ひっそり一口馬主

競馬(特に一口馬主)の恥をブログでさらす。

4頭申し込み

2013年09月20日 07時39分41秒 | 募集馬検討
シルクのパンフレットが届いたので、早速出資申し込みを行った。血統で候補を絞り込んでいたので、結局パンフレットは馬体確認するだけのものになっている感じ。

今回選んだのは

12 フェートデュヴァンの12
23 ステイウィズユーの12
33 スペリオルパールの12
48 シンプルザベストの12

の4頭。

いずれ劣らぬ良血(五十嵐理論的に)なので、成長を楽しみにしたい。

まあ、出資できるかどうかは知らんけど。

ラフィアン・ウインの2次募集馬が発表された

2013年09月04日 14時53分09秒 | 募集馬検討
ラフィアン26頭、ウイン11頭とかなり多数の馬が2次募集馬として発表された。さすがに1頭1頭コメントするのは面倒なので、よさげな配合馬をピックアップしてみたい。

まずラフィアンから2頭。

エンパイアメーカー×パーフェクトダンス(サンデーサイレンス)

母がNasrullahの血を持たないことが幸いし、Almahmoudを主導にGainsborough系の血を生かすことに成功。スタミナの核には欠けるが、シンプルにまとまった好配合。


ステイゴールド×コスモスカイライン(グラスワンダー)

Hail to Reasonの4×5*5、Northern Dancerの5×5*6を持ちシンプルさには欠けるが、Almahmoudを主導にNasrullahのスピード、Wild Risk・Tourmentのスタミナを生かした内容で、スピード・スタミナのバランスや血の質に優れる。


ウインからは1頭。

マツリダゴッホ×ルナソルウィンク(ラムタラ)

Never Bendの5×5が主導。母は2A級馬ワコーチカコの仔だがNijinskyの2×4など極端にバランスの悪い配合だったが、この配合ではNijinsky~Northern Dancerのクロスを作らず異系交配にしたことでバランスを補正、Nasrullah系を主導にしたことでワコーチカコの良さを生かすことに成功している。


とりあえず3頭あげたが、他にもそれなりの配合馬はいるし、上記3頭とも牝馬なので全部に出資することは無いと思う。個人的にはロマンを求めてルナソルウィンクには行っておこうかな~という気持ち。もっともカタログを見てからの話になるだろうけど。

アベノシルク第3の矢w

2013年08月02日 11時31分51秒 | 募集馬検討
いつ見ても苦笑せざるを得ないこの表現、どうにかならんものか。まあ、本家アベノミクスのほうは方向性として間違っていないと思うし、このアベノシルクとやらもクラブ運営としては間違っていないだろう。

さて、その第3の矢の中身は今年の募集馬リストそのものであり、過去最高をうたっているが、その中身はどうかというと、過去最高と言っていいのは価格だけであり、血統自体は過去のラインナップと変わらないというのが結論になる。

まあ、いつも通りということはⅠ理論における良血もそれなりに混ざっているということで、以下はその紹介。

101 アコースティクス12
 いわずと知れたダービー馬ロジユニヴァースの全弟。と言ってもスピードに良さのある配合であって、本来ダービーの距離に向いた配合ではない。

4 シルクプリマドンナ12
 Almahmoudを主導に母の母を強調した内容。強調点には欠けるが、血の質は高く、底力はある。

12 フェートデュヴァン12
 重賞勝ちのフェイトフルウォーの全妹。実績のあるステイゴールド×BMSメジロマックイーンの中でも、母の母方がもっとも優秀な配合。

23 ステイウィズユー12
 Northern Dancerの4×6*6が系列ぐるみとなり主導を形勢。ヴィミーの5×7が強調され父に不足していたスタミナを補給しており、スピード・スタミナ兼備の内容。

33 スペリオルパール12
 ラストインパクトの半弟。父がハーツクライになり、NasrullahがクロスしてDonatello、Auroraのクロスが消失。兄に比べて底力に劣る内容となったが、Northern Dancerへの集合力は変わらず優れる。

40 シャルマンレーヌ12
 Northern Dancerの4*5×5*5の中間断絶で全体をリード。父メイショウサムスンとBMSダンスインザダークの相性はそれほどではないが、母の母方ミルジョージが良い働きをして父内DjebelのスタミナやGrey Sovereignのスピードを生かしている。

