ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

ダンケベルグの07 血統評価

2008年11月30日 23時12分55秒 | 過去の出資馬
これも以前に書いたものと同一。

ダンケベルグの07
 父ステイゴールド
 母ダンケベルグ(バイアモン)

血統自己評価
 ○□□○○□○○ 1A級 中長距離向き

主導はNasrullahで、Mahmoud、Wild Riskのスピード・スタミナをアシストにBMSバイアモンを強調した配合。これらのクロスは全てがバイアモン内のもので、しかもBlandford系で強固な結合を見せている。この結合の良さと血の集合がこの配合の最大の魅力。欧州系の血の生かし方が非常に良く、父の母ゴールデンサッシュ(=サッカーボーイ)の良さをここまで上手く生かした配合は他にお目にかかったことは無い。
また、弱点の派生も無く、影響度バランスも②②⑦②と絶妙で、安定した走りが出来るだろう。
欧州系の結合の良さとクロス馬の数が52と少ないことで、反応の良さと脚質の切れが望めるのもポイントのひとつ。


現状は「動きは良いけど体力が不足」という微妙な評価。
これから変わってくるといいのだが。

シルク7-8 血統評価

2008年11月30日 23時01分37秒 | シルクコスモス
以前に書いたものだけど、もう一度確認。

シルク7-8
 父チーフベアハート
 母シルクユニバーサル(ブライアンズタイム)

血統自己評価
 ○□□○□△○○ 3B級 中長距離向き

今年の2歳出資馬シルキーブリスとは父とBMSまで同血。シルキーブリスはBold Ruler主導だが、こちらはNashuaの仔でありMr.Prospectorの母でもあるGold Diggerが主導。父の母が強調される形態は変わらず、非常に似通った内容になっている。
Gold Diggerは名種牡馬の母らしくSt.Simonの土台構成に優れた内容で、配合そのものもBold Rulerと同レベルにはあるように思われる
シルキーブリスと比べると、血の流れの良さや母の母の世代がややズレている点で劣り、自己評価も一段下だが、それでも充分優れた内容である。

最近の映像や写真を見る限り、この系統らしく重さのある馬体に成長しているようで、やはりと言うか日本適性はなさそう。
今のところ調教は順調に進んでいるようで何より。

5着

2008年11月30日 12時32分11秒 | 過去の出資馬
期待のマイネルクラリティは5着。
ナリタプラチナとの比較からは前走と同じくらい走ったとも言えるが、個人的には不満の残る内容だった。

位置取りが後方になったのは仕方ないが、終始内に包まれてしまったことと、直線でもわざわざ荒れた内に突っ込んでしまったのはいただけない。ペースが落ちた時に無理に抑えているように見えるので、そこで少しでも前に出すか外に出すかしていれば結果も違っただろうと思う。今日のようなレースは瞬発力に欠けるクラリティには苦しい。

ただ、それでも5着には来ているのだから、力上位であることに疑いは無い。
次こそはキッチリ決めてもらいたいものだ。

最下位

2008年11月29日 15時47分20秒 | 過去の出資馬
残念ながらシルクデュエリストの復帰戦は最下位に終わった。
好スタートから内々の2番手追走。ペースも大して速くは無く、展開としてはかなり向いたと思われるが、結果は最下位。個人的にはバテたと言うより、瞬発力勝負に対応できなかったという印象が強い。

帰厩してから速い追い切りは全くこなしておらず、今日は+14kg。万全の状態でないのは明らかで、今回は仕方ないとも言える。

今日の反動が無ければ次走はおそらく得意の?中山のダート戦だろうから、そこで頑張ってもらおう。

骨折・・・

2008年11月26日 20時31分24秒 | 過去の出資馬
シルクバリアント/レース後左前脚の歩様が気になった為、詳しい検査を行ったところ、左前脚管骨々折で全治3ヶ月の診断が下りました。今後は一旦放牧に出す予定です。


せっかく目処が立ってきたというのに・・・残念。
幸いなことに軽症のようなのでしっかり治して欲しい。

シルクドミニオン近況

2008年11月25日 21時59分10秒 | 過去の出資馬
シルクドミニオン [父キングヘイロー:母ボヘミアグラス]
坂路コースでキャンターの調整で、20日に時計を出すと、24日には併せて追い
切られています。調教師は「今のところ順調に調教もこなせているし、15-15
をしっかりやって鍛えています。おそらく阪神で使えると思うので、それまで
しっかり乗り込んでいきます」と話しています。


前と変わらず時間を掛けた調整。ラフィアン流に慣れた身にするといささか違和感を感じるが、これが本来の調教師の姿というものだろう。

次の阪神ということで調べたてみたが500万下のレースは案外少なく、芝に限るとたったの4レース。1週目が千両賞、2週目に1400mの平場とエリカ賞、3週目が無く4週目に1600mの平場。
血統構成からはエリカ賞が1番向いているが、なんとなく1400mの平場に出走してきそうな気がする。

