ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

中京でラストインパクト、シルクラングレーが優勝。

2013年03月24日 16時07分25秒 | 競馬
昨日の中京で大寒桜賞に出走したラストインパクトが1番人気に応えて見事優勝。またまたスローペースに巻き込まれてしまったが、直線で早々に前を捉えると、粘る2着馬を振り切って半馬身先着。力のあるところを見せてくれた。次走はおそらく青葉賞ということで、ここまで来たら是非ダービーに出走して欲しいところ。

今日の中京では、4歳500万下・ダート1800mに出走したシルクラングレーが優勝。スローペースの中を早めに仕掛け、直線に入ってからもしぶとく伸びて前を捉えた。急仕上げという話だったが、スローペースと見て早めに上がって行ったところや、直線での伸びといい、さすがは岩田騎手といったところ。悪いが、竹之下騎手とはひと味もふた味も違った。次走にも期待したい。

1週に2頭勝つのはドリームキューブ・ドリームノクターンが達成して以来。まさかシルク馬でそんな日が来るとは思っても見なかったが、やはり社台は違うなと思わせる。ラフィアンにももっと頑張って欲しいのだが・・・。

キズナ

2013年03月24日 15時52分27秒 | 五十嵐理論
毎日杯を制したのはディープインパクト産駒でファレノプシスの弟のキズナ。

キズナ
 父ディープインパクト
 母キャットクイル(Storm Cat)

自己評価 □□○□□□○○ 3B級 中長距離向き

Northern Dancerの4×5を呼び水に、Almahmoudを主導とした形だが、母内5代目でDonatello、Auroraが系列ぐるみとなってAcropolisが強調されており、主導が不明確となった。ただAlmahmoud、Donatello、Auroraの結合は良く、大きな欠点ではない。また、父の母方に弱点はあるが影響は軽微と思われる。それ以外では父母のスピード・スタミナの生かし方は良く、質も高い。瞬発力に欠けるタイプだが、底力に優れる。

サクラプレジール、インパルスヒーロー

2013年03月24日 15時25分50秒 | 五十嵐理論
フラワーカップを制したのはサクラプレジデント産駒のサクラプレジール。

全兄弟が勝ち上がっていて、公式評価は3B級。Mahmoudの流れに良さがあり、同父産駒としてはなかなか優秀な配合と言えるだろう。


ファルコンSを制したのはクロフネ産駒のインパルスヒーロー。

インパルスヒーロー
 父クロフネ
 母クラシカルテースト(サンデーサイレンス)

自己評価 ○□□□○△○□ 3B級 中距離向き

Northern Dancerの4×5の系列ぐるみを主導に母の母ダイナクラシック(=アンバーシャダイ)内ノーザンテーストを強調。ノーザンテーストの欠陥はほぼ完全に補正され、Ambiorix、Bull Leaなど、母方の生かし方も良い。シンプルさに欠けることと、父内の弱点が残念。

メイショウマンボ

2013年03月21日 18時34分19秒 | 五十嵐理論
フィリーズレビューを勝ったのは、スズカマンボ産駒のメイショウマンボ。

メイショウマンボ
 父スズカマンボ
 母メイショウモモカ(グラスワンダー)

自己評価 □△○□□□○□ 2B級 中距離向き


Mr.Prospecterの4×4の系列ぐるみが主導、次いでNijinskyの4×5の中間断絶で、父の母スプリングマンボを強調。垢抜けない配合だが、血の質は悪くなく結合状態も良い。評価としては今一つだが、底力あり。

ドミニオンが予後不良に

2013年03月21日 18時03分44秒 | 過去の出資馬
シルクドミニオンが調教中に骨折、予後不良の診断で、あの世に行ってしまった。

わずか2勝の生涯成績だったが、新馬を勝ち、新潟2歳Sでもいいところを見せて6着になるなど、長く楽しめさせてもらった。厩舎が変わったために伸び悩んでしまったが、もっと上を目指せる素材だったと思う。ドミニオンの冥福をお祈りします。

