goo blog サービス終了のお知らせ 

つれづれなるままに

ひぐらしパソコンに向いて・・・・・・・

散歩で見た花 (番外編)

2023年11月25日 | Weblog
このブログ「つれづれなるままに」は、2005年2月に開設して以来、”不定期” かつ ”テーマは何でもあり” を基本としていい加減なことを書いてきました。

以前は同じく2005年2月から2008年6月迄「Mak_Sagami の≪デジカメ閑話≫」と題して、デジタルカメラや画像処理などに関するブログを開設していました。まだ閉じてはいないので、”休眠中” と言ったところです。今もたまにウェブ検索にヒットして訪れて下さる方がいらっしゃるようですが、内容的にはすっかり時代遅れになりました。

「つれづれなるままに」の方は、昨年7月から無謀にも「散歩で見た花」と題して花に関する無知を晒してきました。花に詳しい方がご覧になれば噴飯ものの記述が多いと思いますが、目的を持って散歩する方が長続きしそうなので恥を忍んで続けています。

とは言え、100回で取り上げた花の名前は約230に上ります。
なるべく同じ花を取り上げることは避けたいのですが、前に取り上げたことを忘れてしまい、以前と重複してしまったことがこれまでに2~3回ありました。
初めは過去の投稿を見直して重複を避けていたのですが、200超になると覚えきれませんし、過去の記事を見返すのも結構厄介です。そこで半年くらい前に、Excelを利用して取り上げた記事を一覧表にしました。それが下図です。
元の一覧表には花以外の記事も載せていますが、その中から「散歩で見た花」だけを抽出したものが上の表です。勿論ここに示した図は表の一部で、今日現在のNoは1~100です。

Excelであれば重複の有無を確認することは簡単です。

[ホーム]/[編集]グループの[検索と選択]/[検索]と選択して行くと[検索と置換]という小さなウインドウが開きます。[検索する文字列に]単語を入力し、[すべて検索]をクリックします。同じシート内に同じ単語があればその単語があるセルの行・列番号を表示してくれます。

下の図は上の画像から[検索と置換]ウインドウだけを取り出して拡大したものです。

先日、散歩中に見た花を画像検索したところ、「ペンタス」という答えだったのですが、前に取り上げたかも知れないというかすかな記憶がありました。そこで[検索する文字列]に「ペンタス」と入力して検索したところ、[検索と置換]ウインドウの近くにある ”セルC12" に既に「ペンタス」が登録されていることが示されました。行と列番号の前に ”$” (ドル)記号が付いていますが、これは絶対参照するためです。セルを見付ける際は無視します。
”C12” の左 ”B12” を見ると昨年10月17日にペンタスを取り上げていることが分かり、重複を避けることができました。

なお、上のExcellの表中の花の名前は青い文字で表示されていますが、これは全てその花が記載されているブログのページにリンクしています。従って、これをクリックすれば直ちに該当するウェブページが開きます。上の例でも昨年10月17日のブログページが開きました。
このようにリンクを貼っておけば、一覧表から自分の過去のブログ記事を開くことができますから大変便利です。

これから「散歩で見た花」をどうするか現在思案中です。
(私にとって)珍しい花を見付けた場合はブログに載せたいと思いますが、載せることを優先して自分に或る種のノルマを課すようなことはやめようと思います。
また、良い写真が撮れた場合は、重複を承知で取り上げようとも思っています。


散歩で見た花 (100)

2023年11月22日 | Weblog
アマクリナム

『散歩で見た花』の投稿が100回目を迎えたのですが、あまり冴えない内容です。
---------------------------------------------
ユリに似た花を見ました。
Googleで画像検索するといくつか候補が上がるのですが、その中では「アマクリナム(or アマルクリナム)という花が一番似ているように思いました。

このブログでは過去に3回ユリの仲間を取り上げました。
極端な特徴のあるユリは特定し易いのですが、そうでない花は名前の特定に苦労します。
アマクリナムはユリ科ではなくヒガンバナ科だそうですが、色や形がそっくりな花の写真が沢山ありました。
以下は或る図鑑の記述の抜粋です。
『一般に「アマクリナム」と呼ばれている植物は、アマルクリヌム属に属する園芸品種の総称である。
アマルクリヌム属は、アマリリス[Amaryllis] とクリヌム[Crinum] との交雑により作出された人工属である』

