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阪急9300系

2006-06-06 | 鉄道[近畿・スルッとKANSAI加盟社局]
最近某ファンドによる阪神株問題が連日騒がれていますが、どうやら阪急と阪神の経営統合が実現する見込み…という事で、連日阪急や阪神の話題が出回って…という事で、今日は阪急の9300系について取り上げたいと思います。

阪急電鉄は大阪・梅田を拠点に、京都・宝塚・神戸の3方向へ向かう本線と、それらの路線から分岐する支線で成り立っていますが、その内の京都線で活躍する最新型車両が9300系で、VVVFインバーター制御を採用した3ドアの特急用車両です。

この車両も阪急の他車両と同様、マルーンの塗装に木目の化粧板の内装と言った特徴は忠実に引き継がれていますが、デザインは随分特徴があり、なんと言っても窓の大きさと屋根周りは随分独特な感じで、見た目が似たような電車の多い阪急の中では一目瞭然です。

車内は特急用という事もあって大半の座席が転換式クロスシート、内装も高級感に溢れており、座席の間隔も結構広くて快適なのですが、その反面座席数が少ないのが難点です。

この9300系にはMAKIKYUも2度程乗車した事がありますが、基本的には京都線の特急や快速急行などで、3ドア車で運行される電車に運用されます。
(2ドアは6300系と言う特急専用車で、駅の時刻表にも表記があります。6300系はもう30年になりますが古さを感じさせない電車で、こちらもオススメです)

ただし3ドア車で運行される特急などの列車はこの9300系に混じって、ハズレともいえるロングシートの車両も混入しているので注意が必要です。

MAKIKYUが乗車した時はまだこの車両が1編成しかない時で、偶然乗車できたのですが、今では多少増備されて以前より乗車しやすくなっていますので、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様が京阪間を電車で移動される際にも是非乗車されてみては如何でしょうか?

あと近い内にこの車両に類似した車両が神戸線にも導入される様ですので、こちらも楽しみですね。