かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

池上市民大学 5期・第8回講座 「唱題行」の感想

2011-06-07 | 池上本門寺・池上市民大学
2011年 5月
第五期 池上市民大学 第8回講座 「唱題行・講義」
受講してきました。

今日は、最初に本殿内で「唱題行」。
本殿の中に入るのが初めてならば、「唱題行」も初体験。最初に感想を言ってしまいますが、とても感動しました。「写経」のときもそうでしたが、より精神集中・精神統一が自然とできて、終わった後のすがすがしさは、なんともいえないものがありました。
もとい。集合場所の「長栄の間」から本殿へ。堂内はひんやりとしていた。受講生はおおよそ2~30人。慣れた方だろうか、前の場で正座を選ばれた人が10名位。あとの受講生は後方の椅子席。(正座でいこうと思ったが、様子がわからないので遠慮した。)
導師の方の説明を聞く。法界定印の結び方、輪をつくった両手親指の先がつかず離れず。それと呼吸法を教わる。ゆっくりとお腹のなかの空気を出しきる。吸う。出しきる。吸う、を、静かに何度もくり返す。心が落ちつく。それから、軽く目を閉じたまま合掌。おもむろに始まる。最初はごくゆっくりと、導師のあとについて「南無妙法蓮華経」を唱和する。繰り返す。(堂内の灯りが徐々に消えていき、暗くなっていったようだ。)だんだんと早くなりリズミカルになる。どれくらいの時間だったのだろう。だんだんとゆっくりになり、まわりも明るくなっていく気配。導師のあとについて祈願文、誓願文を唱えました。最後に一礼をして「唱題行」をおえた。

小休憩ののち、講義。
講師 小野先生  池上本門寺のガイドコース作りについて
グループに分かれ、それぞれ、先月来のガイドコースの内容の話し合いがされました。

霊宝殿(霊寶殿) 拝観
学芸員の安藤さんが不在のため、もうひとりの方が、展示品の説明をされてました。
内容は、日蓮聖人御真筆の大曼荼羅本尊、御消息の書。
今月の展示として、日樹聖人、日遠聖人等の曼荼羅本尊、書状。
江戸初期の池上本門寺の歴史、最も関心のあるところですが、じっくりと見ることができませんでした。残念。



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