かぶとん 江戸・東京の歴史散歩&池上本門寺

池上本門寺をベースに江戸の歴史・文化の学びと都内散策をしています。

三田・済海寺 その周辺

2010-04-05 | 都内散策 寺院・神社

済海寺は都営三田駅と泉岳寺駅のあいだの高台にある。
三田3丁目交差点から聖坂、伊皿子へとつづく道沿いで、亀塚公園と並んでいる。

散策コースとして 御田八幡神社へのお参り。
境内の左手より階段を上る。左下に おおきな高輪郵便局の後ろ側が見える。
のぼりきると亀塚公園の展望台にでる。亀塚があり頂上に「亀山碑」が建っている。
公園から前の通りに出て すぐ右隣りが済海寺である。


御田八幡神社



高野槇
御田八幡神社
主祭神 誉田別尊(ほんだわけのみこと、八幡神)
相殿神 天児屋根命(あめのこやねのみこと)
    武内宿禰命(たけのうちすくねのみこと)
創建  和銅2年(709年)
延喜式神名帳「武蔵国荏原郡 稗田神社(ひえだじんじゃ)」
江戸期 別当は八幡山宝蔵寺と称す(天台宗)
明治の神仏分離により明治2年「稗田神社」と称号
明治7年「三田八幡神社」改称
明治30年(1897年)「御田八幡神社」旧号に復す


亀塚



亀山碑







三田(御田)の由来が書かれた案内板。
江戸時代 「月の岬」と呼ばれる丘陵で、月見の名所であった。




ともかくも 三田一帯のこの高台は 江戸・明治期の一等地であった。