これによれば、完全に人工的な花ということになりますから、園芸種としての名前は数多くあるのではないかと思います。
写真も多分これらの一つだと思うのですが、気がかりな点は開花期で、多くの図鑑は夏の花として紹介しています。ただ、上に引用した図鑑では『晩夏または秋に高さ60~90㎝の花茎の頂端に8~12花を散形状につける。』とも書いていますので、これを頼りに「アマクリナム」としました。

なお、右側の画像は一部を画像処理で修整しています。






脅迫メール

2023年11月21日 | Weblog
一昨日「応答なし」という奇妙な件名のメールが届きました。
差出人のアドレスには心当たりがありません。
私はメールをテキストメールで見ているのですが、本文はアルファベットや記号・数字の羅列ばかりで内容は全く分かりません。いやな予感がしたので、このまま捨てようかとも思ったのですが、HTMLに切り替えてプレビューしてみました。メールを開かなくてもプレビューだけでウイルスに感染する恐れがあるそうですが、内容を確かめたい誘惑に負けました。

ざっと目を通してみると明らかに迷惑メールであることが分かりましたので、開くことはやめました。
これまで私が見たこの種のメールとは違っていましたので、ネットで検索してみると同じメールが届いた人の投稿がありました。
下はその画面からコピーした画像です。

これはメール本文のごく一部を切り取ったものです。全文は長すぎるので割愛しますが、その趣旨は「貴方のパソコンをハッキングしてウェブカメラを操作し、貴方が人に見られたくない姿を録画した。これをネットに公開されたくなければ自分に1,700ドル分のビットコインを送金しろ」というものです。
これは大量にばらまかれた「脅迫メール」だと思われます。

このようなメールを受信したのは初めてですから驚きましたが、同時にNortonがこれを検知できなかったことは残念に思いました。この種のメールが出回り始めた直後に、これを迷惑メールと判断することが困難であることは仕方ないと思いながら、GMailはどうかを確認してみました。受信フォルダには見当たらなかったので、迷惑メールフォルダを確認するとここには2通入っていました。

差出人のアドレスは違いますが、内容は同じようです。恐らく自動的に大量にばらまくシステムを使っているのでしょう。別の迷惑メールでもそうでしたが、迷惑メールの識別能力はNortonより優れていることを今回も実感しました。

丁度Nortonの契約更新時期が近いので、今後はメールソフトをGMailに一本化するかどうするか思案中です。

散歩で見た花 (99)

2023年11月20日 | Weblog
1.ロベリア(ルリミゾカクシ)

この花は鉢植えで、根元には花の名前などを記した札が差し込まれていました。販売時に付いていたものだと思われます。
ロベリア」と記された下には「レオン〇〇〇ズ」と書かれているのですが、〇の部分は葉に隠れて読めません。 ”ロベリア レオン” で検索したところ、或る園芸店の商品名に「ロベリア レオンシリーズ」と記された商品がありました。どうやら「ロベリア」は本来の花の名前、「レオンシリーズ」は一連の園芸品種の商品名のようです。

そこで「ロベリア」をウィキペディアで調べてみると以下の記述があリ、「ロベリア」の和名は「ルリミゾカクシ」ということが分かりました。
ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠、学名: Lobelia erinus)は、キキョウ科ミゾカクシ属の多年草。別名ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)、ルリチョウチョウ(瑠璃蝶々)、属名からロベリアとも。
原産地は南部アフリカのマラウィ、ナミビアから南アフリカにかけて。亜熱帯では多年草だが、温帯では秋蒔き一年草として扱うことが多い。開花期は春。暑さにも寒さにもあまり強くない』
”開花期は春” という部分が気になるのですが、ここでは確かに咲いていました。

更にネット記事を漁っていたところ、「11月15日の誕生花〜ロベリア(ルリミゾカクシ)〜」という記事が見付かりました。
念のため「花言葉」を紹介しているサイトで、11月15日を確認すると、三つ記されているこの日の誕生花の一つは確かにロベリアとなっていました。
更に、開花期を5月~11月としている記事も一つだけありましたので、秋まで咲く、或いは秋に咲くロベリアもあるということでしょうか。

