マックンのメモ日記

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衆院選、来月の16日に決定!異例の解散日明言!

2012-11-15 23:16:37 | 政治(国内・海外)
野田佳彦首相があす16日に衆院を解散し、総選挙で民意を問うことになりました。民主党が歴史的な政権交代を実現した2009年8月の前回衆院選から約3年ぶりの政権選択選挙は、来月4日公示、16日投開票と決まりました。その決断を促したものは赤字国債発行法案、「一票の格差是正」の成立の見直しがたったことと、定数削減で自民・公明党が前向きの姿勢を示したことにありました。

それと身内の民主党からは総選挙反対の大合唱が出ていて、野田総理の交代の動きが出ていたこともあり、このまま解散を伸ばしていると総理交代と言う事態にもなりかねない状況であり、総理の座を引きずり降ろされるなら、自ら解散したほうが良いと思ったのでしょう。それに阿部自民党総裁からはいつ解散するのかと連日質問攻めにあっていたし、解
りません。それに今ならサプライズもあり、ちょうどいい決断時だと判断したのでしょう。

それに自民・公明以外の新たに出てきた政党が複数ありますが、このタイミングで突然の解散と言う伝家の宝刀を抜けば、他の政党、特に新しくできた政党には選挙の準備ができていないところが多く、今、総選挙をすれば民主党は惨敗を期すと言う世論調査も出ているけれども、選挙準備ができない今、解散すれば民主党の被害を少しでも減らせるという読みもあったのでしょう。だから解散するにはちょうどいいときでもあったのです。野田総理も考えていないようで結構考えており、唐突に解散すると発言したのではないことが分かります。

この首相だけに認められている解散権は伝家の宝刀と呼ばれていますが、ここぞと言う時に抜けば閃光きらめき難局を一気に切り開く時もあります。野田総理はこの刀の柄に手をかけて抜くぞとは言わず、柄に手をかけたまま「近いうちに」と言い続け刀を抜く気配がありませんでした。そのため自民党がなかなか抜かないので痺れを切らし、首相を攻めあぐねていたのですが、突如、党首討論の場で解散をすると伝家の宝刀を抜いたのです。これにはさすがの阿部総裁も驚いたのか本当に解散するのですねと2度も確認するほどだったのです。それほど今回の解散は異例でもあったのです。

今回の解散権である伝家の宝刀の抜き方は鋭く、一般的に真剣を抜くときにはわずかな心の迷いやためらいがあると刀筋は乱れてしまうものだそうですが、じらしにじらしてからの刀の抜きっぷりは、鮮やかと言ってもおかしくないほどの驚きがあったに違いありません。ただ抜いた刀の切れ味はいかほどのものなのか、まだこれからが本番であり、鋭く抜いたもののその切れ味はいかほどのものなのでしょう。

その切れ味は年末の総選挙で試されるのですが、もしかしたらその刀は錆びついていたかもしれませんね。借金ばかりしていたので刀の手入れをする余裕がなかったのではないでしょうか?野田総理の思惑通りに事が進むとはとても思えません。と言うのは国民は民主党に絶望しているのですから。