あとだしなしよ

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陸軍

2005年11月29日 | 木下恵介
「陸軍」  (1944年松竹)

監督 木下恵介,
出演者 田中絹代, 笠智衆, 杉村春子, 上原謙

話は西南戦争?の明治時代から。
爺さん(商人)→父さん(軍人)→子供(軍人)とゆう軍人系の家族の生活を追った話です。太平洋戦争中に軍の監視下で作られた映画なので、かなり軍国主義な映画です。(軍の検閲にひっかかり、オクラ入りになったとゆう話もあるそうな。)田中絹代のおかあさんが名演技。ひ弱だった男の子が、おかあさんに叱られながら軍隊に入り、出兵するまでの成長が描かれる。
ラストシーンはやはり群集シーンで、息子が居なくなって、家でぼ~~として抜け殻のような顔をしていたおかあさん(かなりの長回しでおかあさんを撮り続ける)は、ふっと軍隊の楽団の音を聞き、息子のパレードを見るために転びながらも駆けつける。街のみんなも駆けつける。お母さんは息子を見つけ、人波にもみくちゃにされながらも、息子の笑顔を見て、うんうんとうなずき、ただただ涙を流すのでした(このシーンは軍国ウンヌン関係なく感動的です。木下恵介ここにありといった感じなんでしょうか。*あんまり見ていないので。
この時代の風俗は、女性は日本髪に着物、男も着物を着ている人が多かったようです。日本髪が無くなったのはやはり、敗戦後なのでしょうか。


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