2.返り咲きのツツジ

この花はどう見てもツツジです。
ツツジの種類は多いので、この時期に咲くツツジもある(!?)と一瞬思いましたが、ここは小さな荒れ果てた公園という記憶と、GWの頃この辺りにツツジが咲いていたことはよく覚えていました。
帰宅後に調べると、サクラなどと共にツツジが季節外れの花を付けることは珍しくないことが分かりました。よく「狂い咲き」と言いますが、「返り咲き」という方が適当なようです。

以下は或るネット図鑑からの引用です。
『返り咲き現象は、花芽が夏に分化して花器の発達の早いサクラ・モモ・リンゴ・ナシ・ツツジなどで起きやすい。花芽が分化した後、風害や虫害で異常落葉すると休眠誘導物質のアブシジン酸の供給がなくなり、しかもその後に高気温が続くと、芽が休眠状態に入らないままに生長を開始して開花すると考えられる』
この記事を見ると、今夏の異常な猛暑も季節外れの開花の一因なのかも知れません。
そう言えば数日前、何処かで桜が咲いたという話題をテレビが報じていました。


散歩で見た花 (98)

2023年11月18日 | Weblog
1.クチナシの実

散歩中にこれを見付けたときは、これが花の蕾なのか実なのかさえ分かりませんでした。
写真を画像検索してみると、その特異な形状などから「クチナシの実」であることは直ぐに分かりました。
多くの図鑑などには、八重咲のクチナシには実が成らないと書いてありますが、「絶対に実が成らないわけではないが、極めて少ない」と書いている図鑑もありました。

写真でも分かるように、この実が付いている樹は小さく貧弱ですが、以前このブログにクチナシの花を載せたことを思い出し、探したところ今年6月22日の「散歩で見た花 (63)」で取り上げていたことが分かりました。そこで、この写真の元画像のGPSデータから撮影場所を特定し、そのとき撮影したクチナシの樹を見に行ってきました。
目当ての樹は直ぐに見つかりました。こちらは立派な庭木でしたが、残念ながら実は一つも成っていません。
6月の写真を見ると、確かにこの花は八重咲です。観賞用の植木には八重咲が多いようです。

クチナシの実は古墳時代から衣料の染色用色素や薬用として利用されてきた他、現代でも無害の天然色素として正月料理の栗きんとんをはじめ、料理の着色料としても使われているそうです。

2.トウガラシの実

これも花ではなく実ですが、赤く色付いた実がきれいでしたので撮ってきました。
写真ではかなり広がって見えますが、鉢植えです。

以下はウィキペディアから部分引用させていただきました。
温帯では一年草で、熱帯では多年草でやや低木(灌木)状になる。世界の温帯から熱帯の広い地域で栽培されている。植物学上は、トウガラシはピーマン、パプリカ、シシトウガラシと同種の植物に分類され、ピーマン・パプリカ・シシトウともトウガラシの栽培品種である。
草丈は40 - 60 cm。花期は7 - 11月ごろで、白い花を付ける。花の後に上向きに緑色で内部に空洞のある細長い5 cmほどの実がなる。果実は熟すると、一般に赤くなる。品種によっては丸みを帯びたものや短いもの、色づくと黄色や紫色になるものもある。種子の色は、淡黄白色から黄色になる。
辛味成分カプサイシンは種子の付く胎座に最も多く含まれており、トウガラシは胎座でカプサイシンを作り出している。トウガラシの種子にはカプサイシンがほとんど含まれていないため、種子だけを食べると辛味を全く感じない。カプサイシンは果皮にも含まれるが、胎座ほど多くない。
シシトウガラシなどの甘い品種は辛い品種と交配が可能である。甘い品種の雌蕊に辛い品種の花粉を交配してできた実は甘いが、この種子から育った実の胎座は辛くなることがある。従って、辛い品種と甘い品種を植えるときはなるべく距離を置くように注意することが必要である


散歩で見た花 (97)

