あとだしなしよ

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日本の悲劇

2006年05月02日 | 木下恵介
日本の悲劇
昭和28年 1958年 松竹
監督:木下恵介
出演:望月優子、桂木洋子、田浦正巳、上原謙、高杉早苗

戦後の8年間の男女ふたりの子供をもつ戦争未亡人のおかあさんの家族の生活を描いた作品。
冒頭のたたみかけるニュース映像に圧倒されてしまった、激しい時代。この流れは学生運動で途切れたのだろうか‥おかあさんは、ヤミゴメの運び屋から伊豆の曖昧屋(娼婦を抱える旅館)の女中へと生活を支える為に仕事をした。そのプライドもへったくれも無いたいへんな生活がなんともリアルに描かれていきます。だけど子供たちは高学歴に育ったがゆえに母親を軽蔑するようになってしまう…娘さんも色々なことがあってひねくれてしまう。
戦後は大変だったと良く聞くが、どんなふうに大変だったかわかるような気がしました…

1953年度 キネマ旬報ベストテン 6位
1953年[ザ・20世紀]


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2 コメント

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日本の悲劇 (ぶーすか)
2006-05-03 08:13:21
私もBSで観ましたので「楢山節考」に引き続きTBさせて下さい。
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Unknown (masa)
2006-05-03 18:39:14
ぶーすかさまありとうございます

たまにのぞいてやって下さいませ

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