かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

映画 『ソーシャル・ネットワーク』 を観て

2011-01-20 | 映画
映画『ソーシャル・ネットワーク』を観た。
度肝を抜かれ、茫然自失。感想を、どう言ってよいのか、しばし言葉が出てこない。
これは映画なんだ。作り物なんだ。そのまま受けとめちゃダメなんだよ、と自分に言い聞かせ
るのが精一杯。
題材は「フェイスブック」の創始者マーク・ザッカーバーグと、彼をとりまく人々。
彼らが大学で交流サイトを立ち上げ、広めていく過程をアップテンポで追っている。
サクセスストーリーなのだが、ヒーロー礼讃の形をとっていない。たたみかけるような会話の
やりとりで、場面が急展開していく。

映画は、ハーバードの学生、ザッカーバーグがガールフレンドとのデートで、頭はいいのだが
、 あまりの理屈っぽさと思いやりのなさに愛想をつかされ、振られるところから始まる。大学の寮に
もどった彼は、腹いせにネットに彼女の悪口を書き、酒に酔った勢いで大学の女子学生のデータ
ベースをハッキング。画面に女子学生、二人が並び出るように設定し、どちらがいいか品定めを
するサイトを立ち上げ公開してしまう。学内は大騒ぎ。数時間後、このサイトは強制閉鎖される。
そのときのアクセス数、22,000カウント(立ち上げ・公開から、わずか2時間)!! 大学からは謹慎
処分を受け、学内の女子学生全員から嫌われててしまう・・・

四面楚歌になってしまったザッカーバーグ。話し相手は寮の親友エドゥアルド(後のフェイスブック
共同創業者)と寮生の数人のみ。しかし、資産家の息子で、名門ボート部のトップ・アマチュア
(後、北京オリンピック代表選手)である双子のエリートから、彼らの持っている会員制学内交流
サイトを充実するべく、プログラマーとしての能力を買われたザッカーバーグに白羽の矢が立てら
れ、仲間になる。


監督  デビッド・フィンチャー
脚本  アーロン・ソーキン
出演  ジェシー・アイゼンバーグ (ザッカーバーグ役)
     アンドリュー・ガーフィールド (エドゥアルド役)


フェイスブック信奉者の姪っ子にメールいれようか。いまどこにいるんだろう? 羽田か。それとも
長野か新潟のスキー場で仕事をしてるのだろうか?