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リニア新幹線関連道路計画

2023年03月24日 | Weblog
橋本駅前ではリニア新幹線神奈川県駅(仮称)の工事が進んでいるらしい。(何しろ地下なので見えない)
相模原市は新幹線駅周辺の再開発を色々計画しているようだが、正式に都市計画を決定するのは予定では今月末らしい。
橋本駅周辺の居住者は善かれ悪しかれ何等かの影響がありそうなことは感じていると思うが、ある程度離れた場所の住民にとっては地価の上昇以外は他人事と思っていたのではないかと思う。

所が、恐らく降って湧いたような話に困惑している人たちがいることを最近知った。

地図上の青丸印と赤丸印を結ぶ新しい道路を造る計画があるらしいのだ。

下は神奈川新聞社のHPから借用した図である。

この図では正確な道路の位置までは分からないが、上の地図と合わせれば、新幹線ルートのほぼ真上に道路を計画していることが分かる。ネット上の情報によれば100~150戸の住宅が退去を求められると予想されるとのこと。
既存の道路の拡幅ではなく、新幹線トンネルの真上に新たに道路を造る理由は何だろう?
勘ぐれば、調布の住宅地で起きた東京外環道のトンネル工事による陥没事故と同じことが起こる可能性を考慮したのかも、と思っている。

このような道路が必要であることは理解するが、この話が突然我が身にも降りかかってきたら自分が平静でいられる自信はない。案の定、関係する地域に住む人々の反対運動が始まったらしい。社会に取って必要な道路ではあっても、一部の人だけに犠牲を強いることがないように願っている。

それにしてもリニア新幹線は本当に完成するのだろうか?
名古屋まで開通しても営業的には大赤字であろうし、大阪迄完成しても本当にペイするのだろうか?
因みに、名古屋から先はまだルートさえ決まっていないという。

完成する頃の日本社会を想像すると、JR東海は大丈夫かと余計な心配をしている。
そして遠い将来、リニア新幹線が技術的にも経済的にも輝いていた頃の日本を偲ばせる壮大な遺跡にならないことを願っている。
多分、私がリニア新幹線の完成やその頃の橋本周辺の様子を見届けることはないと思うので、どうでも良いことではあるのだが。。。。





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