つれづれなるままに

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南イタリア紀行(第1日)

2011年04月24日 | Weblog
4月10日から19日まで、南イタリアへ行ってきました。
ツアーの日程としては、シチリア島4泊、アルベロベッロ1泊、カプリ島1泊、ナポリ2泊の8泊10日ですが実質は7日間です。
「紀行」と言うにはいささか気が引けますが、沢山撮った写真の一部を紹介します。

イタリア半島も異常気象で、南部は例年より寒いとのことでしたが晴天には恵まれました。

シチリアは地中海の要衝として様々な異民族に支配されてきた歴史があります。
初日は古代ギリシャ人が沢山の神殿を作ったアグリジェントの遺跡訪問から始まりました。

シチリア自治州の州都パレルモからアグリジェントへ向かう途中には「ユダの木」が沢山咲いていました。
ユダがこの木で首を吊ったという伝説からついた俗称で、日本名は「セイヨウハナズオウ」というそうです。

遺跡へ向かう道路脇にはサボテンが自生していました。サボテンはシチリアだけでなく本土でも多く見かけました。
私が見た範囲には、サボテンの葉に書かれた落書きの中に日本の文字が無くてホッとしました。


神殿の谷と呼ばれる一帯には多数の神殿(多くは崩れている)が存在しますが、コンコルディア神殿は比較的原型を留め、実物を見たことはありませんが、写真で見るギリシャのパルテノン神殿によく似ていました。
神殿の左に見えるオブジェはシチリア出身の芸術家の作品らしいのですが、私には邪魔物にしか思えませんでした。(他にもいくつかありました)


左はジュノーネ・ラチニア神殿(通称ヘラ神殿)、右はエルコレ神殿(通称ヘラクレス神殿)です。


近くにある州立考古学博物館にはアグリジェントや近隣で出土した品々を展示していました。


パレルモとの往復の途上で車窓から風力発電機やソーラーパネルを沢山見ることができました。特に風力発電機は本土の丘の上にも林立(少々オーバーですが)しており、イタリアが自然エネルギーの活用に熱心なことを窺い知ることができました。風力発電機は一昨年クロアチアを訪れた際にも見かけましたが、原発問題に不安を抱く今の時期に見たせいか、当時より強い印象を受けました。


観光地にはどこにも同じようなお土産屋さんが並んでいます。
中央の3本足の焼き物はシチリアのシンボルだそうです。
コメント (7)
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