ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

コパノリチャード

2013年02月26日 23時05分20秒 | 五十嵐理論
アーリントンカップを制したのは、ダイワメジャー産駒のコパノリチャード。

コパノリチャード
 父ダイワメジャー
 母ヒガシリンクス(トニービン)

自己評価 □△□□□□□□ 2B級 マイル~中距離向き

Northern Dancerの4×5を呼び水に、AlmahmoudとLady Angelaを主導として父の母スカーレットブーケを強調した配合。母の母方Caerleon内Papyrus、Black Toney、Omahaといった血でスカーレットブーケ内の弱点はかろうじて補正された。しかし、主導の明確さに欠け、世代もややズレ気味、弱点も複数抱えていることから、配合としては問題が残る。スピードの血の豊富さと、父がNasrullahを含まないことにより、父母双方のHyperion~Gainsboroughの流れが生きたのが救い。

またもや2着

2013年02月24日 14時57分04秒 | ラストインパクト
すみれステークスのラストインパクトは2着。

好発から控えて2番手を追走。ゆっくりと流れる中、やや口を割りそうなところも合ったが折り合いは付いていたように見えた。坂の下りでややペースが上がったところでも楽々と付いていって直線を迎えたが、開幕週の馬場もあってか前が止まらず、2番手のままのゴールとなった。今日のようなスローペースでは、直線まで追い出しを我慢するのではなく、残り5ハロンあたりで自分からペースを上げていくレースがこの馬には合っていると思う。

今回で皐月賞出走は難しいところとなったが、個人的には、この馬に対する期待はますます高まった。次のレースを楽しみにしたい。

今週は2頭出走

2013年02月22日 21時58分25秒 | 競馬
マイネノンノ

土曜の阪神5R、3歳未勝利戦・芝1800mに鞍上津村騎手で出走。坂路での追い切りで56秒5、終い13秒8と掛かっているが、今週の坂路での時計としては悪くないようだ。前走は良いところなしだったが、もう少しやれても良いはず。むしろ、不安は鞍上。


ラストインパクト

日曜の阪神9R、すみれステークス・芝2200mに鞍上川田騎手で出走。調教は相変わらず素晴らしく、どうしても期待が高まるところ。8頭立てで、2勝馬が1頭いるだけの実質500万下のレース。実力をしっかり発揮出来れば、勝てる可能性は高いと見る。ここ2戦はスローペースが原因で負けてしまっているので、川田騎手には積極的なレースをお願いしたい。

メイケイペガスター

2013年02月16日 19時11分22秒 | 五十嵐理論
共同通信杯を制したのは、フジキセキ産駒のメイケイペガスター。

メイケイぺガスター
 父フジキセキ
 母ストームホイッスル(ブライアンズタイム)

自己評価 □△□△△□□□ 1B級 短距離向き


Hail to Reasonの4×4で父内Halo、母内Robertoを強調。父の父サンデーサイレンス、母の父ブライアンズタイムの生かし方は良い。しかし、父の母と母の母で世代が大きくズレてしまい、バランスの悪い配合となった。米系のスピードが頼りの早熟型と思われる。


ウキヨノカゼ

2013年02月10日 16時48分50秒 | 五十嵐理論
クイーンカップを制したのは、ウキヨノカゼ。ディープインパクトの全弟、オンファイアの仔である。

ウキヨノカゼ
 父オンファイア
 母アドマイヤダッシュ(フサイチコンコルド)

自己評価 ○□□□□□□□ 2B級 マイル~中距離型

Hail to Reasonの4×6*7の系列ぐるみ、次いでAlmahmoudの5*7×7*7で、Haloを強調した内容。母方6代目にRoyal Chargerを配すなど、Hail to Reason主導の明確さがこの配合の長所である。問題はDonatelloが世代ズレを起こしクロス馬となっていないことや、Princequilloの中間断絶も主導の結合が悪いことにより、スタミナや成長面での不安があること。といっても配合としては悪くなく、スピードの血は豊富なので、早期のマイル~中距離戦では有利なタイプと見る。

クラリティ、ついに引退

2013年02月10日 16時03分06秒 | 過去の出資馬
近走が奮わず、年齢的にもそろそろかと思ってはいたが、ついにマイネルクラリティの引退が決まってしまった。重賞に手は届かなかったが、33戦して6勝、立派な成績である。長い間お疲れさまでした、と言いたい。

だが、やはりここ数年マイル戦ばかりという使われ方には疑問が残る。未勝利戦、フリージア賞と、2000mで2勝して、血統構成、馬体面から見ても距離が伸びてこその馬だと思っていたので、青葉賞に敗れて以来全く長距離を使わなくなったのは残念と言うほか無い。もっと別の活躍が出来たのではないか・・・と、未だに思っている。

まあ、マイネルの馬は年を重ねるごとに掛かり癖が出てきて距離が持たなくなる仕様なので、いずれはマイル路線になっただろうが・・・。


うーん、残念

2013年02月03日 16時07分42秒 | ラストインパクト
きさらぎ賞のラストインパクトは6着に敗れてしまった。

超スローを最後方からの追走、3角から押し上げていくかと思いきや、坂の下りでようやくの追い出し。もちろん直線までずっと抑えていた先行勢に追いつくはずもなく、思いもしなかった惨敗となった。今回は鞍上のポカと言うほかはない。また、強敵と目していたリグヴェーダだったが、+12kgが示すとおり馬体が緩々で、とてもまともに走れる状態では無かった。

今回も前走同様力負けでは無いので、これに懲りずに次走もチャレンジして欲しい。

楽しみなきさらぎ賞

2013年02月01日 21時51分23秒 | ラストインパクト
今週はラストインパクトがきさらぎ賞に出走。ここで勝てれば3冠路線へ向けて賞金面での不安がなくなるので、是非とも勝って欲しいところ。

血統構成から見ると、1番の強敵はリグヴェーダだろうか。Northern Dancerを3代目でクロスさせた形態とDonatelloをスタミナの核に持つ点が同じで、Gold Bridge、Fair Trial、Mieuxceなど欧州系を活かしNureyevを強調したリグヴェーダに対し、Khaled、AuroraというGainsborough系の血を前面で活かしパシフィカスを強調したラストインパクト。配合レベルは互角と見るが、スピード面ではリグヴェーダに分があるので、スローペースになると分が悪そう。先行して早めに自分からペースを上げていくようなレースが出来れば勝機もあると思うので、今回鞍上の池添騎手には思いきったレースを望みたい。