ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

天栄ホースパーク調教見学会の感想

2007年04月21日 22時14分04秒 | 募集馬検討
行って来ました調教見学会。
往復車で約6時間、疲れた・・・。

到着してすぐ目に付いたのが、屋根付きになったミニトラック。雨の日でも安心、ということらしい。

最初の代表挨拶で紹介されたのが、いつの間にか調教主任になっていた田村正光元JRA騎手。結構驚いた。
他にもウォーキングマシンの増設など、施設面、人材面ともいろいろ意欲的にやっているようだ。徐々にでも育成能力は上がってきていると考えたい。

肝心の募集馬展示だが、私は追加出資する気も金もないので、シルクキングロードとシルキーリリーが出てくるまで非常にヒマだった。
キングロードはまだまだ細く、筋肉も付いていない感じだった。場長も時間がかかりそうとコメントしていたが、その通りだろう。
シルキーリリーを待つまでの間事務所にいたのだが、座っている間に寝てしまい、シルキーリリーの引き馬展示は見られず仕舞い。一体なにをしに福島まで行ったんだか・・。

調教展示は本馬場の状態が悪かったので、坂路で行われた。
シルクキングロードはシルクファラオとの併せ馬だったが、思い切り首を高く上げて走っていたのが印象に残った。まだまだ競争馬への道は遠い。
シルキーリリーはメディアセレブとの併せ。外側だったので走りを横から見られなかったのが残念。
全体的に、調教が進んでいる馬とそうでない馬にはっきり分かれていた感じがする。

4歳馬のデュエリスト、3歳のプリズム、バリアント、ヘラクレスが天栄にいたので会って来た。
デュエリストは前回と同じく格子が嵌っていて顔を見れず。この馬に2度噛まれたことがあるのだが、やっぱり危険を考慮してのことなのだろうか。
プリズム、バリアント、ヘラクレスは見ることが出来た。プリズムの馬体はやはり減っていて筋肉のメリハリに欠けているように見えたので、ここでしっかり立て直して貰いたい。
ヘラクレスはとにかく大人しかった。気のいいタイプのようだ。
バリアントは元気で、噛もうとするクセも変わっていなかった。そろそろ調教再開のようだし、頑張って欲しい。

肝心の2歳馬だが、3号厩舎が実質見学不可能になっていて展示以外で目にすることが出来なかったのが不満。次回までになんとかして貰いたい。

余談だが、田村正光と言えばやっぱりスズパレード。
結構昔にスズパレードの血統構成を調べたのだが、スズパレードの血統構成は明らかに2A~3A級レベルのもの。同期のシンボリルドルフと比べても明らかに優れた内容を示していた。
父ソルティンゴ、母の父ロムルスという異色な血統と、GⅠ勝ちを含む12勝の成績。本来なら種牡馬としての価値は高いはずなのだが・・・日本人のブランド好きには呆れるばかりだ。