マックンのメモ日記

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流行の香り付き柔軟剤に過敏な香料公害と言う化学物質過敏症!

2013-09-02 21:42:54 | 健康・医療・スポーツ
香り付きの柔軟剤を使って洗濯して衣類に香りを漂わせることが流行しているそうですが、こうした状況に化学物質過敏症の人たちが「普通に暮らすことができにくくなった」と悲鳴を上げているそうです。と言うのも、近所の家から流れてくる柔軟剤や芳香剤などの香りを嗅いだだけで体調が急に悪くなったりするのだそうです。こうした異変は過敏症の人でなければ分からない事なのです。

長野県に住む40代の女性は「強い香料の匂いを発している人とすれ違たりするだけで、目まい、ふら付き、震え、動悸が生じる」と訴えています。病状が酷くなったのは昨年夏。柔軟剤や洗剤、シャンプーなどの家庭用品で香りの強い商品が人気を集めてきたことが影響していると考えています。

微量の化学物質によって、目まい、頭痛、吐き気、のどの痛みなどの様々な症状が出るのが化学物質過敏症です。患者数は全国で70万人とも100万人とも言われており、一般家庭では、新築の家に使われた建材や農薬が原因になることが多いと考えられてきましたが、香料を使った日用品による香料公害も問題視され始めているのです。

こういう人もいます。柔軟剤の影響が特に大きいと感じていて、近所から強すぎる香りが漂ってくるだけでなく、職場でも衣類から出る柔軟剤の香りに悩まされていうのです。これは「たばこの受動喫煙と同様の「受動香料吸入」と言うものです。この人は「こういう問題があることを国民に知ってほしいし、国には対策を立ててほしい」と言っています。

岐阜市に住む女性は「香料自粛を求める会」の代表を務めていますが、3年前の秋、生鮮食料品を買いに行った店内で、女性とすれ違った時に強い芳香臭をかいだそうです。意識がなくなってその場にうずくまってしまい、顔面が蒼白になり、言語機能の極端な低下、筋肉の硬直などの症状がでたそうです。その後も同様なことが続き、外出を控えたり、外出の際に防毒マスクを付けたりするなどの対策を講じているそうですが、最近では散歩もしにくくなったと感じているそうです。それは道を歩いている人の服から出てくる芳香剤が耐え難いのだと言います。

消費者庁や国民生活センターなどに蓄積されているデータをみると「柔軟剤」というキーワードで出てくる情報は8月末現在で116件あるそうで、「隣の家から流れてくる柔軟剤の香りが強すぎて、のどや頭が痛い」と言った深刻な例がずらりと並び、国に対策を求める声も目立つと言います。

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