ウイン、ラフィアン馬名決定

2013年03月10日 17時25分34秒 | 競馬
コスモダンスナイトの11 → ウインバレリーナ

アンブレラの11     → ウインイルソーレ

アリシーナの11     → ウイングリッター


コスモプラチナの11   → マイネルフンケルン

コスモスカイラインの11 → マイネシーア


ラフィアン系の2歳馬名が決定。一応、今のところ怪我等はなく順調のようだ。正直BRFにはあまり期待していないが、いい競走馬に育てて欲しいものだ。

惨敗でした

2013年03月10日 16時54分00秒 | 過去の出資馬
フィリーズレビューに出走したラトーナはブービー15着と惨敗。まあ、まず負けると思っていたので、結果自体はそれほど問題ではないが、レース内容にはガッカリした。

レースは、スタートは普通にでたものの、そこからはずっと頭を上げて引っ掛かりっぱなしで、直線に入るところでは余力なく、そこからズルズルと下がっていくという内容。折り合いに不安のある馬を、スタートから出していった藤田騎手にも大いに問題はあると思うが、それにしても掛かりすぎ。折り合いが付くよう調教しようという調教師サイドの考えを私は支持するし、これからもそうして欲しい欲しいところだが、今日のレースを見る限りでは前途多難と言わざるを得ない。

もう春は駄目そうなので、秋に向けてしっかり調教をお願いしたい。

勝てるわけ無いよね

2013年03月09日 11時46分22秒 | 過去の出資馬
待ちに待ったラトーナの復帰戦は、桜花賞トライアルのフィリーズレビューだった。

/助 手27CW稍 86.0- 67.9- 51.9- 38.2- 11.9 一杯追伸る
  スマートシルエット(古オープン)一杯の外を0.4秒追走3F併0.1秒遅れ

/助 手6栗坂良    54.6- 40.1- 25.9- 13.1 一杯に追う
    ラルプデュエズ(三未勝)一杯を0.7秒追走0.9秒先着

上記の通り調教は相変わらず良く、調教師のコメントもかなりの期待を窺わせるものだったが、レースは実に7ヶ月ぶり、レース経験もたった1戦のみの牝馬が勝てるかと考えると、かなり厳しいものがあるのではないかと思う。今回は折り合いがついて、無事に完走出来れば問題ないだろう。だいぶ抑えも効くようになってきたようだし、配合的には明らかに桜花賞よりオークスのタイプなので、このレースで経験を積み、オークスへ向けて調整していってもらいたいものだ。

クロフネサプライズ、カミノタサハラ

2013年03月03日 17時06分46秒 | 五十嵐理論
チューリップ賞を制したのはクロフネサプライズ。

クロフネサプライズ
 父クロフネ
 母アイアンブリッジ(トニービン)

自己評価 □△○□○○□□ 2B級 マイラー

Northern Dancer~Nearcticで全体をリードし、父の母ブルーアヴェニューを強調。父母の傾向が合わず、父内米系の生かし方は不完全だが、母内9代目にあるMan o'warで欠陥の発生が防げたのは幸い。母がHyperion~Gainsboroughの流れをのっているのに対し、父クロフネがNearco主体と、血の流れも今一つ。スピード主体でクロス馬の数が少なく生きている血の結合は良いので、早期スピード勝負に向くタイプ。成長力はやや疑問。


弥生賞を制したのはディープインパクト産駒のカミノタサハラ。

カミノタサハラ
 父ディープインパクト
 母クロウキャニオン(フレンチデピュティ)

ボレアス・マウントシャスタ(2B級)の全弟。強調されたサンデーサイレンスの生かし方は良いが、母内Caerleonで救われたものの、欧州系の生かし方がイマイチ。



チューリップ賞は前半3F35.9の緩い流れを作って逃げたクロフネサプライズが圧勝という形になった。直線が長いから、ということもあるかもしれないが、直線に入るまで前に楽をさせすぎるとこうなる、という典型のレース。すみれSのラストインパクトもそうだったが・・・(泣

弥生賞は一転して厳しい流れのレースとなった。前半こそゆっくり流れたものの、残り1000mを過ぎたあたりから徐々にペースが上がり、直線で一旦完全に抜け出したエピファネイアが力尽きたところで後続が襲い掛かり、その中で1番良い位置で直線に入ったカミノタサハラが差しきるという形。レース内容としてはなかなか面白かった。個人的には、直線入り口で後方に下がってしまうミスがなかったら勝っていたのはキズナだったように思えるが。