48 シンプルザベスト12
 Northern Dancerの4×3*5で母の母を強調。BMSサンダーガルチのスタミナ源ハイハットを5×6の系列ぐるみで強調するなど、なかなか味のある配合。

52 ワイオラ12
 Northern Dancerの4*5×3*5でBMSSadler's Wellsを強調。特筆するべきところはないが、Sadler's Wellsへの集合力があり、血の質もなかなか高い。


まだ全部を調べたわけではないが、ざっと見た範囲ではこのくらいか。101と4は厩舎と値段でアウト。残る6頭+αの中から選ぶことになりそうだ。

セレクションセール結果

2013年07月27日 20時59分35秒 | 募集馬検討
終わってからだいぶ経つけど、とりあえず結果から。

ビッグレッドファーム

ハービンジャー×サオヒメ 牡 2730万
ゴールドアリュール×アガルタ 牡 1522.5万
チチカステナンゴ×ブライダルフェア 牡 1417.5万
スペシャルウィーク×パシフィーク 牡 1407万
エンパイアメーカー×パピオンライン 牡 924万
キングへイロー×ハナコスマイル 牡 630万
コンデュイット×マイネレーヌ 牡 630万
ステイゴールド×ピアノリサイタル 牝 525万

コスモヴューファーム

キンシャサノキセキ×ラーナック 牝 630万


以上がセレクションセールにおける私の出資に関係しそうな落札馬。シルクはゼロだが、今年のセレクトセールが異常だっただけで、以前からあまりセールで買うことはないクラブである。

正直、これぞといった配合馬はないのだが、チチカステナンゴ×ブライダルフェアは同父産駒としてはなかなか見どころのある内容であった。

セレクトセールが終わった

2013年07月10日 19時43分00秒 | 募集馬検討
国内最高峰の取引市セレクトセールが終了。今年はいつものラフィアンに加え、シルクの購入がやたらと目立った。

1歳馬
ビッグレッドファーム
 スウェプトオーヴァーボード×レリックレーヌ 牡 1200万
 エンパイアメーカー×パーフェクトダンス   牝 1900万
 スニッツェル×プラチナベール        牡  600万
 ステイゴールド×モトメチャン        牝  800万

シルクホースクラブ
 ホワイトマズル×シンプルザベスト      牡 1000万
 スペシャルウィーク×エンゼルカロ      牝  800万


当歳
ビッグレッドファーム
 ディープスカイ×シルクサファイア      牡 1200万
 ハーツクライ×シャドウキャスター      牡 4000万
 ダイワメジャー×ダイワパッション      牡 2500万
 

シルクホースクラブ
 ワイルドラッシュ×ディフィカルト      牡 3300万
 ダイワメジャー×バロネスサッチャー     牝 1500万
 ハービンジャー×ラフィエスタ        牡 2000万
 カジノドライヴ×アウトオブザウィム     牡 1500万
 ハービンジャー×シーズインクルーデッド   牡 2000万
 ダノンシャンティ×フェアディール      牝  800万
 カジノドライヴ×アデンピアノ        牝  600万
 ゴールドアリュール×タイキロザリオ     牝  600万
 キンシャサノキセキ×ソーアラート      牝  600万


以上並べてみたが、こうして見ると本当にシルクが多い。しかもご丁寧なことに全てノーザンファームまたは(有)ノーザンレーシングの馬ということで、買わされた感がハンパない。ただ、それでも中には良い配合馬もいて、特に1歳のシンプルザベストはかなりの内容である。ビッグレッドファームのほうではパーフェクトダンスの配合がなかなか良い。シンプルザベストは募集されたらまず買いで、パーフェクトダンスは厩舎次第といったところか。当歳馬の配合は正直ほとんど並かそれ以下だったが、母ラフィエスタの配合はNorthern Dancerの系列ぐるみを7本持つ新世代の配合として注目してみたい。

シルク募集予定馬を検討中

2013年07月07日 17時02分55秒 | 募集馬検討
今年のシルク募集馬が発表された。全部で53頭だが、そのうち社台関係でないのが6頭だけと、ますます社台依存が進んだように思える。まあ、社台の育成能力は他クラブに比して高いので、それを使ってもらえるという点ではありがたい。あとは社台から供給される募集馬の質が問題だ。