2023年11月16日 | Weblog
1.サンゴバナ

変わった花弁の花を見付けました。
勿論何も知らない花なので、Googleレンズなどで検索し、サンゴバナ(珊瑚花)ということを知りました。花の付き方(花序)が珊瑚の形に似ていることから付いた名前だそうですが、フラミンゴプランツとかプルームプランツなどの別名もあるようです。花の色は赤の他に白やピンクもあるそうです。
植物としての分類はキツネノマゴ科キツネノマゴ属だそうです。”珊瑚” と”狐の孫” が近いとは奇妙な感じがしますが、植物学的にはそういうことなのでしょう。
原産地はブラジル東部の大西洋岸森林地帯だそうです。

2.ノコンギク

漢字で書けば「野紺菊
キク科の花には似ているものが多いので、素人には名前の特定が難しいのですが、この写真の花も "ノコンギク" なのか ”シオン(紫苑)” なのか正直分かりません。(恥ずかしいことに、シオンという花の名前も初めて知ったのですが、『今昔物語』にも登場する古くから親しまれてきた花だそうです)
どちらもキク科シオン属の花だというのですが、別の名前として並列表記されているのですから細かく分類すれば別の花なのでしょう。この他によく似た花にヨメナがあるそうですが、こちらはキク科ヨメナ属の別物とする図鑑と、これもシオン属としている記事もあったりするので、よく分かりません。(そんなことはどうでも良いと書いてある記事も見ました)
或るネット記事に ”ノコンギクは葉がざらざらしている” とありましたので、これを考にしてノコンギクとしましたが、両方を比較したわけではないので本当のところはよく分かりません。

散歩で見た花 (96)

2023年11月14日 | Weblog
1.ピラカンサ

ピラカンサは別名をピラカンサストキワサンザシ(常盤山査子)とも言い、南欧から西アジアが原産地で、日本には明治時代に渡来したそうです。花期は5~6月頃で花の色は白、秋に実る赤い実はよく目立つということですが、確かに目を引きました。(右側の写真の円内は或るネット図鑑から借用した花の画像です)

この樹は成長が早く枝の剪定は欠かせないが、枝には棘が多く、剪定した枝の処分に苦労するので、生垣や庭木などにするより鉢植えにすることを薦めるというネットの記事を見ました。
それでも、花も実も鑑賞に向くので、ピラカンサの愛好者は多いようです。

また、「ピラカンサには毒がある」という記事もありましたが、「食べてみら旨くはなかった。毒はないようだ」という記事もありました。

2.アンゲロニア

アンゲロニアの種類は多いようです。従って、”〇〇アンゲロニア” などと記すのが正しいのでしょうが、そこまでは分かりませんでした。

以下ネット記事からの引用です。
「アンゲロニアは、初夏から秋に小さな花(花径1cmほど)を次々と咲かせます。茎は直立して生長し、茎の先端や葉の付け根に穂状の花をつけます。花色は紫色やピンク、白、複色などがあります。アンゲロニアの名は、天使をラテン語で表した「Angelos(アンゲロス)」が由来と言われています。別名では「エンジェルラベンダー」とも呼ばれることもあります。またそれとは対照的に、花の形が口を開けている骸骨に似ていると言われることもあるそうです」
確かに写真の花も、”骸骨が口を開けている” ように見えなくもありません。

残念ながら、私がこの花を見付けた時期が遅かったためか、写真の花は盛りを過ぎているように見えます。



税金滞納を告げる偽メールなど

2023年11月12日 | Weblog
昨日、「差出人:国税庁、件名:【重要】国税電子申告・納税システム」というメールが届きました。

勿論こんなものには全く心当たりがありませんから、フィッシングメールと直感しましたが、一通り目を通して、書かれている内容のお粗末さには呆れました。
「国税等」とあるだけで、何の税金が未納なのかが書いてありませんし、何よりも、国税の滞納通知や督促状がメールで届くなどということはあり得ません。こんなものに引っかかると思っているのでしょうか。
私は未納額が2,000円という記述などから、10月から始まった消費税のインボイス制度に無関心ではいられなくなった小規模事業者やフリーランスの人々をターゲットにした詐欺メールではないかと想像しています。一部の人々は、今「税金」や「納税」という言葉に過敏になっているのではないでしょうか。

