●赤い糸。

ご近所うろうろ続きます。

【ブラシの木】フトモモ科ブラシノキ属の常緑小高木
別名、カリステモン

この赤い糸は、花糸と呼ばれる部分だそうです。

■三省堂 大辞林
雄しべの葯(やく)をつけている柄。

■生物学用語辞典
種子植物の生殖器官である花を構成する雄性の組織で、雄ずい（おしべ）の葯（やく）を支える柱状部分。

■ウィキペディア
雄蕊（ゆうずい）は、被子植物の花を構成する要素の一つ。
一般的には「おしべ」といわれ、花粉を入れる袋状の葯（やく）と葯を支える花糸（かし）という部分で構成される。
ただし花糸に当たる部分がないものや、糸状でなく葉状になっているものもある。
さらに八重咲きなどの花では雄蕊が花弁（花びら）状に変化している。

花のつくり　おしべ




▼蕾
細い糸が、えいえいぎゅうっとたたまれているのに、
のびたら、まっすぐ。
こんがらがってもつれないんだね。




▼燃える。









オーストラリア出身が多いフトモモ科のお花は、
（名前に似合わず）繊細な花糸をもつものをよく見かけます。
　フェイジョア 銀梅花（ギンバイカ）　合歓の木（ネムノキ） 白糸草
　眉刷毛万年青 小葉の髄菜（コバノズイナ）　バンクシア



▼本名だとは思えない。
【ビックリグミ】グミ科グミ属の落葉低木
グミのふるさとは、日本。その園芸種だそうです。

さぞかし、おいしいんでしょうね。たった一つぶら下がっていました。




春に可憐なお花をつけたバラ科の木々
実りの季節です。


▼【山桜桃あるいは、梅桃、山桜桃梅】（ユスラウメ）バラ科サクラ属の落葉低木
ふるさとは、中国満州




▼【花梨】（カリン）バラ科ボケ属の落葉高木
ふるさとは、中国





▼チェリーセージのホットリップス（寿）
【チェリーセージ】シソ科の半常緑低木
ふるさとは、メキシコ

なんべん見ても、逆さの顔がぶらさがっているように見える。








▼ここでは飛ばない、蛍の季節。
自然のままの蛍が群れ飛んでいるのを見たことがない。
だから蛍の季節が心に刻まれていない。
せめてこのお花を見て、蛍の季節を想いましょう。

次に生まれてくるときは、
蛍の舞う場所の近くにと決めています。





今日は、赤を集めました。心も染める赤。

運命の赤い糸は、それぞれの小指に結びつけられているそうですね。

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