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スロベニア・クロアチア (第1日)

2009年10月08日 | Weblog
9月28日から10月5日まで、スロベニアとクロアチアへ行ってきました。

両国とも旧ユーゴスラビアの一部で、ユーゴ崩壊に続く内戦が終結したのは1995年ですから、各地に内戦の爪痕が多く残っていました。
一帯は17世紀からヨーロッパのリゾート地でしたし、最近は日本からの観光客も増えているようです。(実際、参加したツアーには新婚さんが4組もいました)

8日間(実質5日間)の短い旅行でしたが、沢山撮った写真の一部を紹介します。

第1日はスロベニアのブレッド湖とポストイナ鍾乳洞を訪れました。

ブレッド湖は「アルプスの瞳」とも称されるだけあって、美しい湖でした。
湖の中にはスロベニアで唯一という島があり、聖母被昇天教会が建っています。


島には手漕ぎのボートで渡ります。


教会の外観と内部の様子です。
教会の設立は8~9世紀ということですが、現在の建物は17世紀の建築だそうです。


湖面から100mの断崖上にはブレッド城があり、島を見下ろしています。


午後はポストイナ鍾乳洞へ行きました。
入口の近くに「観光センター」のようなものがあるのは日本と同じですが、ここは入口から約2kmをトロッコに乗って奥まで入ります。
ただ、鍾乳石や石荀の見事さは秋芳洞の方が勝ると思いました。


驚いたのは、トロッコが暗い中を壁面や天井すれすれに、しかもかなりの高速(15~20km/H?)で走ることでした。少し身を乗り出したら確実に大事故になります。日本では安全上絶対にあり得ないこととだと思いました。


スロベニアもクロアチアも一見すると美しい国ですし農家の建物なども小綺麗なものが目立ちました。しかし、これは内戦が終結してから国中の人々が必死で復興に取り組んできた結果だということです。実際、建て直した家々の近くには戦闘で使われた戦闘機や戦車が内戦を忘れないために展示(放置?)してある場所がありました。また写真には撮れませんでしたが、破壊されたまま放置されている建物も多数ありました。