●本日は、しっとり。～紫式部 夏藤 白山吹～

七月七日。七夕。
天空の逢瀬を想って、きょうはしっとり、好きな植物を。

あでやかな植物もいいけれど、
この土地になじんで静かに根付いている、
たおやかな姿にほっとします。

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▼【紫式部】（ムラサキシキブ）クマツヅラ科の落葉低木。
これは多分、コムラサキという種類だと思います。
秋に、紫の実をつける木です。
その実を源氏物語の作者、紫式部になぞらえたもの。
小さなお花も、うっすらと紫でした。







▼【夏藤】（ナツフジ）　マメ科のツル性低木。
夏に咲く藤なので「土用藤」の別名も。

朝、少し遠回りしてバス停に向かう空き地で、
ふと目についた、か弱げな藤。
白花だったので、あれっと思ってカメラを。
林のなかでよく見られるらしいのですが、わたしは初めて。
ふつうの藤の10分の一ぐらいの大きさです。
すらりとのびやか。

通りがかりの方も立ち止まって、お互いに藤でしょうか？と立ち話。
その方もカメラを出されました‥。
やっぱりブログをされているとかで、ブログ名を交換。
へへ、もう少しでバスに乗り遅れるところでした。
ダッシュです。



　　　　


▼【白山吹】（シロヤマブキ）バラ科シロヤマブキ属　落葉低木
春にお花が咲きますが、この植物は、渋い実の姿がいいのです。
ご近所のあちこちに植えられています。

黄色の花をつける「山吹」はバラ科ヤマブキ属で「属」違い。

▼お花が咲いている頃は、まだ冬の実が同居しています。
4月13日撮影





▼5月13日撮影


▼今は、茶色。

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