これだけなら無視したのですが、件名の頭に「Norton AntiSpam」のマークが付いていないことが気になりました。つまりNortonはこのメールをSpamとは判定しなかったのです。
そこで、いつものようにGmailの判断を確認するため、Gmailの受信トレイを調べるとこのメールはありません。次に、Gmailの「迷惑メール」フォルダを開いたところ、案の定その中に隔離されていました。そして、問題のメールを選択すると、「このメールが【迷惑メール】に振り分けられた理由 以前迷惑メールと判断されたメールに類似しています」という表示が現われました。

この件についてのGmailの判定はNortonより妥当であったことになります。過去の例を思い出しても、この種の判定はGmailの方がNortonより安全側に判定するように思います。

3日前には「三井住友カード お支払い金額のお知らせ」というメールが届きました。
ここに記されているURLをクリックすればフィッシングサイトに飛ぶのでしょう。

件名の頭には「Norton AntiSpam」が付いていますし、そもそも私は三井住友カードは使っていませんから、初めから無視していたのですが、これについてもGmailを調べてみました。
これは「迷惑メール」フォルダに入っていましたが、敢えてこれを選択すると「このメールにはご注意くい。・・・・」と記された赤い警告画面が現われました。

こちらのメールについては、NortonとGMailの判断は一致していました。

このメールに関して私は別の点から、これはフィッシングメールと判断しました。
私はこのカードは利用していないので、普段からこの種のメールが来るのかどうか分りませんが、メール本文を読む限り、日本語として不自然な点はありません。ただ私は普段からメールソフトをテキストメールに設定しているのですが、この種のメールが来るとHTMLに切り替えて見るようにしています。HTMLの方がSpamであることを見破れる確率が高いように感じているのです。
HTMLメールの場合、文字だけでなく会社のロゴや、写真などが沢山配置されているのが普通ですが、このメールはHTMLで見ても文字だけで構成されていました。
今回はその点からもフィッシングと判断しましたが、騙す手口がますます巧妙になって、HTMLであっても本物そっくりであったり、本物の画面をコピーしたものもあったりするようですから、仮に一見不自然でなくても警戒を怠れないことは言うまでもありません。

昨日、この投稿の準備をしている間に、またも国税庁を騙るメールが届きました。

発信元のアドレスと、本文に記載されているリンク先のURLが違うだけで、文章は全く同じです。初めのメールの発信元のアドレスは ”sankakusya.co.jp” という奇妙なものでしたが、2通目は完全に身元を隠すものに変わっていました。「サンカクシャ」という特定非営利活動法人が実在するようですから、迷惑な話です。(勿論、アドレス全体は異なります)



散歩で見た花 (95)

2023年11月10日 | Weblog
1.ポットマム

これが菊の一種であることは、花オンチの私でも直ぐに分かりました。
散歩中に見る花(多くは ”雑草” に見えるもの)の中には明らかにキク科植物と分るものが沢山あります。ただ菊の種類はあまりにも多いため、単に「キク」として取り上げるわけには行かず、これまでは意識的に避けてきました。(「ヤエヒマワリ」のような例外はあります)
しかし、今回のポットマムはキク科ではあっても、普通の菊のイメージからは遠いように思えたので取り上げることにしました。

これは予想通り ”洋菊 ” の一つで、或る花図鑑には、ポットマムとは、1950年代にアメリカで鉢植え向きに品種改良され、日本に入ってきたため、西洋ギク(洋菊)と呼ばれることがあります」と記載されていました。ポットマムの意味だそうです。

その昔、中学だったか高校だったか忘れましたが、理科(生物?)の授業で、「キクは多くの花弁が集まって一つの花のように見えるが、実は一つ一つの花弁がそれぞれ独立した花であり、キクは最も進化した植物である」と習った朧げな記憶があります。
今回、その真偽を確かめるためネット上の情報を漁ってみると、確かにそのように記述されている文献がある一方で、その見方に異議を唱える研究者もいることが分かりました。
何れにしてもキクの仲間は世界で約 900属1万 4000種もあるそうですから、最も多様に進化した植物という意味では正しいようです。

2.イモカタバミ

漢字表記は「芋片喰」。”片喰” とは、葉っぱが少し噛まれたように欠けているところから付いた名前だとか。単にカタバミという場合はムラサキカタバミを指すことが多いようです。その違いは、イモカタバミは地下に球状の塊茎(芋のようなもの)があること、花の色(特に花の中心部)がイモカタバミの方は色が濃く、カタバミの色は薄いことなどにあるそうです。

