今回はどちらも「花?or 実?」と迷った ”珍種” ですが取り上げることにしました。
1.ヤブミョウガ
和名:ヤブミョウガ(薮茗荷)
学名:Pollia_miranda
分類:ツユクサ科ヤブミョウガ属(普通の茗荷はミョウガ科)
分布:関東地方以西の暖地の林縁など、湿気の多い土地
或る図鑑に以下の記述がありました。
「1株の中に雄花と雌花があり、雄花では雌しべは小さく、雌花では雌しべは大きく、花柱が長くつき出し、雄しべは短い。」
これを参考にして写真の花をよく見ると、多くの花から細いものが長く突き出しています。もしこれが「花柱」であるならば、この花は「雌花」であると思われます。
また、数は少ないですが、「花柱」らしいものが見えない花もあります。これが「雄花」なのかどうか、この写真でははっきりしません。
2.ヨウシュヤマゴボウ
和名:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
別名:アメリカヤマゴボウ
学名: Phytolacca americana
原産:北アメリカ
ヨウシュヤマゴボウは明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物で、ベリーや山ぶどうに似た果実を含む植物全体に毒性がある危険植物だそうです。
荒れ地の茂みでこれを見たときは、垂れ下がっている房が花なのか、若い果実なのか分からなかったのですが、写真を拡大して花図鑑の画像と比較してみると、緑色の丸い部分は花が咲き終わった後の「未成熟果」らしいことが分りました。ただ、「萼(がく)」らしいものも見えますので、咲き終わってまだ日の浅い花ではないかと思います。
1.ヤブミョウガ
和名:ヤブミョウガ(薮茗荷)
学名:Pollia_miranda
分類:ツユクサ科ヤブミョウガ属(普通の茗荷はミョウガ科)
分布:関東地方以西の暖地の林縁など、湿気の多い土地
或る図鑑に以下の記述がありました。
「1株の中に雄花と雌花があり、雄花では雌しべは小さく、雌花では雌しべは大きく、花柱が長くつき出し、雄しべは短い。」
これを参考にして写真の花をよく見ると、多くの花から細いものが長く突き出しています。もしこれが「花柱」であるならば、この花は「雌花」であると思われます。
また、数は少ないですが、「花柱」らしいものが見えない花もあります。これが「雄花」なのかどうか、この写真でははっきりしません。
2.ヨウシュヤマゴボウ
和名:ヨウシュヤマゴボウ(洋種山牛蒡)
別名:アメリカヤマゴボウ
学名: Phytolacca americana
原産:北アメリカ
ヨウシュヤマゴボウは明治時代初期以降に各地で繁殖している帰化植物で、ベリーや山ぶどうに似た果実を含む植物全体に毒性がある危険植物だそうです。
荒れ地の茂みでこれを見たときは、垂れ下がっている房が花なのか、若い果実なのか分からなかったのですが、写真を拡大して花図鑑の画像と比較してみると、緑色の丸い部分は花が咲き終わった後の「未成熟果」らしいことが分りました。ただ、「萼(がく)」らしいものも見えますので、咲き終わってまだ日の浅い花ではないかと思います。