ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

タスクの09 血統評価

2010年09月26日 19時34分45秒 | ドリームプログラム
タスクの09
 父ブライアンズタイム
 母タスク(Mr.Prospecter)


自己評価 ○□□○○□○○ 1A級 中長距離向き


父ブライアンズタイム、母の父Mr.ProspecterでNashuaの4×4の系列ぐるみ主導、Hyperion~Gainsboroughのクロスなしということで、ほぼノーリーズンと同様の傾向を持つ配合。ノーリーズンと違い母の母方がSecretariat、Buckpasserとスタミナ系が強く、またPrinceqoulloとRibotの呼応により充分なスタミナが確保されている。その代わりに日本的なスピードに欠け、芝対応には時間が掛かりそう。


預かるのは南井厩舎。私の好きなタマモクロス・ナリタブライアンの主戦騎手だった人だからあまり悪く言いたく無いので、いい結果を出せるよう祈りたい。

残念、6着

2010年09月26日 16時02分56秒 | 過去の出資馬
神戸新聞杯のマイネルゴルトは残念ながら6着。菊花賞出走は微妙になった・・いや、無理かな?

大外枠も災いしたのだろうが、スタートから最後まで外をまわらされ、さらには超スローペースもあって終始引っ掛かりっぱなし。最後の直線で伸びを欠いたのも当然だろう。

今回は度外視して、これからも長距離レースに挑んで欲しいところだが・・・。

レディフェアリーの09 血統評価

2010年09月26日 10時11分29秒 | ドリームキャプテン
セゾン馬2頭に無事出資が確定。というワケで、恒例の血統評価。まずはレディフェアリーの09。

レディフェアリーの09
 父マンハッタンカフェ
 母レディフェアリー(Fairy King)

自己評価 □□○□□△○○ 3B級 中長距離向き


アースガルド(3B級)の半弟。Almahmoud主導にFairy Kingを強調した内容なのは兄と同様だが、Fairy kingの活かし方ではやや兄に分があるか。逆に母の母方を見ると、兄と違いBois Roussel、Arctic Princeがクロスになって結合を助けているのも見のがせないところ。Top Ville内に2箇所弱点があるにはあるが軽微なものとみて良いだろう。ややスピード不足の感はあるが、底力は充分で血の質も高い配合内容である。


預かるのはマイネルゴルトでお世話になってる中村均厩舎。上手く育ててくれることを期待したい。

菊花賞にいけるかな?

2010年09月24日 21時45分30秒 | 過去の出資馬
マイネルゴルトは、26日(日)、阪神10Rの神戸新聞杯・芝2400mに幸騎手で出走します。レースまでの日数を考慮し、全休日の翌日を承知の上で22日(水)に追い切りをかけました。最近は右にもたれず、比較的まっすぐに走れています。動き自体も上々。状態は高いレベルのまま安定しています。中村師は「大外枠を引いてしまった。出していくとハミがきかなくなる可能性もあるから、ちょっと心配。ジョッキーとはうまく打ち合わせておきたい」と話していました。


菊花賞の権利取りにマイネルゴルトが神戸新聞杯に参戦。体調も良いらしいし調教も悪くないので、現時点の力は充分に出せる仕上がりだろう。が、問題は相手関係。ダービー1・2着のエイシンフラッシュ・ローズキングダムに加え、前走で後塵を拝したビッグウィークなど、頭数は少ないながらもかなりの強力メンバー。ゴルトの能力の高さに疑いは無いが、相手も強い。大外に飛ばされたのも残念で、よほど上手く乗らないと権利を取るのは厳しいような気がする。個人的にはイマイチ信用の置けない幸騎手だが、今度ばかりはいい騎乗を見せて貰いたいものだ。

と、まあ客観的には厳しいと思いつつも、当然勝利を期待するわけですが(笑)

リンカーン、初勝利

2010年09月19日 22時24分38秒 | 過去の出資馬
ラストチャンスだったシルクリンカーン。前走の3着馬以外怖い馬もおらず、多分勝てるだろうと思ってはいたが内心ドキドキものだったが、中団外からひと捲りで直線力強く抜け出し待望の初勝利。

これでこの年の出資馬は6頭中5頭が勝ち上がり。唯一、一番最初に勝てるかと思ったマイネルタイドだけが故障して未だ未勝利なのは残念だが、今年は当たり年だったと言えよう。

ハリウッドサイン血統評価

2010年09月15日 22時32分48秒 | 過去の出資馬
ハリウッドサイン
 父タニノギムレット
 母オリンピアデュカキス(Isopach)

自己評価 □□□○○□□□ 3B級 マイル~中距離向き


オリンピアンナイト(父ブライアンズタイム・2B級)の半妹。Hail to Reasonの4×5は単一で、Hasty Roadを主導に次いでNasrullahと、Reviewerを強調した配合。父の主導Romanの流れを引き継ぎHasty Roadを主導にしたのは良いが、同時にNasrullahも強調されてしまったのはマイナス。スピード面は良いがスタミナがやや弱く、成長力のは疑問が残る。ダート向きの配合馬。


私にしては珍しくダート向きの配合馬を選んでみた。ダートで特に実績のある石坂厩舎ということで、嵌まればいいとこまでいけるのでは?という期待はあるが、直近の近況では脚元がモヤモヤしてきたとのこと。無事に成長してくれるよう祈りたい。

