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スロベニア・クロアチア (第3日)

2009年10月13日 | Weblog
今日は、今回の旅行のハイライトであるプリトヴィッツェ国立公園をハイキングした後、古都シベニクへ行きました。

プリトヴィッツェ国立公園は世界遺産に登録されている公園で、大小16の湖から成ります。湖はそれぞれ高さが違うため、高い湖から低い湖へ大小無数の滝が流れ落ちています。
この一帯もセルビアとの戦闘で酷く破壊され、一時は危機遺産のリストにも載ったそうですが、ようやく数年前にほぼ原状に復したということです。


湖の周囲には木道が敷設され、自然が保護されています。夏のハイシーズンには木道から落ちる人もあるほど混雑するそうですが、この時期は観光客も少なく実に快適でした。


とにかく公園全体に水が溢れている感じです。


水は澄みきり、神秘的な色をしています。
湖岸近くでは多くの魚が見られました。これを見て「美味しそう」という日本人が多いそうですが、勿論釣りは全面禁止だそうです。


夕方、アドリア海岸にあるシベニクに着きました。
中世の雰囲気を色濃く残す町には、世界遺産の聖ヤコブ大聖堂を初め多くの教会があります。


狭い路地に入ると、外観は中世そのものの建物が多数あります。内部は改装され、人々が実際に生活していますが、日本人の感覚では決して快適な生活環境とは言えないと思います。古い建物は維持管理も大変と聞きましたが、中には「FOR SALE」と張り出された窓もありました。


ホテルへ向かう途中、車窓からアドリア海の夕日を見ました。
夕日はどこで見ても同じですが、海の向こうはイタリアだと思うと、また別の感慨も湧いてきます。