M・吉田のブログ

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IT-インターフェース-革命

2005-03-17 23:59:59 | ピュアでもない日々
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最近、調子がよろしいニンテンドーDSについて思ったことを書きます。

このタッチパネルやマイクを使った動作の中で、
「キャラクターを動かす」だとか、
「何かを選択する」という類でないもの…
要するに、現実にある「何か」をモチーフにしたようなものというのは、
先に挙げたものより、とても面白く感じました。

プレイしたことのあるゲームで言うならば、
タッチペンを筆に見立てて「習字」したりとか、
ストロー(マイク)に息を吹きかけて水をブクブクさせたりとか、
そういうのを面白く感じました。

何かに見立てるというのは、金田一少年の事件簿なんかではよくやられていますが、
専用コントローラモノを除けば、一般のゲームではなかなか少ないものですね。

完全な「見立て」とは少し趣が異なりますが、
その昔、プレイステーションで出ていた「俺の料理」なんかは、
調理方法を左右のアナログスティックで行うと言う、とても面白い試みをしていました。
このゲーム、セオリーがあると言えばあるのですが、
全体のテンポが良く、アナログスティックで調理する部分も面白いエッセンスだけ抜き出して作られていて、
非常に小気味よいゲームでした。
大作感は全く無いですが、歴史に残したいゲームの一つです。

「俺の料理」が出た頃は、両方のアナログスティックを使うのは珍しく、
それそのものの操作感覚も面白かったと言えます。
私は、このゲームで、長らく忘れていた
「コントローラを使って遊ぶことの面白さ」というものを思い出しました。
このゲーム、大ヒットと言うわけではなかったので、
すぐにその価値は忘れ去られてしまったかもしれませんが、
まだまだ、研究の価値が残されているように思います。

さて、ニンテンドーDSに話を戻しますと、このハードは、
コントローラ、タッチペン、マイクと言った、
「インターフェースそのものを扱う面白さ」を伝えることに特化されていると言えるでしょう。
それが、ハードのアドバンテージにもなっていると思います。

そんなニンテンドーDSには、是非とも「勝ち組」なハードになって欲しいわけですが、
これを皮切りに、専用のインターフェースが無い他のハードでも、
原始的な部分での面白さを感じることができるゲームが、もっと増えるようになると良いですね。


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さて、インターフェース部分に優れたDS、それはすなわち、
「見立てる」ということにも優れていると言えます。
ですから、是非とも、移植される逆転裁判では、
意義あり!マイクにむかって喋るシステムを盛り込んで欲しいものです。

いやむしろ、ぜひやってください。



コメント
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