こちらの連載?も忘れず書いております。今回は邦楽(といっても長唄とかじゃないよ)のボーカル曲です。あくまでも個人的な嗜好が強いので、他の人があまり書かないようなアルバムなどが多いとは思いますが、ご容赦のほど。
1 She See Sea 鈴木雅之 1994年
最近もフェス出演で話題となった鈴木雅之さんのアルバム。「夢のまた夢」、「違う、そうじゃない」などのヒット曲が収められた一枚。ギリシャで撮られたジャケットといい、夏、海という感じですね。「夢のまた夢」では小田和正さんと共演していますが、鈴木さんの声に小田さんのコーラスの高音って本当にマッチしています。個人的には「ここに地終わり、海始まる」も好きな楽曲です。ラブソングの帝王の魅力全開なアルバムですが、私がこのアルバムに出てくるような恋愛をしていたかはご想像にお任せします。
2 Sound drop ~MTV Unplugged+Acoustic live 2005~ 矢井田瞳
以前もF1観戦のお伴にこの人の楽曲を聴いていると書きましたが、アコースティックのライブアルバムというのも珍しいところ。トレイシー・チャップマンの「Fast car」に日本語詞をつけて歌っているのも特徴。列車や飛行機を待つ間に聴くもよし、海外のコインランドリーで洗濯物が仕上がる合間に聴いてもいいような感じです。昼より夜聴くと似合う感じがします。
3 IN SUMMER 南佳孝 2010年
TUBEが出てくるまではビーチやプールサイドが似合う歌手はこの人が筆頭格でした。ブラジルで録音したアルバムで、洋楽の有名どころをカバーしています。ブラジルということでマシュ・ケ・ナダやバトゥカーダなどの曲もありますが「素顔のままで」や「Just the two of us」なども入っています。若いころに比べてちょっとしわがれた声もまた魅力ではあります。
若いころの「スローなブギにしてくれ」や「モンローウォーク」はこちらのベスト盤で。
4 Quattro Paris match 2003年
ミズノマリさんのアンニュイな感じのボーカルが特徴なグループ(現在はユニット形式になっているようです)。CM曲の「Summer breeze」が収められていますが「アルメリアホテル」、「NIGHT FLIGHT」も好きな曲です。このアルバムがリリースされた2003年にはイタリアの港町ばかりめぐる少し遅めの夏休みを取っていて、旅の途中に聴いていました。その頃のウォークマンはミニディスクでした。
5 ガイドのいない夜 井上陽水 1992年
比較的初期の楽曲を中心としたセルフカバーアルバムで「結詞」はJR東日本のCM曲に使われていました。この曲と平成の初めの夏のイメージがいつもシンクロしています。そう、まだ40度近い猛暑日や線状降水帯とは無縁だったころの夏です。このアルバム、好きな曲が多くて「JUST FIT」(ジュリーのために書いた曲だそうですね)のような激しさを持った曲もあれば「つめたい部屋の世界地図」、「海へ来なさい」、「カナリア」、「白い一日」、「夏まつり」など抒情的な詞が特徴的な曲も多いです。
6 Jazz'n Out マリーンwith本田雅人B.B.Station 2007年
フィリピン出身の歌姫、マリーンさんも「スクエアつながり」なのですが、本田雅人さん率いるビッグバンドと共演したアルバム。夏に聴いても楽しくなる一枚。「Sing Sing Sing」のようなスイングジャズの名曲だけでなく「君の瞳に恋してる」や「I was born love to you」といった曲も入っています。本人の代表曲の「It's magic」や「Left alone」も収録されています。パワフルなボーカルとビッグバンドの音色で暑い夏を吹き飛ばしてみては。
ということで、だいぶ偏りがあるというか、他の方がなかなか選ばないアルバムを選びました。そうは言いつつも定食屋さんでTUBEがかかっていれば「ああ、日本の夏だよなあ」と思うし、永ちゃんの「時間よとまれ」を聴くとやっぱり名曲だわ、と思うわけです。歌もの、インストをあと一回ずつくらいご紹介したいと思っています。