そんなわけで募集予定馬の血統表を眺めていったのだが、どうにも不作な感じ。去年もそう思って結局社台産でない馬だけ3頭に出資したのだが、今年は社台産に限らず血統構成に問題のある馬が多い。とりあえず比較的良さそうな配合馬は、番号で2、7、13、19、33、41、53あたりだが、どれも最良と言える内容ではない。

今年は珍しく出資馬選びに頭を悩ませることになりそうだ。

ラフィアン・ウイン出資馬選定

2013年06月21日 10時02分46秒 | 募集馬検討
ラフィアン・ウインのカタログが届いたということで、気になっていた馬をチェック。事前に募集馬は発表になっていたので出資候補を血統面からピックアップしておいたが、結果候補はラフィアン1頭、ウイン2頭とかなり少なくなっていた。

まずラフィアンの出資候補はマイネジャーダの12。もう今回は最初に血統評価を書いておく。

マイネジャーダの12
 父ブライアンズタイム
 母マイネジャーダ(ジェイドロバリー)

自己評価 ○□□○□□□○ 3B級 中長距離向き

Nashuaの系列ぐるみを主導にRobertoを強調。Nashua主導は明確だが万全ではなく、結合面もやや間接的に思える。しかし強調されたRoberto自体は全開しており、スタミナの質も高く、中長距離での活躍は見込めるだろう。芝ダート兼用。


ウインの出資候補は2頭。ハリウッドローズの12とメジロシャープの12.

ハリウッドローズの12
 父キンシャサノキセキ
 母ハリウッドローズ(ラムタラ)

自己評価 □□□○○□□□ 3B級 中距離向き

Northern Dancerの5×4*6を呼び水にラムタラを強調。Ribot、Wild Risk、Princequilloを伴うMilan Millが前面でクロスして、父のイメージと異なる中距離タイプになっている。スピードはAlmahmoudとNasrullahからだが、強調されたラムタラのスピード源Menowが生かされなかったのはマイナスか。また主導がやや不明確なのも残念。

メジロシャープの12
 父リンカーン
 母メジロシャープ(メジロマックイーン)

自己評価 ○□□○○□□○ 3B級 中長距離向き

Northern Dancerの5×5は中間断絶で主導はAlmahmoudの5*7×7。父母ともHyperion~Gainsboroughの流れを持っており、傾向は合っている。また難しいBMSメジロマックイーンの血も、6代目でAlycidon、Palestine、Bois Rousselをクロスしそのスピード・スタミナを取り込むことに成功。父母のイメージ通りステイヤーとしての活躍が見込めそう。


以上3頭が現在の出資候補。他にも見渡すと3B級はあるかなという配合は見られるので、もう少し考えたい。

ラフィアン・ウインの募集馬が発表された

2013年05月12日 00時25分15秒 | 募集馬検討
シルクの2歳追加募集に続いてラフィアン・ウインの2013年度1次募集馬が発表された。

募集馬の配合で、父とBMSの段階で良さそうなものをひと通り調べてみたところ、合格点をあげられる配合馬はラフィアンがマイネジャーダの12、ウインはハリウッドローズの12とメジロシャープの12の2頭。数は少ないがどれもなかなか優秀な配合なので、積極的に狙っていきたいところだ。

シルクの2歳追加募集

2013年05月09日 12時22分46秒 | 募集馬検討
シルクホースクラブが外国産馬2頭を追加募集するということで、早速血統構成を調べてみた。

Great Deep Bayの11
 父Dunkirk
 母Great Deep Bay(Mr.Greeley)

Mr.Prospecterの4×5の系列ぐるみが主導、次いでSecretariatの5×5の系列ぐるみで、BMS内Gone Westを強調。主導の明確さ、米系の結合に良さがあり、近親交配ながら影響度バランスもよく、なかなかの好配合。

Turtle Creek Babeの11
 父Zensational
 母Turtle Creek Babe(Grand Slam)

Mr.Prospecterの5*5×4*5は中間断絶で、Nearcticの6×6*6が主導と思われる。父の母方Phone Trickの影響が強くスピード優位の形態だが、欧米の血の結合に難があり、瞬発力には欠けそう。適正は短距離か。


両者とも父の父がUnbridled's Songで、BMS内にGone Westを持つなど共通点は多いが、配合内容は全く異なっているのが面白いところ。五十嵐理論的にはGreat Deep Bayのほうが上位と見られる。カタログを見た上で出資を検討したい。