3.キバナコスモス

キバナコスモスは5,6月頃から近くの空地や公園などでよく見かけました。あまりにも沢山咲いていて取り上げる気がしなかったのですが、そろそろ終わりも近いと思い、近くの公園で撮ってきました。
キバナコスモスは普通のコスモスに比べて、何となく逞しいように感じます。
以下はウィキペディアの引用です。
キバナコスモス(黄花コスモス、学名:Cosmos sulphureus)は、キク科コスモス属の多年草または一年草。コスモスの名を冠するが、オオハルシャギク(普通のコスモス)とは同属別種にあたり互いを交配することはできない。」

キバナコスモスは名前通り黄色い花の他、橙色の花も多く見ます。また、図鑑などによると、赤い花も作られているそうです。
花の色はオオハルシャギクの方が変化に富んでいる上、花全体に風情があるように思います。最近は同じ場所に両方を混植している花畑などもあるようですが、そのままにしておくとオオハルシャギクは翌年以降キバナコスモスに負けてしまうそうです。

散歩で見た花 (94)

2023年11月08日 | Weblog
1.シコンノボタン

シコンノボタン」を漢字で書けば「紫紺野牡丹」。ノボタン科/シコンノボタン属の常緑低木だそうです。
ウィキペディアによれば、
「花は五弁で、紫色の大輪花。オシベが長く飛び出しているのが特徴。一日花だが、花つきがよく、毎日多くの花を次々と咲かせる。花期は夏と秋だが、温度さえあれば冬でもわずかながら咲きつづける。南国原産にしては耐寒性がある」
ということです。
とてもきれいな花でした。

2.ショウジョウカ

左の写真のように、もう盛りを過ぎた花のようでみすぼらしく、ブログに載せるかどうか迷ったのですが、少し変わった花のように見えましたので、敢えて取り上げました。
図鑑に示された「ショウジョウカ」という名前には記憶がありましたので、初めは既にこのブログに載せた花だと思いました。所が、念のため確認すると2ヶ月ほど前に取り上げたのは「ショウジョウソウ」で、全く別の花でした。
ショウジョウカは「猩々」、ショウジョウソウは「猩々」でした。
猩々は赤い毛に覆われた中国の想像上の動物だそうですが、猩々花猩々草も赤い花にに因んで付けられた名前である点は同じようです。
ただ、私の写真のショウジョウカの花の様子は図鑑の花とそっくりですが、図鑑の花は顎が緑色なのに対し、私の写真の花は顎も花弁と同じ色をしています。その点で、名前の特定には未だ少し迷いがあります。

3.オオカッコウアザミ

カッコウアザミ属には、「オオカッコウアザミ」と「カッコウアザミ」があるらしいのですが、その違いは私にはよく解りません。
ただ、栽培品種として流通しているのは殆どが花の大きいオオカッコウアザミだそうですし、写真の花も自生ではなく鉢植えなので、オオカッコウアザミとしました。
学名・英名の「アゲラタム」という別名で流通していることも多いようです。

散歩で見た花 (93)

2023年11月06日 | Weblog
1.ミセバヤ

この場所では過去に何度も珍しい花の写真を撮らせていただきました。
一帯は住宅街ではなく、小さな工場の前の道路の反対側のブロックの上に多くの鉢が並べられ、かなり頻繁に花が入れ替わっています。恐らく、工場の花好きの方が管理しているのではないかと思います。
帰宅後にネットを検索して、和名は「ミセバヤ」という多肉植物であることが分かりました。
植物学的にはムラサキベンケイソウ属の花だそうです。
以下、ウィキペディアからの部分引用です。
「和名は ”見せたい” という意味の古語が変形したもので、高野山の法師が詠んだ和歌にちなんでいるといわれている。
古くから園芸用に栽培されているものが日本全国各地に見られ、それらが逸出し群馬県などで野生化している。命名が高野山に由来していることなどから、古くはもっと広い地域に分布していたと考えられる」