シルクレグルス血統評価

2010年09月15日 11時13分16秒 | 過去の出資馬
シルクレグルス
 父アドマイヤドン
 母アフリカンスカイ(カーネギー)

自己評価 □□○○□□○○ 3B級 中距離向き


Northern Dancerの4×4*5の中間断絶とNasrullahで全体をリードし、ランニングゲイルの母であるミルダンスの影響が強い。全体としてはGainsboroughの流れがありNasrullahが強調されたのは残念であるが、父母の血の質は高く、その活かし方も良いのでアドマイヤドン産駒としては上位の配合であることに間違いはない。クロス馬の数も少なめ(50)で、反応の良さも見込めそう。父のイメージとは違って、どちらかと言えば芝向きか。


現在、外傷でひと頓挫あったものの順調に調教は消化されており、今年中にレースに出るくらいは出来そうな感じ。調教師的に大きな期待を掛けるのは酷だが、堅実に稼ぐ馬に育って欲しい。

シルクグラサージュ血統評価

2010年09月15日 11時12分24秒 | 過去の出資馬
いまさらだが、シルク2歳馬の血統を評価してみる。

シルクグラサージュ
 父ネオユニヴァース
 母ヒカルバイオレット(マルゼンスキー)

自己評価 ○□□○○□□○ 3B級 中距離向き


Almahmoudを主導にした簡素な異系交配馬。いわゆる派手さの無い配合だが、スピード・スタミナのバランスも良く、開花後の安定感が見込める。父がHyperion主導でAlmahmoudはおろかMahmoudのクロスも持たない内容だったので、Almahmoudを主導にするとどうしても傾向が微妙にズレる感じで、コレがネオユニヴァース産駒の難点。同馬の場合、母方7代目にもMahmoudが存在するので、この問題点は完全ではないにしろクリアされていると思われる。


実際、東スポ評価で○□□ 中距離向き たたき良化型 となっていたので、公式評価も自己評価と大きい違いはなさそう。残念ながら初戦は負けてしまったが、これからの巻き返しに期待したい。

ニエユ賞

2010年09月11日 23時18分17秒 | 五十嵐理論
今年はヴィクトワールピサとナカヤマフェスタの2頭が凱旋門賞に参戦予定で、明日はそれぞれステップレースとしてニエル賞とフォワ賞に出走するとのこと。ディープインパクトがぶっつけで参戦して完敗したことを考えれば、ステップとして現地のレースを選ぶのは自然な流れだろうと思う。

ま、それはそれとして、五十嵐理論ファンとしては血統構成に優れており、斤量有利な3歳馬のヴィクトワールピサのニエル賞のほうが気に掛かるところ。(ナカヤマフェスタの配合も悪いわけではないが)

そこで、ニエル賞の相手で血統面から気になる馬を2頭ピックアップしてみたいと思う。

まずはパリ大賞典勝ち馬のBehkabad。

Berkabad
 父Cape Cross
 母Behkara(Kris)

自己評価 ○□□□○□○○ 3B級 中長距離向き

今をときめくCape Cross産駒で、Never Bendの4×5を主導にMill Reefを強調した配合。スタミナはPrincequillo、Djebelから補給されており、Mill Reefが全開している。スピードもTudor Minstrel、Fair Trialが活き、スピード・スタミナ兼備。

次に紹介するのは、1戦1勝のApres Vous

Apres Vous
 父Monsun
 母Mandamou(Ela-Mana-Mou)

自己評価 ○□○○□□○□ 3B級 長距離向き

Manduroの従兄弟でBMSがBe My GuestからEla-Mana-Mouに変わっている。Dshingis Khanの3×4に血を集合させる形態はManduro同様で、Hyperionを主導にドイツ系を存分に活かした迫力ある配合になっている。スタミナは万全。


両者とも配合面ではヴィクトワールピサとほぼ同等で、スタミナ面ではヴィクトワールピサを上回る。このことはかつてのRail Linkとディープインパクトと同様。ディープインパクト以上にスタミナ面に不安のあるヴィクトワールピサだが、どこまでやれるか注目したい。

なお、別の意味での注目馬はSadler's Wells産駒の未勝利馬Vibre Libre。評価はしないが、母がNureyevの2×3の持ち主だと言えばどれだけとんでもない配合かが分かるだろう。

玄海特別 ゴルトは2着

2010年09月06日 23時25分13秒 | 過去の出資馬
3勝目を目指したマイネルゴルトだったが、結果は2着。ここで勝っておくと菊花賞が見えてきただけに非常に残念。

スタート良く持ったままで先団に付け、道中引っ掛かることもなく4コーナーまで淡々と流れて直線に入り、最後も内から良く伸びたが、先に楽々抜け出していたビッグウィークには届かなかった。4角でビッグウィークに並びかけられればまた結果は違っていたと思うが、気性の悪さゆえかそれが出来なかったのが最大の敗因だと思う。

しかし、走破時計も良く決して悲観するような内容ではなかった。ゴルトのようなスタミナ優位の配合馬が高速馬場のレースに対応できた意義は大きい。

次走は多分、出られるのなら神戸新聞杯、無理なら次週の兵庫特別だろうか。出来れば神戸新聞杯に出て菊花賞の出走権を狙って欲しいところだが・・・。