つれづれなるままに

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詐欺SMS

2024年07月08日 | Weblog
今朝、私の携帯にショートメッセージ(SMS)が届きました。(下図①)

先ず、発信番号に日本の国際番号である「+81」 が付いているのが気になりました。
私は三菱UFJ銀行に口座を持っていますので、初めから無視することはできないのですが、その内容・表現が如何にも詐欺っぽいので、記載されているURLをクリックしようとは思いませんでした。そもそもこのようなことを銀行がSMSで送ってくることなどあり得ません。

頭に「+81」が付いた電話番号ですから、外国からの発信である可能性が大です。更に、文面の不自然さからは日本人によるものではないような気もします。
但し、「+81」について調べてみると、やや特殊な例らしいですが、国内発信の電話であっても頭に「+81」が付く場合があるそうです。

これが電話の着信であれば、7月4日の電話帳ナビの効果」で紹介したアプリのお陰で、着信画面に詐欺を警告する文字が現われる筈なのですが、SMSの着信には対応していないようです。

そこで、スマホの「電話帳ナビ」を起動し、検索ウインドウに「+81」を付けたまま電話番号を入力したところ該当する番号は見つかりませんでした。
次に「+81」を「0」に変えて検索した結果が上図②です。「詐欺メール/URLは危険」と表示されています。国内ではこの番号が詐欺に使用されたことが分ります。

続く画面③の「ブロック」を選択することで、再びこの番号から着信があった場合、電話はブロックされるようになりました。(SMSには効かないと思います)

更に③の右向きマークから「より詳しい情報を確認する」ことができるのですが、この先はPC版の電話帳ナビで確認することにしました。
ネットの電話帳ナビを立ち上げ、この電話番号を検索すると、下図④の画面が開きました。

事業者名の欄には「詐欺メール/URLは危険【注意】」と記されていた他、次の画面にはこの番号を検索するアクセス数の推移を示すグラフが表示されていましたが、それ以上の情報はありませんでした。
グラフによると、この番号の検索は1年ほど前から始まり、今春以降その件数が増えているようです。

この先も際限なく新手の詐欺が続出するのでしょうか。
これまではどうにか被害を防いできましたが、この種の詐欺にもAIなどが悪用されるようになれば、高齢化が進行中の私も絶対に引っかからないとは言い切れない空恐ろしさを感じます。