観賞用としてかなり多く栽培されているようですが、自生しているものは絶滅危惧種に指定されているそうです。

2.メランポジウム

この写真も1と同じ場所で撮らせていただきました。
メランポジウムの原産地はメキシコで、高温・多湿に強く、養分の少ない土地でも良く育つそうです。
ネット上には仏花として仏壇に供えられた写真もありました。

メランポジウム(Melampodium)という名前は、ギリシャ語の「メラン(黒い)」と「ポディウム(足)」が語源で、茎が黒いことに由来するという説や、黒くて太い直根があることに由来するという説がある他、西欧では「Gold Medallion Flower」と呼ばれることもあるそうです。名前の由来の一つに ” 茎が黒い” という記述があることが気になったのですが、図鑑で見た花の茎も黒くありませんので、そのままメランポジウムとしました。
なお、メランポジウム以外の和名はないようです。

散歩で見た花 (92)

2023年11月04日 | Weblog
1.ヨウシュヤマゴボウ

写真に写っているのは勿論花ではなく、実です。
ヨウシュヤマゴボウ」は漢字で書けば「洋種山牛蒡」だそうです。外来植物であることと、ゴボウのように長い根を持つことを示す名前のようです。
日本に入ってきたのは明治時代ですが、現在は日本中に繁茂している北米原産の外来種だということです。

3,4年前、隣家の裏から我が家の敷地内に伸びてきたきたこの草(というより、小さな木の枝という感じでした)に悩まされたことがあります。その当時、赤い実から出る液が衣服などに付くと中々汚れが落ちないと言って家内がぼやいていました。

ヨウシュヤマゴボウは厚労省の「自然毒のリスクプロファイル」に載っている危険な植物の一つで、年間数例の中毒事故が起きていると記載されています。

2.イヌタデ

漢字では「犬蓼」。
写真は花ではなく「」だと思います。花は地味であまり目立たないようです。
植物図鑑などには、イヌタデは観賞用の植物ではなく「雑草」として載っていました。

イヌタデ」という名は、「ヤナギタデ」という植物に比べて役に立たない蓼という意味でと付けられたのだそうです。ヤナギタデの葉は辛く香辛料として食に役立つが、イヌタデの葉は辛くないので役に立たないのだそうです。役に立たないものを何故「イヌ」と言うのかは解りません。

蓼食う虫も好き好き」という諺がありますが、「辛い蓼を好む変わった虫もいるように人の好みも様々」という意味ですから、こちらのタデはヤナギナデのことでしょう。

イヌタデは雑草ではありますが赤い実がきれいなので、絵の題材になることもあるようです。


散歩で見た花 (91)

2023年11月02日 | Weblog
1.オオバヅタ

これは「花」ではありませんが、あまりに見事な紅葉なので取り上げました。ただ、名前の特定には梃子摺りました。候補はいくつかあったのですが、これだ!と思うものがなかなか見付かりません。
左の写真は私が撮ったもの、右はネット検索を重ねてようやく見付けた最もよく似た画像です。
図鑑ではありませんが、「近江庭園」という造園企業のページに載っていました。
その記事によると、
落葉ツル性低木です。主に葉を楽しむ山野草です。
夏に黄緑色の花が咲きますがあまり目立ちません。
秋に紅葉する葉が特徴です。秋らしい濃い赤色でとてもきれいです。
ツル性ですが、巻きつくのではなく気根の吸盤をつかって擁壁やフェンス、木の幹などにくっつきます

ということです。また、
アメリカの北部から中部に分布しています。別名「アメリカツタ」や「ヘンリーツタ」などと呼ばれています
ともありました。
これを見てから「ヘンリーツタ」で探してみると沢山ヒットしましたから、こちらの方がポピュラーなのかも知れません。ただ、そこに載っている写真は何れもあまりしっくりきませんでした。
植物学的な名前として「オオバヅタ」が正しいのかどうかは不明です。

2.ガーデンシクラメン

鉢植えのシクラメンは明治時代から日本にあるそうですが、地植えもできる耐寒性の強い「ガーデンシクラメン」として市場に登場したのは1996年だそうです(ウィキペディア)。
ガーデンシクラメンにも植物学上の正式名は別にあるかも知れませんが、分かりません。
気のせいか、か弱いイメージのある旧来のシクラメンより見た目も丈夫そうです。背が低いからでしょうか。

