かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

今朝の地震

2014-05-05 | 地震・震災
2014.05.05

家で朝の法華経読誦中、あー地震がくるなー、と思ったとたんガタガタとおおきく揺れだした。一瞬、関東大震災級の地震だったらどうしようと考えたけれど緊急持ち出しの避難袋しか頭に浮かばなかった。中身は乾パンの類だけで貴重品は一切はいっていない、というのも我ながら情けない。
台所の棚からポリ容器が落ちたのと、はし立てからはし・スプーン類が飛び出したくらいで大事にいたらなかったのは幸いでした。実際に関東大震災級の本格直下地震がやってきたら、対処のすべなし、というのが実感です。


地震情報 気象庁発表
発生日時 5月5日05時18分
マグニチュード 6.0(暫定値)
場所および深さ 伊豆大島近海、深さ162km(暫定値)
最大震度 5弱 東京都千代田区

NHKラジオの緊急地震速報では大田区は震度4と発表されたと思ったが、後で見ると都区内全域が震度5弱になっていた。

追記
顔を洗うときお湯が出ないので給湯器(古い)がついに壊れたかと思った。
しばらくしてガス・レンジでお湯を沸かそうとしたらガスがつかない。給湯器の故障ではなくて、ガス自体が止まっていた。外に出て復帰操作完了。東京ガスのHPを見てマイコンメータの緊急停止装置がはたらいたと理解するまで、これもしばらくかかった。追記の追記として、東京ガス災害トップページ 地震に関するお知らせ>ガスが出ない場合、の次「ガスメーターの復帰方法はこちら」を開いてみても「このページは表示できません」状態になっています。(夕方、思い出して再表示したら直ってました)




10月23日

2013-10-23 | 地震・震災
朝、今日はなんの日だっけ?
と、思ったものの それっきり。
夕刊を見て驚いた。
「中越地震9年 小千谷で献花」
なんと2004年(平成16年)10月23日、新潟県中越地震の発生日だ。
東京在住者はひどいもんだ。慈父悲母の出身地の出来事を忘れてしまっていた。
こんなもんか、と自省しつつ(すみません)、気持ちを切り替えて「合掌」。

「もう二度とあんな地震は起きてほしくない」と載っていたけれど、
その気持ちは重々承知しながらも、
長岡、小千谷の信濃川に並行して走る何本もの山並みを地形図で見れば
この地は忘れる頃合いに大地震が起きて、そして今がある、これからも、とも思う。

地震の周期はわからないけれど、それなりの「備え」は必要だ、と。

いっぽう、東京に目を移せば・・・、まったく同じことがいえる。




10月23日

2012-10-23 | 地震・震災
2012.10.23

新潟県中越地震がおきてから、丸8年がたちました。
長岡や小千谷では、発生時刻の午後5時56分にあわせて追悼式典が開かれた、とのことです。

あらためて犠牲になった方々のご冥福をお祈りいたします。






NHKラジオ・明日へのことば ガレキの跡地に鎮守の森を作ろう

2012-09-18 | 地震・震災

9月15日・16日と、二回にわたった宮脇先生のお話を聞きました。そのメモ書きです。

「ガレキの跡地に鎮守の森を作ろう」
語り手 横浜国立大学名誉教授 宮脇昭

本物とは、きびしい環境の中でも長持ちするもの
松は流された
松、7万本が流された
本来、海岸線の植生は常緑広葉樹である タブの木 シイの木 カシ類
高地 ミズナラ
松は針葉樹 もともと山の山頂部に限定されて自生していた

コンクリ防壁はコッパミジンに砕かれた
科学の発達 すべて計れるもの、計量化できるものとしてきた
お金、数字、がすべてなのか
自然  計り知れないもの 共生すべきもの 畏敬の念
環境  見えないもの 感覚

植物生態学
新しい森作り その土地に自生するもの、自生していたもの
白砂青松とはいうが
生物社会の原則
多少いらないものがあっても ガマンし、共生している
人の手が入った単一・単体はダメ

鎮守の森 人の手を加えずとも自生している木々 いろんな種類が混生している
鎮魂の森、希望の森  ガレキで鎮守の森をつくろう

森林生態学
九州のあるスギ樹林帯が、台風によってすべてなぎ倒されたときの話
倒れた要因・・・、活用の方法 ログ・ハウス
再生不可能といわれた熱帯雨林の再生にとり組んだときの話。
中国・万里の長城 もともとは森林地帯だった
レンガ焼き等での木々の伐採、戦乱 ガレキの山になってしまった、が
再生にとり組んだ 蒙古ナラをメインに、他種も
一昨年 10ヵ年 100万本の植林を達成
ガレキ、ゴミ、有機材 1m掘る

本物の学者は 現場に行く 少なくも最初と最後は

いのちの森 森づくり 自然のおきて
人間社会(組織)と自然社会のしくみは同じ
トップがいる、三役がいる、それを支えるものがいる
すきま 空間 酸素
バランス、調和

太平洋岸の某市・某市長、役職クラス、一般職員 硬直した行政機構
機能していない

南北300キロの森をつくろう
防風林・防潮林の調査
松だけでは津波は防げない

「ガレキの跡地に鎮守の森を作ろう」
実際の森のつくりかたの説明がありました。(略)


記)
共感しました。東日本大震災による大被害を受けた太平洋沿岸地域の復興・復旧、そして再生を、森作りを通してやっていこう、ということです。今後の活動に注目していくとともに、できることには応援・支援をしたいです。
(メモ書きにしても、かなりモレがある。後ででも、補なっていきたい。)