シルクランサム近況

シルクランサム［父Red Ransom：母Pier］
天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整で
す。坂路と本馬場を併用しながら、先週は坂路で15－15の調教を付けられると、
牧場長は「コンスタントに乗り込んでいます。馬体も少しずつ絞れてきて、動
きも素軽くなってきました。態勢も整ってきたので、このまま声が掛るのを待
つことにします」と話しています。


２ヶ月以上もずっと15－15をやっておきながら、態勢も整ってきたもなにもないもんだ。
かなり前から態勢は整っていたが、帰厩の声が掛からなかったとしか思えない。

声が掛かるのを待つのはいいが、いつ頃帰厩出来そうかぐらいアナウンスして欲しいところだ。

シルキーリリー近況

シルキーリリー　　［父ティンバーカントリー：母ビワナタシュカ］
天栄ホースパークでウォーキングとダクで5,000mとキャンター2,000mの調整で
す。坂路と本馬場を併用しながら、先週は坂路で17－17の調教を付けられると、
牧場長は「まずまずの感じで進めています。まだ動きにズブいところがありま
すが、気性的に素直な馬なので、このまま乗り込んでいけば変わってくると思
います」と話しています。


ようやく17－17。ここに来るまで長かった。
ラフィアン・セゾンで６頭中５頭入厩しているので、改めて当歳時から一貫した育成調教を行っているラフィアンと、個々の牧場で育成され１歳から天栄に集めるシルクとの差を感じる。

まあ、シルクの代表もわかっているらしく、今度は育成段階からの管理を強化すると会報で述べていたので、今後に期待しよう。
天栄のレベルは確実に向上して来ているように感じられるので、努力次第でラフィアンに追いつくのは可能だと思う。

マイネトップレディ近況

マイネトップレディ ……父ムタファーウエク／母キープイットアップ　美浦・郷原洋行厩舎……
美浦で調整中。先週、左前にフレグモーネを患うアクシデントがありました。症状としては軽いもので、２７日（土）からは角馬場での乗り運動を開始。けさはダートのＡコースを２周しました。腫れが多少残っているものの、乗り込みに支障を来すほどではありません。徐々にペースアップしていきたい考えで、いまのところは予定通りに来週の福島、牝馬限定・芝１８００ｍを目標にしています。


徐々にペースアップと書いておいて、来週の福島が目標と来た。
意味が全然分からない。
現状では入着の見込みもないので、無理に使ってレース中の故障を狙っているのではないかと疑ってしまう。

血統から考えて、繁殖牝馬になれる可能性は極めて低いと考えられるし、お先真っ暗な状況と言えよう。

天皇賞終了

秋の天皇賞馬はメイショウサムソンだった。
好スタートから内々を回り、直線入り口でやや外に持ち出し、馬場がいいところを最短距離で突き抜けた。
なんだかんだ言っても、武豊の腕は確かだ。

私の馬券はアドマイヤムーンからだったので、当然ハズレ。
エイシンの斜行による不利は確かにあったが、それ以前に直線入り口で大きく外に振られる羽目になったのが痛かった。
道中の位置取りは悪くなかったので、４角で早めに仕掛け、先頭を窺う位置まで上がって置けば不利も避けられたし、結果も違っていただろう。
エイシンの斜行に文句を言う前に、自分の騎乗の未熟さを反省したほうが良い。

と言っても、やはり斜行は斜行。
後味の良くない天皇賞になってしまったのは残念だった。

１２着

シルクデュエリストは１２着。

速い流れは前走で経験済みで、今回もそんなに速いペースではなかったので、ついていけないというのはおかしな話。
スタートは悪くなかったので、最初から控えるつもりだったようだ。
３角までの手応えは悪くないように見えたが、そこから急激に遅れてしまった。
最後までバテてはいないようだったが、最後は騎手も追っていなかった。

どうも最終コーナーで遅れてしまうので、やはり調教を考え直したほうが良さそうだ。

おそらくこれで放牧になってしまうだろうが、このまま使い続けても上昇はなさそうだし、もう一度天栄で鍛えなおすのも悪くないだろう。

マイネルハーデス近況

マイネルハーデス ……父バブルガムフェロー／母ミセスフォーロン　美浦・相沢郁厩舎……
美浦で調整中。坂路とウッドコースを中心に乗り込まれています。２４日（水）には、２歳馬３頭の真ん中に入って併せ馬を消化。直線に入ると失速して、１秒以上遅れてしまいました。トレセンでの初めての併走調教だったので、この追い切りで評価をくだすのは早すぎるものと思われます。次回に注目したいもの。１１月１１日（日）、東京のダート１６００ｍでデビューする予定です。


