このブログ、開設からちょうど3年が経ちまして、4年目を迎えました。今までと同じ感じでこれからも続けていくと思いますが、これからも皆様のお手すきのときにご覧いただけたら幸いです。
土曜日ですが台風の進路を心配しつつ、家でじっと過ごしていたわけですが、私が就職した平成の初期、私の職場に関してはまだ「半ドン」の名残がございました。私は月曜から金曜と隔週土曜日に出勤、月に一日平日を休むというバターンで仕事をしていました。30年ほど前の土曜日の中央線沿線の模型屋さん巡りの話でもいたしましょう。タイトルですが、モデルグラフィックス誌の昔の連載記事に「いつも行くならこのお店」という模型店取材・紹介ページがあり、なくなったお店も含めて「いつも行くなら+行ってたこのお店」として、近年まとめられたものから採っております。最初にお断りしますが、ここに紹介するお店は特記以外今はないお店です。ご了承ください。
土曜日、仕事が終わった私は当時職場のあった中央線の某駅から東京方面の電車に乗ります。オレンジ色の電車が三鷹につきますと、線路沿いに武蔵境の方向、そう、電車区の近くの方向に歩いていきますと、トリオ商会という模型屋さんに行き当たります。ここは「男のロマンを売る店」なんていうコピーもありました。ワールド工芸さんの完成品の品ぞろえが良く、ここで「憧れの」真鍮完成品を買うこともありました。「ちょっとATMでお金おろしてきます」と言ってATMに駆け込んで欲しかったものを買ったのも思い出です。
三鷹の次は吉祥寺です。吉祥寺というと歌川模型というその筋にはかなり有名な模型屋さんがありますが、ここはあまりお邪魔したことがなく、私はもっぱらBe-Jというお店でした。模型メーカーのWAVEの直営店で、この頃(1990年代初頭)同社がF1関連のプラキットやガレージキットをリリースしていたこともあり、覗いていたというところです。WAVEは1/24でキットをいくつか出していて、フェラーリ643とか、ベネトンB192などを作ったものです。
快速は土曜日通過ですので各停に乗って次の西荻窪へ。西荻窪から荻窪方向に歩きますと「ナカマ模型センター」があります。ここは高校生の頃から長い間私の「ホームベース」的存在でした。店を入ると右側(正面)が鉄道模型、左側(奥側)がプラモデルということで、プラモデル、鉄道模型問わず随分買い物をしました。プラモデルに関しては新製品も「定番商品」も抜かりなく押さえていて、店主のMさんとも随分話をしたものでした。技法的なことも教わりましたし、鉄道模型、プラモデル含めて常連さんたちがいて、顔は知っているけど名前は知らない、でも店主を交えて情報交換する、といったこともありました。高校生の頃初めて買ったエアブラシ「ピースコン ヤング88」もここで購入しました。私は買ったことはありませんでしたがGMキットや一部真鍮キットの特製完成品などもあって、比較的良心的な値段でありました。クリスマスイブの日にカトーのカシオペアだったかを買いに出向き、ライト類の点灯チェックの際に居合わせた常連さんたちの視線が一斉に「カシオペア」の客車に注がれたことも思い出です(ってイブの夜にみんな何をしているのか)。ナカマ模型は西荻窪に二店舗あったほか、三鷹など周辺にもお店があり、行ったことがありましたが、後に「模型センター」に集約されました。モデルアート誌のライターさんが作った素晴らしい作例を眺めるのも楽しみの一つでした。このお店、大人の常連さんも多かったのですが、初心者やあまりプラモデルを作らない人、店の前のゲームコーナー目当てで来ている子供がレジに来たときは、みんな店主との会話を切り上げて場所を外しておりました。未来の「常連さん」は大切にする常識は、みなさん持ちあわせていました。
西荻窪を出た後は帰宅してもよいのですが、中野を経由してそのまま地下鉄東西線の高田馬場まで出て、高田馬場のFIビル2階の「JOE WORKS」に行ってみましょう。昔は「新宿ホビー」という名称でした。もともとはプラモデル屋さんで、中学時代からお世話になっていましたが、この時代には1/43のF1マシンのミニカーなどを置くようになっていて、音楽CD1枚程度の値段だったこともあり、いくつか買ったものです。プラモデルに関しても定番商品をきっちり置いていた感がありました。
こんな感じで私が仕事の後に寄り道した模型屋さんのお話でありました。中央線沿線には荻窪の「キヤホビー」さんが現在でも盛業中ですし、この時代ですと阿佐ヶ谷の「ダビット」という店もありました。西荻窪には「ニットー教材」というお店もあって、ここでコンプレッサー買ったなあ。また、外国型鉄道模型のチムニーさんも一時期中央線沿線に店を構えていました。総武線にそのまま乗って大久保で下りれば現在も盛業中の「タヴァサホビーハウス」にたどりつきます。
もちろん、土曜の午後にここに記したお店すべてをチェックしていたわけではなく、だいたい1店舗から2店舗覗いたら後は帰宅の途に就く、といった感じでした。
この時代は大型店も少なく、量販店の品ぞろえも今ほどではありませんでした。それゆえに「街の模型屋」が身近な存在だったと言えるでしょう。後に中央線沿線でないことろに異動ととなったため、模型屋さん巡りは以前ほどできなくなりましたが、その後も「ナカマ模型センター」さんには今も下北沢で盛業中の「サニー」さんと同じく、休日にちょくちょく行きました。この時代から後になりますが、吉祥寺にあった「ユザワヤ」でも模型を扱っていたので、かなりマニアックなプラモデルやプライザーの人形などを随分買いました。さすがにあの時代に買ったプラモデルが手つかずで・・・ということは無いと思います(?)が、鉄道模型に関しては上記のお店で購入したものも多く、箱を開けては昔をしばし思い出す、といったことをしています。
