マックンのメモ日記

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フィギュア女子スケート中国大会、浅田選手が逆転優勝!

2012-11-03 21:38:54 | 健康・医療・スポーツ
フィギュアスケートの国際大会、グランプリシリーズの第3戦、中国大会は、女子シングル後半のフリーの演技が行われ、浅田真央選手が逆転で優勝しました。浅田選手は2日行われた前半のショートプログラムで2位につけてのフリーでの演技で、ここで巻き返しができるかどうか期待のかかった試合でした。結局、浅田選手の逆転優勝と言う結果でした。
浅田選手は3種類のジャンプで回転不足と判定されるなどジャンプでミスが続きましたが、主に表現力を表す演技構成点でほかの選手を引き離し、フリーではトップの得点をマークしました。

この結果、浅田選手はショートプログラムとの合計で181.76をマークし、逆転で今シーズンのグランプリシリーズ初優勝を果たしました。前半トップだったロシアの14歳、ユリア・リプニツカヤ選手は、合計で177.92の得点で2位となりました。ショートで1位になったのですが、まだ14歳と若く経験が不足しています。その点を乗り越えて初出場初優勝となるかどうかと言うところも見所の一つでもありました。この選手は時に「マシーン」と言われるほどで、出てきたときもあまり表情を出さない選手だそうです。

こうして書いていますが、女子スケートを見たのは久しぶりで、まず長州未来選手の顔を見た時に大人らしくなったなというのが第一印象でした。それだけグランプリシリーズを見ることから遠ざかっていたのだなと言うことを改めて感じました。何でも長洲選手は今シーズン、この中国大会だけしか出ないそうです。という事はグランプリファイナルの出場はないという事になるのでちょっとさみしいですね。何でも去年は過去最低の成績だったそうで、まだそれが尾を引いているのでしょうか?7つの大きな要素もそつなくこなしているように見えましたが、ところどころでジャンプの回転不足があったようです。最終的にはそれでも3位で終わっていました。

次に滑走したのが浅田選手でした。6,17差の2位につけてのフリーの演技です。浅田選手もすっかり大人の選手になっていて目のあたりの化粧が変わっているなと感じました。ちょっと余分な事を書いてしまいましたね。滑りのほうですが、ジャンプは細かくは書きませんが、前半は一つ回転不足があって、後半に入ると3連続ジャンプも決め、最後のジャンプをしっかり決め、ステップへと移っていきました。アナウンサーの人は「浅田選手ほど左右にターンをうまく滑れる人はいない」と言っていましたが、やっぱり見ていても滑らかな滑りはさすがだと思います。そしてフィニッシュは笑顔で終わりました。久しぶりの笑顔ですね。花束からぬいぐるみまで一番多く投げ込まれたのではないでしょうか?前半ではちょっと回転不足も見られたようですが、結果は181,76とここまでの1位でした。

そして最後はロシアのユリア・リプニツカヤ選手です。この選手の点数いかんに浅田選手の運命がかかっています。滑り出しを初めて見たのですが、おお!この人は上手いなと言うのが第一印象でした。しかし残念ながらその後のジャンプは2つとも失敗してしまいました。そのためかそのあとも手をついてしまったのです。もうこの時点で初出場初優勝はなくなったなと思いました。そして優勝は浅田選手だなと思ったのです。しかし失敗したものの、その後の滑りを見ていると、滑るその姿は他の選手と違うものを持っていると言う印象を受けました。言い過ぎかもしれませんが氷上の妖精のような軽やかな滑りをしているように見えました。前世界チャンピョンの後に滑ると言うのは、今まで経験のないことなのでそれまでとは違うプレッシャーもあったでしょう。そう感じさせるかのように「出てきたときの彼女の顔がいつもよりこわばっていた」と解説者は言っていました。そして終わった時も表情を一つも変えずにいたし、得点待ちの時も、顔色一つ変えず鋭い目つきをしていたのが印象的でした。今回は負けましたが、今後、この人は朝田選手を脅かす存在になることは間違いないでしょう。

浅田選手は年々レベルが上がっているとインタビューで言っていましたが、浅田選手とキムヨナの2強時代を知っているだけに、得点的には下がっており、かえってレベルは落ちているのではないかと思います。そういう意味ではロシアの選手が出てきたことは良い刺激になるのではないでしょうか?やはり強力なライバルがいるほうが伸びるからです。はたしてユリア・リプニツカヤ選手の時代は来るのでしょうか?それとも浅田選手の時代が続くのでしょうか?