1 She See Sea 鈴木雅之 1994年
最近もフェス出演で話題となった鈴木雅之さんのアルバム。「夢のまた夢」、「違う、そうじゃない」などのヒット曲が収められた一枚。ギリシャで撮られたジャケットといい、夏、海という感じですね。「夢のまた夢」では小田和正さんと共演していますが、鈴木さんの声に小田さんのコーラスの高音って本当にマッチしています。個人的には「ここに地終わり、海始まる」も好きな楽曲です。ラブソングの帝王の魅力全開なアルバムですが、私がこのアルバムに出てくるような恋愛をしていたかはご想像にお任せします。
2 Sound drop ~MTV Unplugged+Acoustic live 2005~ 矢井田瞳
以前もF1観戦のお伴にこの人の楽曲を聴いていると書きましたが、アコースティックのライブアルバムというのも珍しいところ。トレイシー・チャップマンの「Fast car」に日本語詞をつけて歌っているのも特徴。列車や飛行機を待つ間に聴くもよし、海外のコインランドリーで洗濯物が仕上がる合間に聴いてもいいような感じです。昼より夜聴くと似合う感じがします。
3 IN SUMMER 南佳孝 2010年
TUBEが出てくるまではビーチやプールサイドが似合う歌手はこの人が筆頭格でした。ブラジルで録音したアルバムで、洋楽の有名どころをカバーしています。ブラジルということでマシュ・ケ・ナダやバトゥカーダなどの曲もありますが「素顔のままで」や「Just the two of us」なども入っています。若いころに比べてちょっとしわがれた声もまた魅力ではあります。
若いころの「スローなブギにしてくれ」や「モンローウォーク」はこちらのベスト盤で。
4 Quattro Paris match 2003年
ミズノマリさんのアンニュイな感じのボーカルが特徴なグループ(現在はユニット形式になっているようです)。CM曲の「Summer breeze」が収められていますが「アルメリアホテル」、「NIGHT FLIGHT」も好きな曲です。このアルバムがリリースされた2003年にはイタリアの港町ばかりめぐる少し遅めの夏休みを取っていて、旅の途中に聴いていました。その頃のウォークマンはミニディスクでした。
5 ガイドのいない夜 井上陽水 1992年
比較的初期の楽曲を中心としたセルフカバーアルバムで「結詞」はJR東日本のCM曲に使われていました。この曲と平成の初めの夏のイメージがいつもシンクロしています。そう、まだ40度近い猛暑日や線状降水帯とは無縁だったころの夏です。このアルバム、好きな曲が多くて「JUST FIT」(ジュリーのために書いた曲だそうですね)のような激しさを持った曲もあれば「つめたい部屋の世界地図」、「海へ来なさい」、「カナリア」、「白い一日」、「夏まつり」など抒情的な詞が特徴的な曲も多いです。
6 Jazz'n Out マリーンwith本田雅人B.B.Station 2007年
フィリピン出身の歌姫、マリーンさんも「スクエアつながり」なのですが、本田雅人さん率いるビッグバンドと共演したアルバム。夏に聴いても楽しくなる一枚。「Sing Sing Sing」のようなスイングジャズの名曲だけでなく「君の瞳に恋してる」や「I was born love to you」といった曲も入っています。本人の代表曲の「It's magic」や「Left alone」も収録されています。パワフルなボーカルとビッグバンドの音色で暑い夏を吹き飛ばしてみては。
ということで、だいぶ偏りがあるというか、他の方がなかなか選ばないアルバムを選びました。そうは言いつつも定食屋さんでTUBEがかかっていれば「ああ、日本の夏だよなあ」と思うし、永ちゃんの「時間よとまれ」を聴くとやっぱり名曲だわ、と思うわけです。歌もの、インストをあと一回ずつくらいご紹介したいと思っています。