かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

『守貞謾稿』 覚え書

2010-04-12 | 江戸検定
『守貞謾稿』 起稿 1837年(天保8年) 以後、約30年間、書き続けられた
       「付録 固根辨」末尾 文久3年(1863)月光庵主 述、とあり
       「呈 貞信先生江 北川庄兵衛」(絵師・初代長谷川貞信のことなの?)
       蔵蓄 1867年(慶応3年)
著者 喜田川守貞 1810年(文化7年)大坂生まれ
       本姓 石原庄兵衛(のち北川) 号 月光庵
   
ここで『守貞謾稿』の読後感想をするわけではないです。念のため。
(全文、読破するには気力不足)
江戸検定1級の出題元として、かなりの比重をもっている。という実感のうえでこれまでと、これからの準備に、どう対応していこうかというメモです。

『近世風俗志 (守貞謾稿) 』 全5巻 岩波文庫 宇佐美英樹・校訂

第1巻は前に購入。飛ばし読み。前回の1級、出題箇所の内容を確認した。
読み込んでいくと、自ずから一般庶民の、そして下層民の「生業」、「雑業」に関心が移っていきそう。
「守貞・・」で何かをしよう、ではないので以降の購入については考えてしまった。
そもそも内容が詳細すぎるので、おいつかない。
テキスト『江戸博覧強記』 (小学館)のビジュアル部分、江戸風俗、ファッションをしっかり押さえ、それに肉付けしていくのが先のようだ。

とはいえ、やはり気になる。
ここのところ、まったく利用しなくなった(これからは相当に行くかもしれぬ)図書館で2~5巻を借りた。これも流し読み。
「雑劇」「笠」「娼家」等、押さえておきたい項目もある。が、大半は細かすぎるので読破は?

以上、返却日を翌日にひかえて思ったことです。
(図書館の購入時からだいぶ経つが、ほぼ読まれた形跡なし。いつでも! 借りられそう)