ラストチャンスで勝ち上がり

マイネノンノが小倉の未勝利戦で優勝。最後のレースになるかもしれないところ、見事生き残ってくれた。

小回りコースらしくやや早めの流れを先行、直線半ばで前をかわし、そのまま押し切るレース。スタートを決め、強気にレースを進める柴田大知騎手らしい騎乗だったし、それに応えられるだけの状態に仕上げたスタッフに感謝したい。

来週はなんと、サマーキララ、ドリームリヴァール、アイズオブラヴァー、ベルミュールの未勝利馬４頭が一斉に出走を予定。勝ち上がる見込みがありそうなのは実績のあるドリームリヴァールと実力未知数のアイズオブラヴァーくらいと思われるが、どの馬も頑張って欲しいものだ。

デビュー戦５着

マインノンノが本日の京都５Ｒ新馬戦・芝１６００ｍに出走。

スタートに問題はなく、押して２番手を追走。スローぺースのまま直線まで持ったままで進み、これはいけるかと思わせたものの、追い出してからは案外で、伸びずバテずのまま５番手でゴールした。

近況でも伝えられてはいたが、やはり調教不足が原因か。騎乗に問題はなかったし、走り方も良かったと思うので、調教をしっかり積める様になれば、勝ち上がりには問題ないだろうと思う。

次走に改めて期待しよう。

マイネノンノが入厩

１２日にマイネノンノが梅田厩舎に入厩していた。

最近のアルバムを見るとまだまだ肉付きは良くないが、馬体のつくりは良さそうなので、結構期待の１頭である。朝日杯を制したロゴタイプと同じ、Haloの３×４を主導にした配合なので、スピード面に良さがあり、順調ならば勝ち上がりに問題はないタイプ。まずは無事のデビューをお願いしたい。


これで、未入厩なのは去勢したセゾンのドリームリヴァールと、シルクのアイズオブラヴァーだけになった。今年は既に３頭勝ちあがっているし、比較的順調だ。まあ、シルクの育成が変わったのが理由なのだろうけど。

ノンコの１０ 血統評価

前期募集期間終了まであと１週間あるが、全く売れる気配もなく出資が決まりそうなので、血統評価を出しておく。

売れてないのは馬が活躍しないせいだろうが、社長交代を機になぜ馬が走らないのか分析し、対策を講じて欲しいものだ。ほとんど期待出来ないとは思うけど。


ノンコの１０

父タイキシャトル
母ノンコ（アグネスタキオン）

血統自己評価　○□○□○△○□　３Ｂ級　マイラー


Haloの３×４、Northern Dancerの５×５と、父母の主導Almahmoudの流れを活かした次世代型の配合馬。Swapsの６×６の系列ぐるみなど、強調されたDavil's Bagの活かし方は非常に良い。スタミナ要素は不足しているが父母のスピードはよく活きていて、父のイメージ通りのマイラーとして活躍が見込める内容である。


父タイキシャトル、BMSアグネスタキオン、母の母方クリミナルタイプと、社台産にしては珍しく手作り感のある配合馬。残念ながら質の面では輸入繁殖牝馬に及ばないが、個人的にはこういう配合のほうが好み。そういう意味では今年のラフィアン出資馬２頭の配合には満足している。