かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

函館 元町公園と旧イギリス領事館

2010-07-14 | 函館
函館・元町公園周辺を散策。

元町公園から見た旧函館区公会堂








元町公園 かつて箱館や道南の行政の中心地だった。


遠方に「四天王像」



左から今井市右衛門、平田文右衛門、渡邉熊四郎、平塚時蔵

副題 「函館四天王像 市民精神の源流」 (詳細は拡大画像で読んでください。)
じっくりと読んでみると、明治の函館について、とても重要な説明がされている。


ペリー広場 ペリー提督 来航記念碑 (1)


旧イギリス領事館




(2)






(1) ペリー提督 来航記念碑 案内文
 日本と和親条約を締結したアメリカ海軍提督M.C.ペリーは、1854年(安政元年)5月17日、開港される函館港を下検分するため、5艘の艦船を率いて来航した。
 滞在中には、函館湾の海図を作成したほか、銀板写真術(ダグレオタイプ)の初公開、西洋音楽の吹奏などを行い、当時の人々の驚きの様子が記録として残っている。
 このペリー来航が契機となり、蝦夷地(北海道)を統治する箱館奉行所の移転先として五稜郭が築造されることになったほか、開港場として欧米文化の影響を受け、本市が国際観光都市として発展する礎となった。  函館市

   黒船来航150周年(2004年)を目前に、日米和親の意を後世に伝え、ペリー提督を末永く顕彰するため、ここ函館の由緒ある地に「ペリー提督来航記念碑」を建立する。
 2002年(平成14年)5月17日  ペリー提督来航記念碑建立協議会

(2) 旧イギリス領事館(開港記念館) 案内文
 函館にイギリス領事館が置かれたのは、安政6年(1859年)日本最初の貿易港として開港した時のことで、函館ではアメリカ、ロシアに次いで3番目の領事館として、初代領事ホジソンが称名寺に開設しました。文久3年(1863年)に現在の元町のハリストス正教会の西隣に領事館を新築しましたが、数度の火災にあい、この建物は、イギリス政府工務省上海工事局の設計により、大正2年(1913年)に竣工したものであり、昭和9年(1934年)の閉鎖まで領事館として使用されていました。平成4年(1992年)8月からは、開港記念ホール、開港の歴史を伝える展示室、旧外国公館の雰囲気の中で食事や各種ティーを楽しめるレストラン・喫茶室などを設け、一般公開をしております。
 函館市