マイナ保険証の利用率

2023年10月31日 | Weblog
昨日の午前中は、パソコン内蔵のTV画面を小さくして国会中継をチラチラ見ながら別の作業をしていました。途中から或る国会議員の質問に気を取られて、暫く手を休めてしまいました。
私が注意を引かれた質疑は、健康保険証と一体化したマイナンバーカードの利用率についてです。
下の画像は、議員が首相に質問する際に示したパネルで、医療機関が行う患者の健康保険資格確認において、マイナンバーカードが利用された件数と利用率、およびその推移を表わすグラフです。(NHK+からコピーしました)

グラフの青い縦棒は、医療機関が患者の健康保険の資格確認をオンラインシステムで行った件数、下のオレンジ色の縦棒は、資格確認の際にマイナンバーカードが利用された件数、赤い折れ線はその割合の推移です。
患者がマイナンバーカードを持参しない、或いは利用しない場合は、窓口の担当者が紙の保険証を見ながら必要なデータを手入力するので時間がかかりますし、入力ミスも生じることでしょう。

質問者はピーク時でも6.3%という利用率の低さと、それが5ヶ月連続で下がり続けていることを指摘し、カードと保険証の一体化、それに伴う紙の保険証の廃止を思い止まるよう首相に迫っていました。
利用率がこれだけ低迷している理由は、質問者が主張するように「国民が政府を信用していないから」なのかどうか、私には解りませんがこの数値は異常な低さだと思います。

私は、諸々の社会システムのデジタル化は絶対に必要と考えます。
一連のシステム設計のお粗末さが問題の根源なのかも知れませんが、新しいことを取り入れなければ進化はありません。
この利用率の低さと、それが伸びるどころか年々低下していることは、日本社会の先行きを象徴しているような気さえします。社会の劣化、活力の低下という意味で。




カセットガスストーブ

2023年10月29日 | Weblog
2011年の東北大震災後に、非常時の炊事用火力としてカセットガスコンロとカセットガスボンベを備蓄しました。我が家はオール電化で、大地震後の復旧はガスより電気の方が早いと聞いているのですが、それでも地震の規模によっては復旧まで1週間以上かかるかも知れないと覚悟しています。
普段は冬の鍋物くらいにした使わないカセットガスコンロをもう1台買い足し、ガスボンベも時々買い足して、先日数えたら約30本ありました。

最近、偶然の機会にガスボンベには使用期限があり、工業会などが推奨する使用期限は製造後7年、保存環境が良くても10年以内には使い切るべきであることを知りました。
また、コンロにも使用期限があり、約10年で買い替ることが推奨されていることも知りました。どちらにもゴム製の部品が使われており、経年劣化があるということです。

そこで、我が家のカセットボンベを確認すると、製造から10年以上経っている物が3本、7年~10年が4本ありました。また、コンロも2台中1台は10年を超えていました。
ボンベの製造年はボンベの底面に、コンロの製造年は側面に記されています。

取り敢えず10年超えのボンベの処分を急ごうと思ったのですが、そのまま廃棄することは勿論不可ですし、戸外で1本ずつガスを放出することも非現実的と判断し、別の方法を探しました。
初めは、なべ料理以外にもカセットコンロを使ってみたのですが、ボンベは意外に長持ちし、思うようにガスが減りません。
そこで、いつか広告を目にした「カセットガスストーブ」について調べました。
ストーブとしての性能はあまり期待できないらしい情報は沢山ありましたが、Amazon で購入した人のコメントの中に、私同様、買い過ぎたガスボンベを消費する目的で購入したと書いている人がいました。やはり同じことを考える人はいるものです。
結局、私もストーブとしての性能より小型・軽量を優先し、数社が販売しているカセットガスストーブの中から最も信頼できそうな岩谷産業の製品を購入しました。それが下の写真です。

小型・軽量には満足しています。ストーブとしての性能はほぼ予想通りでした。
初めから期待していなかったので、がっかりすることもありません。手や足元を一時的に暖めるのには向くかも知れません。ホースやコードが無いので、トイレに持ち込んで使うには重宝しそうですが、酸欠や不完全燃焼には要注意です。

取り敢えず10年超えの3本は使い切りました。