明日香村に行ってみたいとヨメが言い出したのは何時だったか忘れたけど、火の路っていう松本清張の小説を読んだらそこに連れてくという約束をヨメとした。苦節3年くらいかな、ようやく読み終わったのが先月の中頃。なので今回の旅行での一番の目的がこの猿石など明日香村の石像物を見ることだった。
この猿石は小説の中では日本人が作ったのではないとか顔も日本人ではないなどと書いてあった。ところが去年の今頃ビリケンさんというのを見た時にこの猿石と似てると思った。そのビリケンさんの顔は俺が持っている大阪人の顔。なのでこの猿石は関西の人、つまり普通に日本人が作ったものだろうと思った。ところがビリケンさんはアメリカ人が作ったっていうからこの説はあっさりとボツになった。
ま、こうやって写真を見比べるとそんなに似てる感じでもないか。それよりも仕草からみて猿石は小便小僧みたいだと思った。だからといってベルギーまで行って見比べるってことはなさそうだな。