ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

皐月賞終了

2007年04月15日 17時18分58秒 | 競馬
皐月賞が終わった。

期待したココナッツパンチは7着、4角でフサイチホウオーに膨らまされたのが痛かった。アンカツはこのようなワザがとても上手い。
ニュービギニングはいいところ無く終了、4角回るまで最後方ではハナから勝負にならない。ある程度前のほうに付けると思っていた私が馬鹿だった。

ヴィクトリーは、2F目を除けば1Fを11秒6~12秒3という見事なペースで逃げていた。瞬発力に欠けるヴィクトリーの力を活かす見事な騎乗だったと思う。
本来、GⅠはこういったペースで争われるのが望ましい姿だと思っているので、今回はこれで良かったのかもしれない。
むしろ、このペースについて行こうともしない他の騎手のほうが問題だ。皆サンデー産駒だらけのスローペース競馬に慣れてしまったせいだろうか?

今日は皐月賞

2007年04月15日 11時57分32秒 | 競馬
いよいよ牡馬クラシック第一弾、皐月賞だ。
馬券検討にも当然力が入るのだが、今年はどうもこれといった本命馬が見当たらないのが困りもの。
血統構成に特に優れた馬がいるわけでもなく、どれも一長一短といった感じだ。
まずは有力どころの血統構成について考えてみよう。

フサイチホウオー
 ジャングルポケット産駒として非常に良く出来た配合だが、母内アメリカ系の弱点はどうしようもない、当然成長力に欠ける。松田国英師の力量を考えると馬券から外す訳にもいかないが、本命に出来る馬ではない。

アドマイヤオーラ
 タキオン産駒らしい底力に乏しい配合で、例年なら間違いなくトライアルで勝って本番で飛ぶ馬。これが一番人気のところが今年のレベルを物語っている。当然、馬券は消し。

ココナッツパンチ
 マンハッタンカフェ産駒としてはなかなかの配合。父の母方の影響度が0になることやドイツ系に弱点を抱えるのはどうしようもないが、Law Societyやグルームダンサーといった底力に繋がる血の生かし方が良い。本命候補の1頭。

ドリームジャーニー
 ノーザンテーストの3×4を持つマイラー配合。底力に欠け、鞍上もミスター出遅れ、どちらも信用できない。当然消し。

とりあえず単賞10倍以下の馬についてはこんなところ。
あと馬券として気になるのは、アサクサキングスとニュービギニング、大穴でエーシンピーシー。特にニュービギニングは、メンバー中最も底力に優れた配合で、なおかつ人気も落ちてきているので狙い目に見える。

という訳で、今のところ本命候補はココナッツパンチかニュービギニング。
印を打つなら
◎ココナッツパンチ
○ニュービギニング
▲フサイチホウオー
△アサクサキングス
△エーシンピーシー
といったところか。
血統的には楽しみな皐月賞ではないが、馬券のほうは楽しめそうな気がする。

ところで、過去5年の皐月賞優勝馬の厩舎を見ると、池江郎・瀬戸口・上原と、関東関西問わずスパルタ調教の厩舎である。この事実から、いかに厩舎で鍛えることが重要かがわかる。
シルクもラフィアンには、そこをもっと考えて厩舎を選択して欲しいものだ。