ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

珍しくコースで追い切り

2012年09月30日 01時35分47秒 | 過去の出資馬
ポートアイランドSに出走するマイネルクラリティだが、今回の追い切りは、いつもは坂路のところを、栗東のポリトラックで行われた。最近は掛かり癖が酷くなってきていたので、少しでも矯正する意図があったのだろうか。

今回は折り合いを気にせず前で競馬をさせてみるとのことだが、クラリティの掛かり癖を矯正出来ておらず、初騎乗の高倉騎手に折り合いを付けさせることが期待できないというだけであろう。ただ、今回逃げるであろうぜロスがハイペースで逃げて、その後ろに付けるような形になれば、少しは違ってくるのではないかと思う。

いずれにしても、そろそろ結果を残さないといろいろヤバそうなので、なんとか好結果を残してもらいたいところだ。

セゾン、ラフィアン2次、ウイン2次

2012年09月25日 18時51分27秒 | 募集馬検討
セゾン募集馬、ラフィアン2次募集馬、ウィン2次募集馬のパンフレットが届いた。

とりあえず、ウイン2次でアリシーナの11を出資申し込み。血統、馬体、厩舎、値段、どれを取っても問題なし。あとは、満口にならないことを祈るのみだ。

配合面で気になる馬は、ラフィアンのジャングルムーンの11、セゾンではシーズババズディライトの11とレディフェアリーの11などがいる。今のところ、ジャングルムーンは厩舎と値段がネック、セゾンはまだ厩舎未定ということで様子見状態だ。

3頭に申しこんだ

2012年09月23日 22時14分50秒 | 募集馬検討
今週もコスモス、ドミニオンと、シルク所属馬が惨敗している中、今年も懲りずにシルク馬に出資する。去年から社台が本格的に関わるようになって、育成面での改善はなされているだろうと思うので、それに期待だ。現に今年はラトーナが早々に勝ち上がり、ベルミュールも入厩、ラストインパクトも入厩間近と、過去に例がないくらい順調である。

いろいろ悩んだが、今年はとりあえず3頭、ブリージーキスの11、ハッピーチケットの11、シルキーウィズの11を選んで申し込みを行った。配合的にはハッピーチケットとブリージーキスが上位で、シルキーウィズはやや劣るか、というところだが、せっかくのシルクフェイマス産駒ということで選んでみた。他にもそれなりに優秀な配合馬はいるのだが、値段、厩舎なども考慮して、この3頭におちついた。

以下で、それぞれの血統構成について簡単に述べておく。

ブリージーキスの11

Almahmoud、Nasrullahを主導にPrince Johnのスタミナを生かし、血統構成に優れた母ブリージーキス(1A級)を強調した、迫力ある内容。主導の明確さに欠けたのが残念。


ハッピーチケットの11

Lyphardの3×4の中間断絶を呼び水に、父ホワイトマズルと同じCourt Martialを主導にした配合。欧州系の血の生かし方に良さがある。Nasrullah、Turn-to、Almahmoudが6代目に並びスピードをアシストしているが、それでもまだ日本ではスピード不足だろうか。


シルキーウィズの11

シルクの代表馬シルクフェイマスの初年度産駒。Northern Dancerの5*5×5*5の主導が明確で、Turn-to、Nashuaがそれをアシスト。Nearcoの系列で全体が纏まっているのが長所。迫力には欠けるが、悪い配合ではないと思う。


3頭いずれも社台生産馬ではないが、これは社台生産馬に配合的な問題がある馬が多いこと、好配合馬でも高額馬は避けていることが原因だ。

コディーノ、マイネルエテルネル

2012年09月02日 22時31分44秒 | 五十嵐理論
札幌2歳Sはコディーノ、小倉2歳Sはマイネルエテルネルが優勝。クラシック戦線に名乗りを上げてきた。

まずはコディーノの血統構成から。

コディーノ
 父キングカメハメハ
 母ハッピーパス(サンデーサイレンス)

自己評価 □□□□○□□□ 2B級 マイル~中距離向き

Almahmoudを主導にサンデーを強調した配合。父キングカメハメハとBMSサンデーサイレンスの組み合わせは、サンデーは生かせるが父のスタミナを生かすには不十分。この配合でもSayajirao(=Dante)とChanteurがクロスになってはいるが、Prince RoseやTourbillonといった父のキーホースは生かせず中途半端になっている。NasrullahやForliの影響も強く、スピード優位の内容である。


続いて、マイネルエテルネル。

マイネルエテルネル
 父Tamayuz
 母For Evva Silca(Piccolo)

自己評価 □△□○□○□□ 2B級 マイル~中距離向き

Raise a Nativeの5×6、Nashuaの6×7で父の父内Mr.Prospecterを強調。父Tamayuzはジャック・ル・マロワ賞を制しており、その血統構成も非常に優秀なもの。その父内ではDonatello、Gold Bridge、Princequilloときめ細かく生かしているのがこの配合の良さである。ただ、欧州系の血が圧倒的に優勢な配合だけに、米系Raise a Nativeの派生は残念。また、母方の影響度が弱くなってしまったこともマイナス。前面に出ている血はスピード系だが、7代目以降ではスタミナの血が優勢で、距離の融通性はありそう。


コディーノはスピード優位でいかにもトライアルホースといった感じの配合馬だが、こうした配合馬と藤沢厩舎との相性は良く、その意味では注目。
マイネルエテルネルは岡田氏が英ダービーに1次登録したほどの期待馬。そこまで距離が持つ配合とは思えないが、どこまでいけるか楽しみにしたい。