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スロベニア・クロアチア (第4日)

2009年10月15日 | Weblog
4日目はクロアチアの古い都市、トロギールとスプリットを訪れました。

トロギールは周囲を城壁で囲まれた小さな島で、町の起源はギリシャ時代に遡ると言われています。。


旧市街へ入るには2重になった城門をくぐらなければなりません。


城壁の内側には世界遺産の聖ロヴロ大聖堂があります。建築の開始は13世紀初め、完成は17世紀であるため、様々な建築様式が組み合わされています。


13世紀にできたという門の両側にはアダムとイヴの像が彫られています。


旧市街の外には屋台の市場があり、地元の人や観光客で賑わっていました。


スプリットに向かう途中の車窓から、ローマ時代の水道橋らしい物が見えました。


スプリットは、ローマ皇帝ディオクレティアヌスが引退後の住居として造った宮殿がそのまま市街になった町で、一帯は世界遺産になっています。(ディオクレティアヌスは、円満に退位して幸せな余生を送った初めてのローマ皇帝と言われています)
4世紀初めに造られた城壁は今も街を囲んでいます。左の説明図は当時の城の様子ですが、海側に描かれている城壁が右の写真の城壁だそうです。


城壁の内側に入ると、近代的な建物と古い城壁が一体化していました。写真では良く分かりませんが、右上のホテルと書かれた建物と城壁は密着しています。


4世紀から現代まで、こうしてそれぞれの時代の建築物が融合して今の街の姿になったのだと思います。
コメント (2)
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