高千穂特別

8/1(土)小倉競馬第10レース、高千穂特別、芝の2000mに、9頭立て、藤岡康太騎手騎乗で出走いたします。発走時刻は午後3時35分です。 7/29に最終追い切りを消化しました。ウッドコースを6ハロン78秒台、3ハロン37秒台、ラスト1ハロン12.9秒の時計を一杯に追われてマークしています。宮調教師は「馬体重はそれほど戻りませんでしたが、見た目にも細い印象は受けませんし動きも上々です。好走を期待しています」とコメントしていました。ご声援ください。

/29 助 手 栗東CW／稍 78.8 64.6 51.0 37.7 12.9
追って一杯


なぜか９頭立ての高千穂特別に出走のドリームキューブ。ローゼンといいキューブといい、気を抜くとすぐに太らしてしまう厩舎なので、馬体重が戻らないというのはむしろいい傾向のように思える。追い切りは相変わらず終いが掛かるものの時計は上々で、今回も好走が期待できそう。

ローズプレステージとフォゲッタブルが強敵だが、どちらも後ろからの競馬をする馬なので変にスローペースに落とさなければ充分に勝つチャンスはあるはず。

いい競馬を期待したい。

小倉競馬へ

マイネルゴルトは、２日（日）、小倉２Ｒの芝１８００ｍに出走します。同じようなコース形態で魅力があり、特徴を把握している松岡騎手も確保していましたが、予定していた新潟の芝１８００ｍは出張馬房の関係で出馬投票できませんでした。追い切りは中１週を考慮して全体の時計を遅めにして終いだけを催促するもの。中村師は「心身とも叩いて大きく変わっているわけじゃないが、まずまずの動き。前走より上の着順を期待している」とコメントしていました。


出張馬房の制度がよく分からないのだが、前走と同じ新潟コースで出走出来ないのは少し残念。

しかし松岡騎手から和田騎手への乗り変わりは個人的に歓迎。松岡騎手も悪くは無いが、この２人を比べたら和田騎手が上だと思う。それに関西馬なのだから関西の騎手に乗ってもらったほうが良いであろう。

相手はそこそこ揃ったが突出した馬はおらず、少なからずチャンスはありそうなので出来ればここで勝っておきたいところ。和田騎手の手腕に期待だ。

少しは前進を

シルキーブリス　　／新潟３Ｒ　３歳未勝利　（Ｄ１，８００ｍ）
　　　　　　　　　　15頭　５１kg　草野　　　　　　　　　　発走１１：００
美浦に入厩後も変わりなく調整を進めると、先週は除外となった為、今週に回っ
ており、調教師は「乗り役を乗せて、ビシッと追ってもらいました。今週はなん
とか併せた相手に食らいついていましたが、動きはもう一つでした。競馬に行っ
てどれだけ変わってくれるかですね。忙しい距離よりは、ゆっくり行ける距離が
合ってると思います。減量騎手で少しでも上を目指したいと思います」と話して
います。


加用師は短い距離向きと言って、牧師はゆっくり行ける距離が良いと言う。同じ調教師でもこれだけ見解が異なるのは面白いところ。

ダート１８００ｍはデビュー戦と同じ条件で、その時は中団から下がる一方の情けないレースを見せてくれたが、今回はどうだろう。少しはマシになっていると思いたいが・・・。

とにかく、これが最後のレースになりませんように。

先週よりはだいぶマシ

シルキーブリス　　［父チーフベアハート：母クイーンオブタイム］
南Ｗコースでキャンターの調整で、22日に併せて時計を出しています。調教師
は「あまり動きは変わってこないですね。頭が高い走りで、２歳と併せて負け
てしまいました。今週使ってみましょう」と話しており、具体的な番組は未定
ですが、今週の新潟で出走を予定しています。

／29美Ｗ良　　　　68.4- 53.2- 38.6- 12.9　強目外先行同入


なにが凄いって、こんな近況出すくせに先週出走予定だったのが凄い。いや、先週非当選で本当に良かった。

で今週だが、先週に比べれば追い切りもまだマシだし、追い切り前に坂路を１本上がっていて、それなりの負荷は掛けられたっぽい。レースに通用するかどうかは別にして、先週に比べればいい状態であることには間違いないだろう。

まあ追い切りで２歳馬の相手に使われているようじゃ調教師の期待も薄そうだし、先週のロッシュのような結果にならなければ上々だろうが。

Conduit

今年のキングジョージを勝ったのはDalakhani産駒のConduit。配合としては父に及ばない内容だと思われるが、なかなか面白い内容なので取り上げてみた。

まずは血統構成の自己評価から。

Conduit
　父Dalakhani
　母Well Head（Sadler's Wells）

自己評価　□△○○□□○○　３Ｂ級　ステイヤー

Never Bendを主導に母の父Sadler's Wellsが強調された内容。世代の新しい父に対してNorthern Dancerの位置が悪くバランスを崩したところがこの配合の問題点だが、それ以外はNever Bendを主導に父母のキーホースDjebelを充分に活かした底力を感じる内容となっている。