どこに出るにせよ、いい状態で復帰戦を迎えて欲しいものだ。

JCの外国馬

2008年11月25日 17時39分17秒 | 五十嵐理論
今年のジャパンカップの外国馬は4頭。
残念ながら一流と言われる馬の参戦は無く、せいぜい英セントレジャー勝ちのSixties Iconが目立つ程度。JCよりも香港という流れは今後も変えられそうに無い感じだ。

今回の4頭の自己評価は以下。

Sixties Icon ○□□○○△◎○ 1A級 ステイヤー
父母がそれぞれ英ダービー馬、英オークス馬の超良血馬。父母の傾向も良く、血の質が高い好配合。祖母内Law Societyの位置が今ひとつなのと、クロス馬の多さに難がある。
スタミナ面はPrincequillo、Donatello、Tantiemeなど万全だが、日本的なスピードには全く欠けているため、高速馬場への対応は非常に疑問。

Purple Moon □△○□□△□□ 2B級 中距離向き
 Northern Dancerの3×4、Specialの4×4、Raise a Nativeの4×5が全て中間断絶と、近親度が非常に強い配合。さすがに結合に問題は無いが、主導の明確さに欠け、血の位置もバラバラ。配合としては問題が多い内容。

Papal Bull □□□□△□□□ 2B級 中距離向き
 Northern Dancerの3×5の中間断絶を呼び水にSadler's Wellsを強調した内容だが、母内はスピードが強調され、父Montjeuのイメージとは異なるスピードタイプとなっている。父の母の影響度が0になるなど父の生かし方は不完全で、配合の妙味は無い。
ただし、今回の4頭の中では日本適性だけなら1番高いだろう。

Marsh Side ○△□□□△□○ 2B級 中距離向き
 Bold Rulerの主導は明確で、次いでPrincequilloの5×5*6と父内Secretariatに全体の血を集合させた内容。母内Graustark、Prince Johnと意外にスタミナ勢力が強く中距離向きの内容となっている。
この配合の最大の問題点は、父内で主流のTeddyが母内では9代目に1つしか無いということ。この点を除けばなかなか見どころのある配合なのだが・・・。


ということで血統構成だけならSixties Iconが抜けているが、海外での実績も無いし、日本の高速馬場への適性が全く無く、好走の可能性は極めて低いと言わざるをえない。また、残り3頭の血統構成はそれぞれに問題が残る。
対する日本馬はディープスカイ、ウオッカ、マツリダゴッホなどを中心に粒が揃っており、今年も日本馬中心のジャパンカップとなりそうだ。

オリエンタル賞登録。

2008年11月24日 20時19分45秒 | 過去の出資馬
シルクデュエリストはてっきり降級しているものと思い込んでいたが、勘違いだったようだ。これは恥ずかしい。

来週登録があるのは芝2000mのオリエンタル賞。マイル戦のシャングリラ賞、アプローズ賞ともに登録が無いので、ここ1本に絞って出走する気なのだろう。

血統的には芝も対応できるはずだが、長期休養明けで初芝とあっては強気にはなれない。
もちろん、いい結果は残して欲しいが・・・。

大健闘。

2008年11月24日 19時53分29秒 | 過去の出資馬
今日の福島9Rに出走したシルクバリアントは6着。
正直二桁着順は免れまいと思っていたのだが、まさか賞金を稼いでくれるとは。

スタートダッシュが一息で、中団やや後方の外めを回らされる苦しい展開。3角過ぎから手が動きだすも少しづつ後退し、やはり駄目かと思わせたが、そこからしぶとく伸びて6着を確保。前走と条件、鞍上、勝ち時計も同じレースとなったが、バリアント自身は1秒以上時計を詰めてきた。
心配された馬体減も無く、少し状態は上向いてきたと見て良いのではないか。

まだまだ勝つに至るまでは長そうだが、これでもう少し楽しませてもらえそうだ。

シルクバリアント近況

2008年11月20日 21時37分38秒 | 過去の出資馬
南Wコースでキャンターの調整で、16日と19日に時計を出しています。調教助
手は「前走時よりも動きは柔らかくなってきましたが、まだ良化途上で、これ
からもっと良くなっていくと思います」と話しており、月曜日の福島・ダート
1,700mの番組に出走を予定しています。


デュエリストが除外されてしまったので、今週の出走はバリアント1頭だけ。
前走は見るところ無く惨敗。今回、追い切りはこの馬にしては動いているようだが果たして・・・。

致命的な故障でもない限り長い付き合いになりそうなので、少しでも希望が持てる内容のレースが見たいものだ。