と言うか、最初の本格的な追い切りで遅れたくらいで評価を下されてはたまったもんじゃない。
入厩が見切り発車だったのだから、現時点の追い切りで遅れるのは問題ない。

問題なのは、デビュー戦が早すぎること。
今回の追い切りからあと２週間で、どれだけのことが出来るのだろうか？

ラフィアンの売れ残りに対する扱いの悪さを思い知らされた感じだ。

マイネルジュレップ近況

マイネルジュレップ ……父タニノギムレット／母フサイチケリー　美浦・堀井雅広厩舎……
美浦で調整中。坂路、ウッド、ダートコースでそれぞれ乗り込まれています。２４日（水）の追い切りでは、厩舎の期待馬の１頭であるディープリンク（アグネスタキオン産駒・牡）という新馬と併せ馬を消化し、１馬身の先着。息の戻りも先週より早くなっていました。「この動きなら勝ち負けが期待できそう」と堀井調教師は手応えを掴んでおり、１１月４日（日）、東京の芝２０００ｍでデビューする予定です。


２週続けて６４秒台と、調教でもかなりの時計を出していて、仕上がりに不安はない。
懸念していた今週デビューも見送ってくれたおかげで、良いデビュー戦を迎えられそうだ。

全兄アドマイヤヒビキは育て方が悪くて未勝利に終わってしまったが、この馬はそんなことにはならなそうだ。

マイネルローゼン近況

マイネルローゼン ……父グラスワンダー／母フラワーケープ　栗東・宮徹厩舎……
栗東で調整中。ダートコースとウッドコースを中心に乗り込まれています。神経を尖らせ、些細なことにも反応してしまう敏感な性格。入厩当初よりも興奮しやすくなっています。実際は暴れずに済んだものの、けさのゲートの駐立練習では、いまにもバタバタしそうなしそうな感じでした。もっと気持ちに余裕を持たせた上で調教を進めた方が良さそうです。来週の京都を見合わせ、再来週以降にデビューを遅らせるかもしれません。


やっぱり気性面の危うさが出た。

だが、来週の京都では明らかに早すぎなので、デビューが遅れることはむしろ歓迎。
少々デビューが遅れてもいいから、厩舎の人間に慣れさせることを優先すべきだろう。
暴れて怪我をされては元も子もない。

シルクデュエリスト出走情報

シルクデュエリスト／東京12Ｒ　１０００万下(混)　（Ｄ２，１００ｍ）
　　　　　　　　　　16頭４枠７番　５７kg　小林淳　　　　　発走１６：１５
前走後は放牧に出す方向でしたが、状態面も良好な事から、中１週で今週の出走
を決めており、調教師は「前回は除外でこの距離を使えなかったけど、今回は入
って良かったです。中１週なので追い切りは馬なりですが、気合いも乗って良い
感じで上がってきましたよ。テンに行けないところがあるので、ゆったり流れる
このぐらいの距離は絶対合ってると思います」と話しています。


コメントからは師の意気込みが充分伝わってくる。
時計の出る東京ダートは初めてなのでどれだけやれるかわからないが、心配よりは期待のほうが大きい。

甲斐路特別組はほとんどが後方待機だったし、前走で速い流れを経験しているので、先手を取るのは容易に出来るだろう。
初の２１００ｍだが、積極的なレースをお願いしたい。

シルクデュエリスト近況

シルクデュエリスト［父マーベラスサンデー：母ロイヤルイントリギュー］
坂路コースでキャンターの調整で、24日に時計を出しています。調教師は「今
回は入ってほしいですが、除外の場合は来週のｔｖｋ賞に向かいます」と話し
ており、今週土曜日の東京、ダート2,100mに出走を予定しています。

シルクデュエリスト／東京12Ｒ　１０００万下　（Ｄ2,100m・16頭）57kg　小林淳


なんとか抽選突破。
ｔｖｋ賞だと１６００ｍのため、また付いていけないかもしれないので、本当に良かった。

メンバーは前回デュエリストが除外になった甲斐路特別からの参戦が大半で、そこで２着のエスケーカントリーと、別路線組で現級勝ちのあるスズノマグマあたりが強敵だろう。
デュエリストの能力はこの相手でも充分足りているはず。
鞍上の能力が心配だが、好勝負を期待したい。