マイネレプリーク近況

マイネレプリーク ……父アフリート／母イブキニュースター　美浦・高橋裕厩舎……
３週間前後の予定で高橋裕厩舎を離れることになり、先週、トレセン近郊の添田牧場に移動しました。１周６００ｍのダートトラックコースを中心に乗り込まれています。なみあしの最中、ダクになったり、つる首になったり。現地に移動してからもカリカリした面は相変わらずです。一見は掛かりそうな性格ですが、折り合いに関しては問題ありません。


またしても添田牧場送り、この調子では未勝利戦脱出は無理そうだ。
ろくに調教せずに出走→トレセン近郊の牧場というのはガルニエでイヤと言うほど経験済みの、期待されていない馬の黄金パターンだ。

さっさと転厩するか、繁殖牝馬に上げたほうがこの馬のためだろう。

ドリームノクターン近況

コスモヴューファームで、坂路と馬場を併用して調教中です。まだ少し口向きが不安なので、馬場でじっくり3、4周乗って落ち着かせながら調教しています。切れる脚は期待できませんが、体力、スタミナは充分で、心肺機能もしっかりしており、最後までしっかりと伸びます。期待がかかる馬ですので、競馬場でも能力をきっちりと発揮できるように調整していきます。


この馬も評価の高い１頭。誰のかは知らないが（笑）期待がかかる馬のようだ。

切れる脚はないとのことだが、それならばＢＭＳバイアモンの最高傑作ビッグバイアモンのような逃げ馬になってくれないだろうか。

ドリームキューブ近況

コスモヴューファームで、坂路を中心に調教中です。最近、特に良化の目立つ1頭で、無駄な力が抜けてしっかりと動けるようになってきました。精神面・体力面ともに充実著しい印象で、今後も楽しみです。仕上がりは良いのですが、ある程度距離があった方が良いタイプですので、中距離戦が増えてきてからのデビューとなりそうです。


ようやくホンモノになってきたか？

血統的にはほとんど文句の付けようがない配合馬なので、しっかり鍛えれば走ってきて当然なのだが、それだけの調教が出来るのはさすがビッグレッドファーム。
ちゃんと血統に合わせて中距離戦を使ってくれそうだし、期待は嫌が応でも高まる。
あとはデビューまで故障しないことを祈るだけだ。

皐月賞終了

皐月賞が終わった。

期待したココナッツパンチは７着、４角でフサイチホウオーに膨らまされたのが痛かった。アンカツはこのようなワザがとても上手い。
ニュービギニングはいいところ無く終了、４角回るまで最後方ではハナから勝負にならない。ある程度前のほうに付けると思っていた私が馬鹿だった。

ヴィクトリーは、２Ｆ目を除けば１Ｆを１１秒６～１２秒３という見事なペースで逃げていた。瞬発力に欠けるヴィクトリーの力を活かす見事な騎乗だったと思う。
本来、ＧⅠはこういったペースで争われるのが望ましい姿だと思っているので、今回はこれで良かったのかもしれない。
むしろ、このペースについて行こうともしない他の騎手のほうが問題だ。皆サンデー産駒だらけのスローペース競馬に慣れてしまったせいだろうか？

今日は皐月賞

いよいよ牡馬クラシック第一弾、皐月賞だ。
馬券検討にも当然力が入るのだが、今年はどうもこれといった本命馬が見当たらないのが困りもの。
血統構成に特に優れた馬がいるわけでもなく、どれも一長一短といった感じだ。
まずは有力どころの血統構成について考えてみよう。

フサイチホウオー
　ジャングルポケット産駒として非常に良く出来た配合だが、母内アメリカ系の弱点はどうしようもない、当然成長力に欠ける。松田国英師の力量を考えると馬券から外す訳にもいかないが、本命に出来る馬ではない。

アドマイヤオーラ
　タキオン産駒らしい底力に乏しい配合で、例年なら間違いなくトライアルで勝って本番で飛ぶ馬。これが一番人気のところが今年のレベルを物語っている。当然、馬券は消し。

ココナッツパンチ
　マンハッタンカフェ産駒としてはなかなかの配合。父の母方の影響度が０になることやドイツ系に弱点を抱えるのはどうしようもないが、Law Societyやグルームダンサーといった底力に繋がる血の生かし方が良い。本命候補の１頭。

ドリームジャーニー
　ノーザンテーストの３×４を持つマイラー配合。底力に欠け、鞍上もミスター出遅れ、どちらも信用できない。当然消し。

とりあえず単賞１０倍以下の馬についてはこんなところ。
あと馬券として気になるのは、アサクサキングスとニュービギニング、大穴でエーシンピーシー。特にニュービギニングは、メンバー中最も底力に優れた配合で、なおかつ人気も落ちてきているので狙い目に見える。