土曜日ですが台風の進路を心配しつつ、家でじっと過ごしていたわけですが、私が就職した平成の初期、私の職場に関してはまだ「半ドン」の名残がございました。私は月曜から金曜と隔週土曜日に出勤、月に一日平日を休むというバターンで仕事をしていました。30年ほど前の土曜日の中央線沿線の模型屋さん巡りの話でもいたしましょう。タイトルですが、モデルグラフィックス誌の昔の連載記事に「いつも行くならこのお店」という模型店取材・紹介ページがあり、なくなったお店も含めて「いつも行くなら+行ってたこのお店」として、近年まとめられたものから採っております。最初にお断りしますが、ここに紹介するお店は特記以外今はないお店です。ご了承ください。
土曜日、仕事が終わった私は当時職場のあった中央線の某駅から東京方面の電車に乗ります。オレンジ色の電車が三鷹につきますと、線路沿いに武蔵境の方向、そう、電車区の近くの方向に歩いていきますと、トリオ商会という模型屋さんに行き当たります。ここは「男のロマンを売る店」なんていうコピーもありました。ワールド工芸さんの完成品の品ぞろえが良く、ここで「憧れの」真鍮完成品を買うこともありました。「ちょっとATMでお金おろしてきます」と言ってATMに駆け込んで欲しかったものを買ったのも思い出です。
三鷹の次は吉祥寺です。吉祥寺というと歌川模型というその筋にはかなり有名な模型屋さんがありますが、ここはあまりお邪魔したことがなく、私はもっぱらBe-Jというお店でした。模型メーカーのWAVEの直営店で、この頃(1990年代初頭)同社がF1関連のプラキットやガレージキットをリリースしていたこともあり、覗いていたというところです。WAVEは1/24でキットをいくつか出していて、フェラーリ643とか、ベネトンB192などを作ったものです。
快速は土曜日通過ですので各停に乗って次の西荻窪へ。西荻窪から荻窪方向に歩きますと「ナカマ模型センター」があります。ここは高校生の頃から長い間私の「ホームベース」的存在でした。店を入ると右側(正面)が鉄道模型、左側(奥側)がプラモデルということで、プラモデル、鉄道模型問わず随分買い物をしました。プラモデルに関しては新製品も「定番商品」も抜かりなく押さえていて、店主のMさんとも随分話をしたものでした。技法的なことも教わりましたし、鉄道模型、プラモデル含めて常連さんたちがいて、顔は知っているけど名前は知らない、でも店主を交えて情報交換する、といったこともありました。高校生の頃初めて買ったエアブラシ「ピースコン ヤング88」もここで購入しました。私は買ったことはありませんでしたがGMキットや一部真鍮キットの特製完成品などもあって、比較的良心的な値段でありました。クリスマスイブの日にカトーのカシオペアだったかを買いに出向き、ライト類の点灯チェックの際に居合わせた常連さんたちの視線が一斉に「カシオペア」の客車に注がれたことも思い出です(ってイブの夜にみんな何をしているのか)。ナカマ模型は西荻窪に二店舗あったほか、三鷹など周辺にもお店があり、行ったことがありましたが、後に「模型センター」に集約されました。モデルアート誌のライターさんが作った素晴らしい作例を眺めるのも楽しみの一つでした。このお店、大人の常連さんも多かったのですが、初心者やあまりプラモデルを作らない人、店の前のゲームコーナー目当てで来ている子供がレジに来たときは、みんな店主との会話を切り上げて場所を外しておりました。未来の「常連さん」は大切にする常識は、みなさん持ちあわせていました。
西荻窪を出た後は帰宅してもよいのですが、中野を経由してそのまま地下鉄東西線の高田馬場まで出て、高田馬場のFIビル2階の「JOE WORKS」に行ってみましょう。昔は「新宿ホビー」という名称でした。もともとはプラモデル屋さんで、中学時代からお世話になっていましたが、この時代には1/43のF1マシンのミニカーなどを置くようになっていて、音楽CD1枚程度の値段だったこともあり、いくつか買ったものです。プラモデルに関しても定番商品をきっちり置いていた感がありました。
こんな感じで私が仕事の後に寄り道した模型屋さんのお話でありました。中央線沿線には荻窪の「キヤホビー」さんが現在でも盛業中ですし、この時代ですと阿佐ヶ谷の「ダビット」という店もありました。西荻窪には「ニットー教材」というお店もあって、ここでコンプレッサー買ったなあ。また、外国型鉄道模型のチムニーさんも一時期中央線沿線に店を構えていました。総武線にそのまま乗って大久保で下りれば現在も盛業中の「タヴァサホビーハウス」にたどりつきます。
もちろん、土曜の午後にここに記したお店すべてをチェックしていたわけではなく、だいたい1店舗から2店舗覗いたら後は帰宅の途に就く、といった感じでした。
この時代は大型店も少なく、量販店の品ぞろえも今ほどではありませんでした。それゆえに「街の模型屋」が身近な存在だったと言えるでしょう。後に中央線沿線でないことろに異動ととなったため、模型屋さん巡りは以前ほどできなくなりましたが、その後も「ナカマ模型センター」さんには今も下北沢で盛業中の「サニー」さんと同じく、休日にちょくちょく行きました。この時代から後になりますが、吉祥寺にあった「ユザワヤ」でも模型を扱っていたので、かなりマニアックなプラモデルやプライザーの人形などを随分買いました。さすがにあの時代に買ったプラモデルが手つかずで・・・ということは無いと思います(?)が、鉄道模型に関しては上記のお店で購入したものも多く、箱を開けては昔をしばし思い出す、といったことをしています。