注目すべきは、この配合からも分かるように欧州では確実にMill Reefの系列ぐるみが形成される土壌が出来上がってきていることだろう。日本ではMill Reefはほとんど全滅してしまったと言っていいような有様なので、実に羨ましいことだ。

今でもこうした配合を見るたびに、イナリワンは日本のDarshaanになっても不思議じゃない馬だったと思うんだがなあ・・・とイナリワンファンだった私は思うのである。

当然ながら、ビリ

シルクロッシュは最下位。まともな調教が出来ていなかった上に走りにくい不良馬場で、この結果は必然だった。

それにしても酷かった。直線でズルズル下がる馬はいくらでもいるけれど、今日のロッシュのようにスタートだけ決めて向こう上面からズルズル下がっていく馬はなかなかいない。これで５戦して先頭との差は合計２４．６秒。あまりに圧倒的すぎる。

今回はタイムオーバーだろうし、さすがに引退かな・・・。

次は１８００ｍ

マイネルゴルトは、１９日（日）に新潟でデビューして４着でした。他馬を怖がって内に入れなかったり、直線では内へ外へと寄れてしまうなど若駒らしさが覗くレースぶりです。雨で馬場がかなり酷くなるなどデビュー戦としては厳しい環境でしたが、その状況下でもしっかり伸びて掲示板を確保したことは評価できます。幸いレース後も目立つダメージは見せておらず、木曜日からは坂路１本を軽く駆け上がっています。これを受け、中１週で来週の新潟、芝１８００ｍへ向かうことに。引き続き松岡騎手が騎乗する予定です。


中１週でくるとは思わなかったが、昨日から坂路入りしているようなので問題無いだろう。あとは本来の新潟の姿である高速馬場への対応と、他馬を怖がるという気性がどう出るかだ。

ここで勝てれば充分な間隔を空けて使えるので、何とかして欲しいところだが。

出走できればどこでもいいらしい

シルクロッシュ　　／小倉６Ｒ　３歳未勝利　（芝２，０００ｍ）
　　　　　　　　　　18頭　５６kg　田中克　　　　　　　　　発走１３：１５
休み明けを使われた反動なども見られない事から、中１週での出走を決めており、
調教師は「Ｄ1,700mは頭数が多かったので、来週に回ることも考えましたが、こ
こなら入りそうだったので使う事にしました。追い切りはＣＷでやりましたが、
馬場が悪い中でもそれなりには動いているんだけど、競馬に行くとさっぱりだか
らね。そのあたりがどうでしょう」と話しています。

／22ＣＷ不　85.8- 69.7- 54.3- 40.1- 13.4　稍一杯単走


なんというやっつけ仕事。これは間違いなく出走手当てが目的。

・・・この時計で「それなりに動いた」なんて言われても誰も信じませんよ？

セレクションセール当歳

本日の落札馬

ビッグレッドファーム

フレンチデピュティ×サイレンスブランド　牡
デュランダル×イシノスイング　牡
シンボリクリスエス×エイシンオープン　牝

コスモヴューファーム

キングカメハメハ×エイシンヒューロン　牡


今日の４頭の中に特筆すべき配合馬は無し。悪い配合というわけではないが、どれも平凡な内容に思える。

しかし当歳は主取りばかりだった。昨日の１歳は結構売れたし、これは日本も海外と同じく１歳セールが主になる時代になったということだろうか。
岡田氏も「当歳馬はよく分からない」と公言しているように、当歳時点で馬を見極めるのは難しく、購入のリスクが大きいので、私も当歳で高い金を出して買うのは繁殖目当ての血統馬に限ったほうが良いと思う。

セレクションセール１歳終了

サラブレッドクラブセゾン落札

キングカメハメハ×スズカノオジョー　牡
Eddington×ストーミーウェザー　牡
アドマイヤコジーン×バロネッセ　牡
マイネルラヴ×マーガレットママ　牡


ビッグレッドファーム落札

ステイゴールド×サドーダンサー　牡
マイネルラヴ×ジョーセクレタリー　牡
タニノギムレット×タイキクリスタル　牝
ブラックタキシード×ラベルビジュー　牡
キングカメハメハ×レッドジグ　牝


コスモヴューファーム落札

アドマイヤマックス×サンアンジェロ　牡
アドマイヤジャパン×パープルコート　牡
タイキシャトル×ホマレノプリンセス　牡
グランデラ×メイクアスメリー　牡


注目馬の１頭タニノギムレット×タイキクリスタルをＢＲＦが落札。特別募集に出して来て欲しいところだ。
また、キングへイロー×サイコーキララは主取りに終わったが、タイキシャトル×タケノダンシングはテイエムのオーナー竹園氏が落札。将来の活躍に期待したい。

その他の落札馬の中ではアドマイヤコジーン×バロネッセとタイキシャトル×ホマレノプリンセスがなかなかの配合。前者はPrecipitationの系列ぐるみなど、父とは異なりスタミナに良さのある内容。後者はNorthern Dancerの４×５を呼び水にした内容で、父母の血を細かく活かしつつバランス良くまとまっている。


結局、シルクの参加は無かった。本当に２次募集やる気はあるのだろうか？