という訳で、今のところ本命候補はココナッツパンチかニュービギニング。
印を打つなら
◎ココナッツパンチ
○ニュービギニング
▲フサイチホウオー
△アサクサキングス
△エーシンピーシー
といったところか。
血統的には楽しみな皐月賞ではないが、馬券のほうは楽しめそうな気がする。

ところで、過去５年の皐月賞優勝馬の厩舎を見ると、池江郎・瀬戸口・上原と、関東関西問わずスパルタ調教の厩舎である。この事実から、いかに厩舎で鍛えることが重要かがわかる。
シルクもラフィアンには、そこをもっと考えて厩舎を選択して欲しいものだ。

マイネルハーデス近況

ミセスフォーロンの０５ ……父バブルガムフェロー／母ミセスフォーロン　美浦・相沢郁厩舎……
真歌トレーニングパークで休養中。普通放牧とウォーキングマシンで１時間の運動を行っています。１０日（火）に相沢調教師が来場し、同馬を見学していきました。「背が高くなった。もう少し幅が出てくると良くなりそう」とのコメントです。一息入れた後は夏のデビューを目標に仕上げていく予定ですが、それも仕上がり次第。状態によっては秋までずれ込む可能性もあります。


どうやらこの馬が一番早くなりそう。

この馬に関しては、相沢師の手腕にも注目したいところ。
オークス馬を育てているし、ジョウテンブレーヴ、ダンスインザモア、ハロースピードなど血統構成に優れた馬を確実に育ているので腕は確かなはず。
似たような血統のセイカチューバ（３Ｂ級）が適性外のダートを使われて足踏みしているのが気にかかるが・・・。

やっぱり除外

シルクランサムは、土曜日の福島５Ｒ・芝1,200mに安藤光彰騎手で出馬投票しましたが、非抽選で除外となった為、来週以降の出走予定となっています。


普通に考えれば除外されて当然なんだが、「出走を予定しています」なんて書かれたらそりゃ出走できると勘違いする。
情報がアテにならないところは、流石としか言いようがない（笑）。

と言っても、除外はむしろ好都合。
せっかくだから、もう少し鍛えて貰おう。

シルクランサム近況

シルクランサム［父Red Ransom：母Pier］
レース後も順調で、ＤＷコースでキャンターの調整で、８日に時計を出してい
ます。調教師は「スタートも上手かったし、道中も良い感じで来ていたんです
が、終いバテたのは追い不足だったこともあるし、距離も長かったようです。
当初は短期で入れ替える予定でしたが、レース後も変わりないし、福島ならそ
れほど間隔を空けずに使えそうなので、このまま厩舎で乗り込んで仕上げてい
きます。内容は悪くなかったし、一叩きされて変わってくると思います」と話
しており、今週土曜日の福島、芝1,200mに出走を予定しています。


この調教師の欠点はすぐ短距離を使おうとすることだ。
いくら距離適性があっても追い不足ならバテて当たり前だと思うのだが・・・。

それはともかく、中一週で芝のレースに出られるとは思わなかった。
中間も坂路とＤＷでしっかり乗り込んでいたようだし（この辺は流石だ）、１１日の追い切りも悪くなかった。騎手も安藤光と頼りになる。
今回はイケそうな気がする。

・・・でもその前に、本当に出走出来るのか？

マイネレプリーク近況

マイネレプリーク ……父アフリート／母イブキニュースター　美浦・高橋裕厩舎……
７日（土）、福島で出走し、９着でした。チークピーシズを付けての出走でしたが、まったく効果がありません。スタート直後こそ好位に取り付いたものの、流れに乗れず徐々に後方へ下がってしまいます。切れる脚のない同馬には４コーナーでの位置取りがすべてでした。スタンド前の直線で揉まれたのも影響しているかもしれません。津村騎手は「バテてはないがズブい。１、２コーナーからずっと気合いをいれっぱなしでした」と振り返っていました。次走はブリンカーの着用も検討しています。


チークピーシーズの効果がない？
それ以前に調教量が全く足りていないことについてはどうなのか。いくらなんでもスローの２０００ｍで流れに乗れないなんてありえない。
ブリンカーの着用云々の話ではないのだ。

マイネルヘンリー公式評価

応援しているマイネルヘンリーの公式評価は２Ｂ級。自己評価で１Ａ級だったのでかなりの違いだ。

マイネルヘンリー
　自己評価　□□□○○□○○　１Ａ級　ステイヤー
　公式評価　□□□○□△○□　２Ｂ級　芝１０～１５Ｆ　ダート９～１１Ｆ

自己評価でギリギリ１Ａ級、公式評価は３Ｂに近い２Ｂ級ということで数値的には大きく違ってはいない。
父とＢＭＳが同じメジロサンドラ、イシヤクロマンはどちらも３Ｂ級。その２頭に血統的に劣るとは思えないのだが・・。

評価はともかく質の高いステイヤー配合であることに変わりはない（配合としてはディープに先着したPrideに似ている）ので、これからの活躍に期待しようと思う。