M・吉田のブログ

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百鬼夜行

2006-05-14 23:42:28 | ピュアでもない日々
ふっと思い出したんですが、
その昔「百鬼夜行」というゲームがファミコンで出ていましたね。
RPGですが。


ゲーム序盤までしかやってないこのゲームなのでハッキリとしたことは覚えてないですが、
本作は、タイトルから想像できますとおり、和風RPGでして、
このゲームの目的は「妖怪を退治すること」なんですね。


なぜか主人公は忍者なんですが、
なんと驚くべきことに、主人公の名前も「にんじゃ」でした。
名前入力画面なんてありません。

いや、まだ未熟者なので、
きっと名を名乗ることを許されてないんでしょう!と善意的解釈。


さてこのゲーム、タイトルがタイトルなだけに、
雰囲気が陰々滅々としております。

ゲーム内では、ドラクエシリーズのように「朝」「昼」「夕方」「夜」と、
時間の概念を採用しているんですね。
しかしどの時間帯も常に薄暗い。
そして、夜になると、妖怪が跳梁跋扈する街。
心休まる暇がありません。

街BGMも微妙に不吉。


で、そんな中、モンスター=妖怪と接触すると戦闘が始まるわけですが、
戦闘シーンは、FFチックに横向きでのバトルです。

しかし、キャラ表示は画面の上4分の1だけ。
FF1とかFF2の背景部分だけで戦っているような、そんな感じ。
いや、狭いにもほどがあるだろ!

さらには、味方キャラは全員、背筋をピンと伸ばして「気をつけ」のポーズで戦闘に挑みます。
しかも、キャラクターとかアニメーションとかしません。
それFF風にする必要ないよ!!

しかも、FFみたいに、縦一列に並ぶわけではなく、
横一列にずらーっと並ぶ、謎のフォーメーション。

行列ができるラーメン屋の前に並んでるんですか。こいつら。
しかも全員、「気をつけ」のポーズ。
怪しい世界観です。

しかし戦闘BGMは妙にノリノリ。
ここだけは気合入ってます。


で、戦闘に勝利すると、
表示されるメッセージが、これまた独特で、
敵キャラ「くま」を倒すと、だいたいこんな感じです。



「くま をやっつけた!
 2のけいけんちと
 あんのじょう 2せん もっていた」



「案の定 2銭持っていた」なんて普通思いつきませんよ、そんなメッセージ。
センスあふれる開発者でございます。

ていうか子供の頃、このゲームで初めて「案の定」という言葉を知りました。
小学生の学習にも最適な、良作ゲームですね!



そんな感じで進行していく『百鬼夜行』、
最初のダンジョンらしき場所についてやめてしまったわけですが、
なんか書いてたら、ちょっとやってみたくなったりして。

もしもプレイをして、何か新しい発見があれば、書いてみたいと思います。

たぶん突っつけば色々出てきそうなゲームなんで!




とは言いつつ、このゲームの話題を振っても、誰も興味ないかも知れんとか思い、
ファミコンを引っ張り出すのをやめようかも思う今日この頃。
皆さんいかがお過ごしでしょうか。
僕は元気です。





コメント
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