ま、こんなもんでしょう

東京最終Ｒ・Ｄ１６００ｍに出走したシルクグラサージュは４着。案の定前の馬を捉えきれず、逆に一旦３番手に出たところを後ろから差されてしまった。

まあペースの違いもあるのだろうが、スタート直後に後ろに下げてそのままずっと大外を回すという下手くそな騎乗だったので、後ろから差されるのも仕方ないと言ったところだろう。

次もダートだと思われるが、距離はもう少しあったほうが良さそう。次走に改めて期待しよう。

３連勝なるか？

明日は３連勝を賭けてシルクグラサージュが東京最終・Ｄ１６００ｍに出走する。

前走は鮮やかな末脚で連勝を決めたが、同日の三峰山特別の勝ち馬との比較では勝ち時計で０．６秒も劣り、そして上がり３ハロンの時計は同じ。もちろんペースの違いなどもあり一概には言えないだろうが、この条件では１０００万下に入って抜けた力は無いと考えるのが道理だろう。まして相手にその三峰山特別で僅差２着のジェネラルノブレスがいる以上、厳しいレースになるのは間違いない。勝つためにはある程度展開が向かないと難しいのではないかと思われるので、今回騎乗する松岡騎手の手綱捌きに期待しよう。

ノンコの１０ 血統評価

前期募集期間終了まであと１週間あるが、全く売れる気配もなく出資が決まりそうなので、血統評価を出しておく。

売れてないのは馬が活躍しないせいだろうが、社長交代を機になぜ馬が走らないのか分析し、対策を講じて欲しいものだ。ほとんど期待出来ないとは思うけど。


ノンコの１０

父タイキシャトル
母ノンコ（アグネスタキオン）

血統自己評価　○□○□○△○□　３Ｂ級　マイラー


Haloの３×４、Northern Dancerの５×５と、父母の主導Almahmoudの流れを活かした次世代型の配合馬。Swapsの６×６の系列ぐるみなど、強調されたDavil's Bagの活かし方は非常に良い。スタミナ要素は不足しているが父母のスピードはよく活きていて、父のイメージ通りのマイラーとして活躍が見込める内容である。


父タイキシャトル、BMSアグネスタキオン、母の母方クリミナルタイプと、社台産にしては珍しく手作り感のある配合馬。残念ながら質の面では輸入繁殖牝馬に及ばないが、個人的にはこういう配合のほうが好み。そういう意味では今年のラフィアン出資馬２頭の配合には満足している。

スラボンスカの１０ 血統評価

スラボンスカの１０

父ステイゴールド
母スラボンスカ（Diesis)

血統自己評価　□□□○○△□○　３Ｂ級　中長距離向き


Northern Dancerの４×５で母の母スラヴォニア（＝ダンシングキイ）を強調し、主導はAlmahmoud。米系はサンデーサイレンスとスラヴォニア、欧州系は父の母ゴールデンサッシュ（＝サッカーボーイ）と母の父Diesisがそれぞれ呼応し、それぞれの血をきめ細かく活かせている。ただし、その分血の結合はイマイチで、末脚の切れには欠けると思われる。他にもThe Tetrarchの欠如もあり、芝よりダート適正のほうが高そう。

以前書いたものの転載だが、中距離向き→中長距離向きに変更。また、スピード不足や米系の結合に問題があることなどから日本ではダート適正のほうが高そうと判断したが、本質的には芝向きの配合であることは付け加えておこう。

リヴァリーガーデンの１０ 血統評価

今更ながらセゾンは先着順での申し込み受付という事に気付いたので、申し込みした２頭は出資確定。と、いうことでいつもの血統評価。


リヴァリーガーデンの１０

父タニノギムレット
母リヴァリーガーデン（サンデーサイレンス）

血統自己評価　○□□○○△□□　３Ｂ級　中距離向き


この配合の最大の長所はHail to Reasonの４×４が系列ぐるみとなり明確な主導を形成出来たこと。Turn-toとRoyal Chargerが６代目に並び、その明確さに拍車をかけている。スタミナ勢力がやや弱く、父母の傾向がやや違う点は残念だが、スピードと瞬発力には期待の持てそうな配合である。


管理するのは佐々木晶三師。個人的には好きな厩舎なので文句はない。上手く育ててくれることを期待したい。

やはり引退か・・・

マイネルタイドの引退が決まった。中央に戻ってから３戦して全て最下位。そろそろ引退かとは思っていたが、やはり残念だ。

血統構成は明らかにオープンクラスのものを持っていたのだが、肝心の脚が持たず骨折の繰り返し。成長期をまともに調教出来ずに過ごしたのでは、能力がスポイルされて当然だ。

故障しているわけではないのでこれから地方競馬に行くのだろうが、とりあえずお疲れ様。