崖っぷちの犬

　ついこの間、崖っぷちの野良犬が救出されたけど、アメリカなんかでもたった一匹の動物が瀕死の状態になった時に大掛かりで救出するなんてのをたまにやって世間の注目を浴びる。条件が整うと突然１匹の犬の命は地球より重い、みたいになる。その反対にたとえ人間でも・・・

　まぁ何というかあの場面では放って置くわけにもいかないから救出は仕方ない。また助けられた犬を引き取りたいという人が何人も居るようで抽選になるらしい。しかしあの辺りには他にも野良犬が沢山いる。抽選で外れた人にこんな身寄りの無い可哀想な野良犬も居るんですが育てて貰えますかと聞けば 「 要らない 」 ってなるんだろうな。

　他にも野良犬は沢山居るのにこのマヌケな犬だけに幸運が訪れたわけだ。人生、じゃなかった犬生でも運の良し悪しで左右される。ま、今生活している人間だって何億という精子の中のたった１つだけが育った訳だから世の中の大半が運次第って言ったら見も蓋も無いか。また自分が病気になったり病気の人を見たりすると正常に身体が動いてることが不思議と感じたりする。

　まぁそれにしても大掛かりな救出作戦だった。その辺のロッククライマーにネットを渡して頼めば２～３人も居れば簡単に助け出せそうな気がした。

ペット・シッターの日々

　フルムーン旅行中、タロの面倒をみてくれた人がいた。その人が勤労感謝の日の連休にでかけることになったので今度はこちらが面倒みることになった。その犬は１才くらいの雄犬で、柴犬か何かの雑種なんだけど兎に角小心者。

　さすがに若い犬だけあって元気。手抜き散歩ばかりじゃ可哀想。なので２年ぶりくらいにジョギングすることにした。最近のタロはやる気がないのかわざとゆっくり走るようなので久々。距離は以前と同じ７ｋｍだったけど太股にやや筋肉痛が残った。自転車ほど筋力は要らないものの足を着く時の衝撃というか緊張によるものなのかな。

　最後の散歩をしてる時、気球が近くを飛んでいた。犬は気球のバーナーの音が気になるのか大きな物体が気になるのか落ち着かなかった。ゆったり飛んでる気球は熱気球。近くで飛ばれるとバーナーの音がけっこう耳障り。バイク同様好きな人はその音も気にならないんだろうけど気球に乗ってる人はそういう騒音を意識してるんだろうか。それとまさか犬が怯えているなんてのは夢にも思わないような気がする。

宴会の翌朝

　山仲間の宴会があったので久々に参加した。翌日二日酔いで棒に振るのは嫌なので今回こそはとペースを守って飲むことにした。最初は代行で帰るつもりだったけど夜中の２時くらいになったので今更家に戻っても仕方がないと思って炬燵で一夜を明かした。

　翌朝６時頃、一緒に明かした人が先に起きて帰った。それから３０分して帰ろうとしたがこれは酒気帯びなのかどうなのかというのがふと頭を過ぎった。酒量も少なかったし日が変ってからは飲んでない。二日酔いにもなってないし何の異常も無い、って酔払いは皆そう言うんだけど測定機はどう判断するのかチト気になった。