ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

シルクプリズム

2006年05月31日 22時14分24秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その9

シルクプリズム(牝2) 武藤厩舎
 父 アグネスタキオン
 母 ラクレジア(Machiavellian)

血統自己評価
○□○○○□○○ 1A マイル~中距離向き

Haloの3×4は中間断絶で、その中のTurn-toとAlmahmoudが主導。
サンデーとMachiavellianのスピードが良く生きていて、
また、Troy、リマンドの呼応により、Alycidonが6代目から
系列ぐるみで生きるなど、良質のスタミナのアシストも得られている。
近親度は強いが、シンプルさは有り、影響度バランスも良く、
かなり優秀な配合と言える。


なぜかこの年は3×3だの3×4だの近親交配馬ばかり出資している。
この仔は3×4に2本の主導を含んだ配合で、この形態は昔懐かしの
ルグリエール(2A級)を思い出させる。
この仔はシルクの調教見学会で見ているけれども、順調に調教をこなしているようで
何より。無事デビューできることを祈っている。

個人的に、この仔は来年の桜花賞候補だと思っている。
ただ、思うだけなら自由だが、周りに吹聴すると「おかしな人」と
思われることは請け合いなので注意すること。
そのことはすでに実証済みである(笑)

マイネルコルモ

2006年05月30日 22時59分20秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その8

マイネルコルモ(牡2) 谷原厩舎
 父 マヤノトップガン
 母 ベニハナ

血統自己評価
○□□□○□□○ 3B 中距離向き

Blushing Groomの3×3は中間断絶で、主導はNasrullah。
スピードはAbernant、スタミナはVaaguely Nobleと良い血が生きている。
また、血統全体を通してPharos、Blandfordの流れがあるのも良い。
ただ、Blushing Groomの影響が強すぎ、他からのアシストが弱い感じ、
アメリカ系の生かし方も今ひとつ。
父ほどのスタミナは無く、中距離向き。距離に限界がありそう。

マヤノトップガンと田原騎手のコンビが好きだったので、
いつかは欲しかったトップガン産駒。ようやく出資することになりました。
血統は及第点。馬体は、飛節が折れすぎているのが気になりますが、
その他は悪いところは見当たりません。
近親交配のため、体質や気性が気になるところですが、今のところ
順調そうで何より。



マイネルオアシス

2006年05月30日 20時40分51秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その7

マイネルオアシス(牡2) 岩戸厩舎
 父 パラダイスクリーク
 母 ピンキーバーク(Silver Hawk)

血統自己評価
□□□○○△○□ 3B 中長距離向き

Nasrullah、Nearcoを主導に、母の父Silver Hawkを強調。
スタミナの血に見どころがあり、特に、父内Sassafrasと母内Amerigo、Forli
が呼応したところが面白いところ。
しかし、かなりスタミナ優位であり、なおかつクロス馬過多でシンプルさにも
欠けるため、仕上げには手間取りそう。

最近の近況では、「他馬が4完歩で走るところを3完歩で走ってしまう」と
長距離向きの片鱗を見せてくれているようです。
是非とも、早い時期から使い始めたり、短い距離を走らせたりして
素質を潰されることが無いようお願いしたい。
岩戸センセイ、お願いしますね!

シルク2006募集 その1

2006年05月30日 00時07分36秒 | 募集馬検討
シルクの1歳募集馬と2歳臨時募集馬が発表されました。

まず目に付くのが2歳馬
シルク4-66 Red Ransom×Pier

1歳馬に目を通すと
メイショウオウドウ×シルクトパーズ
グラスワンダー×ジュウジホウセキ
が良さそうです。

ところで、ここ数年のシルクとラフィアンの募集馬を比べてみると、
明らかにシルクの血統レベルが高い(ただしI理論的に)のがわかります。
シルクといえば半沢、半沢といえばグラス、グラスといえばグラスポジションが
知る人ぞ知るI理論配合馬。
なので、シルクの馬の配合にIK血統研究所がかかわっていても不思議じゃない、
と思う今日この頃です。
本当のことはわかりませんが。

ラフィアン2006募集 その1

2006年05月29日 20時53分49秒 | 募集馬検討
先日、ラフィアンの2006年度募集馬が発表されました。

ざっと目を通したのですが、気になる馬は

アフリート×カチタガール
グラスワンダー×フラワーケープ
マンハッタンカフェ×マイネアクティース
ステイゴールド×ユウコウターナ
アグネスデジタル×マイネフランシー

といったところ。去年と同じく1次募集はかなり低調。


マイネレプリーク

2006年05月29日 19時21分50秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その6

マイネレプリーク(牝2) 高橋裕厩舎
 父 アフリート
 母 イブキニュースター(Nijinsky)

