるタイプの車両で、関東自動車ではこの「みやバス」の他、「きぶな」と呼ばれる市内循環線でもLiesseが使われており、「みやバス」の車両もこの写真の様な前扉のみの車両以外に中扉付きの車両も見かけます。

このLiesse、大ヒットした東京都武蔵野市の「ムーバス」をはじめ、コミュニティバス新設の起爆剤となった車両で、今まで普通のバスでは運行できなかった狭路を通る路線の開拓にも貢献しており、また地方の過疎路線などでも頻繁に見かけます。

ただこの写真は宇都宮駅から隣の鹿沼[Kanuma]市・新鹿沼へ向かう、基本的には大型車が入る幹線で運用されている姿で、幹線でも大型車に混じって時折この手の車両がやってくる様です。

MAKIKYUは大型車の方が好きですが、皆様は如何でしょうか?


関東自動車の画像はまだまだ沢山ありますが、他にも色々紹介したいモノがありますので、とりあえずこの辺りで区切らせて頂きます。

関東自動車(7)

2006-06-03 | バス[北関東]
今日は以前に引き続き、関東自動車の中古車を…

今回紹介する車両は、京浜急行バスからの中古車ですが、随分特徴があります。その最たるものが中扉で、鉄道車両の如く両開き式になっています。

この様なバスは日本中探しても…というくらいレアな存在で、その上首都圏ではあまり多くない長尺車(車体長が標準より長い)となっており、元は京浜工業地帯への通勤輸送で威力を発揮していた京急の名物車両です。

大型でも短尺車が主体の関東自動車では非常に目立つ存在ですが、大き過ぎる中扉は前乗り前降り方式を採用している関東自動車では基本的に使われる事がなく、せっかくの装備も持て余しているのが実情です。

関東自動車ではこの他にも京急からの中古車両がある様で、今回紹介したバス以外にも色々な中古車が宇都宮の街中を駆け回っています。