M・吉田のブログ

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新感覚パズルゲーム

2006-05-02 22:33:09 | ピュアでもない日々
朝のゲームセンター。
そこは早起きした他にやることの無い暇な人たちだけが集まる、
貸切状態のゲームの楽園。

人の声も無く、
ビコビコとけたたましいゲームのデモ曲のみが流れる店内。

人がいてもいなくても、耳を覆いたくなるほどの騒音の中、
その中に、異彩を放つ、妙に童謡チックな曲が流れてきました。
ゲーセンに童謡??

有線かと思いましたが、まさかゲーセンに童謡は流さないだろうと思い、
ふとその音源に向かってみるや…



虫姫たまでした。



きゃあああああーーーーーー!

リンク先のページを見ていただくとわかりますが、
まあなんというかそういうノリですよ、これ!
初めて実物を見た!っていうか、いつ出てたんだ、これ。

いつか記事にした気もしますが、なんと言いますか…
部長さんがプレイしているところを見つかったらば、明日から係長になりそうなゲームです。
非常に社会人に厳しいゲームですね。



しかし、いや、しかし!
ここは敢えてプレイするべきではなかろうか!
そう、我々に必要なのは、常に変化していこうと思う気持ち…
未知への挑戦…そう、これこそが、フロンティアスピリッツ!!


これやるんなら、まだ脱衣麻雀やってた方が潔いんじゃない?とか思いつつ、
周りに人がいないことを確認してコイン投入。

時間帯的にも、誰もいないはずなのだが、
イスについた瞬間から、やたらと背後が気がかり。
俺、ゴルゴの気持ちがわかったよ!と思う瞬間。
体言止めが多い本日の日記。


コインを投入してみますや、
いきなりゲーム音量選択画面が出てきました。




    中 →

┏━━━━━━━━━━━┓
┃音量・大       ┃
┃漢ならこれを選べ!  ┃
┗━━━━━━━━━━━┛


デフォルトが「大」選択
CAVEスタッフの細やかな気配りがありがたいですね。
他の音量も選択できるみたいですが、その説明は

中:普通でいいです
小:恥ずかしいので小さくします

などなどと、逃げの姿勢である説明ばかり。
これはいけませんね。


フロンティア精神とは…向かっていく心なのだッ!



日本語で言うと、毒食らわば皿までなのだッ!



というわけで、「大」を選択。
ふっ、メーカーの思う壺というやつだぜ…。


音量を決定すると、危険系ライトノベル全開なオープニングメッセージが流れる。
この時点でだいぶある種のユーザーは満足いただけたことかと思う。
そして、ゲーム開始。

なんと、BGMが「マイムマイム」。

うわあああああ。
なんだこの、渡辺君あたりが、ずっと両手とも男子と手をつないでそうな曲ッ!
出席番号とは、生まれながらに背負って宿命なのだよッ!!


そんなフォークソングはさておき、
魚ポコがちょっと好きだったM・吉田としては、
それの続編的なゲーム内容は割とヒット。

今作ではさらに、

1      2 ↓
     ⇒   ○
 ○○      ○○

こんな感じにの、玉と玉の中央にスッポリとはまるように打ち上げれば、
「Just Fit!」とか言われて、ボーナス得点が入るなど、地味ながらも、
ゲームの面白さを底上げするシステムが搭載されている。
なんだかいい感じだ。

前作同様、少しずつゲームに慣らせてゆくステージ構成に加え、
さらに今回、ボス戦とかある。

初めて見たときは何が何やらわからず、即負けしたが、
落ちものパズル(?)風味のゲームに珍しく、残機制であったので、幸いにも2回目で攻略。
なかなか、いいスパイスが効いている。

うーん、ステージクリアしたときとかすごいアレなデモシーンとかあるが、
こう見えてこのゲーム、しっかり作ってあるじゃん…!


なーんて思って、ボス戦をクリアしたのち、
マリオで言うところの「ワールド2」に突入すると、
今度はBGMが「森のくまさん」。

またやっちゃったよ!!!CAVE!!!!!
なんだよこのセンス!!!いや、ある意味アリだ!!!これはッ!!!



ま、そんな感じで2-4あたりでゲームオーバーになりましたが(ゲームオーバー時にクリアのヒントが出る)、

いやー。
このテの見た目のゲームにしては、意外にも出来がよくて驚きましたよ。
魚ポコの、キャラ差し替え焼き直しかと思いきや、こまごまとした新要素もあるし。
うーん。このゲーム、もう少し設置してもいいんじゃないでしょうか。

このゲームには、パズルゲームとしての面白さ、
また、ピンボールで、プランジャーを打つ面白さ、
それ使っての、パズルボブルのように、狙った箇所に打つという面白さがあります。

そして、


プレイする自分の痛々しさを楽しむと言う面白さがあります。


このへん、まさに新感覚!



なんというかある種、しっかりとしたコンセプトの元に作られたゲームなので、プレイの価値はあるかと。

ゲームセンターで見かけたら、あなたも、レッツ・チャレンジ!


もちろん、音量はで!!




コメント (2)
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