血統自己評価
○□○□○△○○ 3B 中距離向き

I理論ファンなら言わずと知れたイブキニュースター(1A級)の娘。
父母の相性は良く、Mr.ProspectorとRobertoが呼応したNashuaが主導。
Nashuaの母方Sardanapale、Sans Souciの生かしかたなどは、エイブルカグラ
(2A級)を思い出させる。
Menowのスピード、Bull Leaのスタミナとバランスも良い。
クロス馬の種類が多く、ややシンプルさに欠けるのでジリ足が予想されるが、
配合は間違いなくオープン級。

・・・なんだけど、ど~も足元が弱いようで、調教が進まないようです。
まあ、馬体を見る限り未勝利で終わる馬ではないので、
デビューできるまでじっくり待つことにします。

馬の選び方

2006年05月28日 23時15分44秒 | Weblog
ダービーも終わって、そろそろ2006年度募集の時期になりました。
カタログが待ち遠しいです。

さて、馬選びのポイントは、普通
①血統 ②馬体 ③厩舎 の三つでしょう。

私の馬選びの際の重要度は、①>>>>>>>>>>>>>>>③>②(笑)
イタい人だと思わないで下さい。ちゃんと考えがあるのです。

①血統について
もちろんI理論による自己診断。アンバランスの血統データベースが大活躍です。
自己評価の高い馬は迷わず出資の検討対象になります。

②馬体について
1歳時の馬体を見る。これは正直、よほどのセンスが無いとムリです。
はっきり言ってしまえば、岡田繁幸氏だってよくわかっちゃいません。
個人的な馬体の好みはありますが、明らかにわかる欠陥が無い限り馬体で出資候補から
外すことはありません。
大体、成長するにしたがって馬体も変化するものです。

③厩舎
もちろん優秀な調教師であれば良いが、血統の良い馬ならばどんな調教師になろうと
出資してしまうので、私的にはほとんど無意味。
どちらにするか迷った、なんて時には一応気にします。

~とここまで書いてひとつとても大事なことを忘れていました。それは、
④価格
高い馬には絶対手を出さない!これはもはや常識!!

まあ、以上から、私はほぼ血統だけで出資馬を選んでいるってことです。

シルクデュエリスト

2006年05月28日 19時21分46秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その5

シルクデュエリスト(牡3) 大江原厩舎
 父 マーベラスサンデー
 母 ロイヤルイントリギュー(Private Account)

血統自己評価
○□□○○□○□ 3B 中距離向き

2003年度のラフィアン募集馬があまりに低調だったので、
シルクホースクラブに新規入会して、出資馬を探すことにしました。
カタログを見てまず目に止まったのがこのシルクデュエリスト。
血統的には、Tom Foolを主導に父母の良質の血を生かした配合。
スタミナの核に欠け、結合もやや弱いのは残念だが、
主導の明確性やバランスに優れ、マーベラスサンデー産駒としては
かなり優秀だと思われます。

最大の問題は厩舎能力だと思っていたのですが、調教もみっちり積んでくれて、
デビュー戦のD1800Mを見事5馬身差の圧勝を飾り、続く500万下も3着と健闘して、
現在休養中。秋が楽しみな1頭です。

マイネオードリー

2006年05月28日 17時59分54秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その4

マイネオードリー(牝3) 伊藤伸一厩舎
 父 オペラハウス
 母 タケショウティアラ(ニホンピロウイナー)

血統自己評価
□□○□○□□□ 3B 中距離向き

Abernantの5×6の中間断絶に生きている血を集合させたなかなか面白い配合。
チャイナロックの3×4を持つ母タケショウティアラの生かし方は良いが、
父の生かし方は不完全。
また、影響度が⑥②⑥①で、Sadler's Wellsとニホンピロウイナーが
同等に強くなったのもマイナスに思える。

私はIK会員ではないので、血統クラシックロードが出るまで公式評価が
わからないが、こうやって出資馬の血統を自己評価し、公式評価と比べてみるのも
楽しみのひとつになっている。

しかし、現在オードリー嬢は未勝利街道バクシン中。
どっちにしても勝ち上がらんことには公式評価もクソも無いので
未勝利戦が終わる秋までに何とか1勝してほしい!
伊藤センセ、お願いします!!

マイネトップレディ

2006年05月28日 16時50分01秒 | 過去の出資馬
現役愛馬その3

マイネトップレディ(牝3) 郷原厩舎
 父 ムタファーウエク
 母 キープイットアップ(モガミチャンピオン)

I理論公式評価 1B

正直、2003年度ラフィアン募集馬はI理論的には不作だった。
そんな中で選んだのがこのマイネトップレディ。
Silver Hawk系らしく、Nearco主導でAmerigoを強調し、Amerigo内も
Precipitation、Hyperion、Grand Paradeと生きている点は評価出来ると思う。
しかし、それ以外はクロス馬同士の位置関係がいかにも悪く、質も決して良くはない。
自己評価では○△□□○□□□で2B、中距離向きだったのだが、公式評価は
さらに低かった(笑)
しかし、血統評価とは裏腹に、4戦目の新潟で未勝利脱出、さらに東京の
カーネーションカップで2勝目を挙げるなど活躍中。
郷原厩舎およびビッグレッドファームのスタッフに感謝感謝。